ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】天使と悪魔…科学の4大元素を扱った映画と80年代4大伊藤な蛇足

2020-08-10 09:10:33 | 映画
明日から会社に行きたくない連休最終日の本日2020年8月10日(月曜日・山の日)ですが、今日は天気が良いので出かけようかとか考えているのだけど、近くで行くところってあんまりないんですよね💦



以下は映画鑑賞記録です
昨日更新の「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」に引き続き、ユアン・マクレガーの出演作です。



「天使と悪魔」👼🗝
監督 :ロン・ハワード
出演 :トム・ハンクス、アイェレット・ゾラー、ユアン・マクレガー
制作年:2009年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Angels & Demons

2020年7月8日(水曜日)の19:30から、BSテレ東で放送されたものを録画(エンドロールもなかったのでテレビサイズにカットしたバージョンと思われる)。
2020年8月9日(日曜日)(何回かに分けて)鑑賞しました。



概要
ダン・ブラウンの小説「天使と悪魔」の映画化。2006年の映画「ダ・ヴィンチ・コード」の続編。
ローマ教皇が崩御し、ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂では枢機卿や信者が集まりコンクラーヴェが開催される。
その頃、スイスの欧州原子核研究機構、通称セルンでは、ヴィットリア・ヴェトラ博士(アイェレット・ゾラー)を含む大規模なチームにより“反物質”というエネルギー体を生み出す実験が行われ成功するが、反物質は厳しいセキュリティを掻い潜り盗まれてしまう。
ハーヴァード大学で宗教象徴学を専門にするロバート・ラングドン教授の元をヴァチカン警察捜査官が訪れ内密な捜査が依頼される。依頼内容は次期教皇の有力候補者である枢機卿4人が誘拐拉致され、届いたアンビグラムが描かれた脅迫状の解読をすることだった。ロバートはアンビグラムを解読し、かつて科学を信奉してカトリック教会に弾圧された秘密結社“イルミナティ”による犯行だと推理、捜査協力のためヴァチカンに向かう。



感想
前作「ダ・ヴィンチ・コード」は、劇場公開当時の2006年ごろ…

1.原作小説を購入して読んで(映画を観ることを挟んで読了)
2.原作を途中まで読んだタイミングで映画館で鑑賞
3.その後DVD(ダ・ヴィンチ・コード コンプリート・ボックス)を購入、鑑賞
4.勢いで「天使と悪魔」の小説を購入(未だ途中で止まってる💦)
と、結構入れ込んでいたのですが、

「天使と悪魔」の映画が公開される2009年には、そんな熱も冷め😅
公開から10年以上経過し、この次の映画「インフェルノ」を先に見ちゃっても、もやもやさせられることもなく、今の今まで気にもかけていませんでした😅

で、BS(BSテレ東)の番組表で、目に入ったので、ならば観てみようか…と録画し鑑賞。

フラットな気持ち(期待値高めとかなく、原作小説の先入観もなく)で観ると、良くできていて、しっかり纏まっていて面白い映画ですねコレ
カットされているであろうし、CMで腰を折られるテレビサイズで観ても面白かったです


【古い映画なので問題ないとは思いますが、以下はネタバレ含みますのでご注意】


原作小説では「ダ・ヴィンチ・コード」よりも前の話のコレ。
映画では時間軸が逆になっています。
小説「ダ・ヴィンチ・コード」内のロバート・ラングドン教授は、小説「天使と悪魔」にてヴァチカンを救った人として描かれていましたが、
映画「天使と悪魔」では、逆に映画「ダ・ヴィンチ・コード」でキリスト教に仇を成した人物みたいに言われています。
(この辺りは、映画「ダ・ヴィンチ・コード」を観返さないと、どうキリスト教にあだ名したのかの細部が記憶の中にはございませんが💦)


小説「天使と悪魔」の1巻はほとんど読んでいたので、
“大型ハドロン衝突型加速器”みたいなやつで“反物質”を作るSF設定は、すんなり理解。
“ハドロン衝突型加速器”みたいなものを「アイアンマン2」では、トニー・スタークが自宅の中に手作りしていましたね😅)
“イルミナティ” “アンビグラム”という科学側()の単語や、
“コンクラーヴェ”“カメルレンゴ”といった、カトリック教会側の単語も、あの“酸素濃度が低い部屋の理屈”も、すんなり理解のまま鑑賞スタート。

犯人の足跡(かつイルミナティの入団試験を辿る、土→空気→火→水→ …と、辿っていく謎解きは、最初こそ理解しようと一生懸命聞きましたし、やや追いつけない感もあったのですが…
途中からは、所詮は彫像が示している方向に行くだけなので😅、特に問題なく理解。

割と単純なトリックを、順序よく、無理のないミスリードをしつつ…お年寄りの脳に優しい塩梅で組み立てている良作ですね😅

で、実行犯がセリフで“イルミナティ”じゃなくて“宗教関係者”であることを示唆。
こうなってくると、黒幕は“コンクラーヴェ”をそのまま進めたがっている側じゃないことは明白💦
で、その後、ステラン・スカルスガルドが黒幕側だった…みたいになるけど、もちろん観客には違和感が残って…
主導権争いなんだろうけど、ユアン・マクレガーと対立している枢機卿が黒幕というのはリスクや行動から成り立たず…

と、観客自ら犯人を言い当てられる具合に進行。

信頼できそうな人物が黒幕…というのは「ダ・ヴィンチ・コード」同様でした。

でも、その怪しい人は、その後英雄的行動🚁に移行…ここで再び脳が騙されそうになるけど、自動操縦とパラシュートで解決。
やはり安心設計。

私は満足しました。
途中まで読んでいる「天使と悪魔」もちゃんと読んでみようかと思っていますし、
同監督の「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」も肯定的な目線で再鑑賞してやろうかと考えております😅


点数は5点(5点満点中)です。


原作では、映画では描かれなかった重大なネタ(秘密)がある…って情報もあり。
私はネタバレを読んでしまい💦この秘密はこの物語の根幹な気がするのだけど、映画は世界的な興行を考えカトリック教会に配慮しカットしたのかと思います。
気になる方は原作を(今更読む、私と同じタイミングで読みましょう😅)



蛇足
私らの世代では…

「YesかNoか 好きか嫌いか ◯か×かで悩んでいるの」
という、伊藤さやかの歌が脳内に流れて、映画の邪魔をするタイムが発生しますのでご注意😅

知らない方に簡単な説明をしておきますが、

伊藤さやか
伊藤つかさ
伊藤かずえ
いとうまい子


をして、80年代アイドルの“4大伊藤”と言います。
全員、本名かどうかは調べておりませんが、その多くが藤原氏の末裔かと思います。

個人的な好みは、
伊藤かずえ→いとうまい子→伊藤さやか→伊藤つかさ
の順ですね。

奇しくも(伊藤かずえ「不良少女とよばれて」では、あだ名が“モナリザ”なので、こちらもダン・ブラウンがらみですね😅



(当ブログ内の関連記事)
2006年06月28日 ダ・ヴィンチ・コード…劇場鑑賞
2007年01月21日 「ダ・ヴィンチ・コード(EXTENDED Ver.)」…ようやく鑑賞



では、このあたりで



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