【映画】アーカイブ…アーカイブの主目的だという人生の整理は出来ていそうも無い

本日は2022年3月17日（木曜日）です。
東北方面の地震ってこれ以上被害が無いといいのですが


以下は映画鑑賞記録です



「アーカイブ」🤖
監督　：ギャヴィン・ロザリー
出演　：テオ・ジェームズ、ステイシー・マーティン、ローナ・ミトラ
制作年：2020年
制作国：イギリス🇬🇧
原題　：Archive

2022年3月10日（木曜日）の夜までに数回に分け「Prime Video」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
近未来2038年の冬、日本の山梨の山奥にあるARM社のラボで、ロボット工学学者のジョージ・アルモア（テオ・ジェームズ）は、一人で人型アンドロイドの研究を行なっており、J1、更に進んだJ2（声：ステイシー・マーティン）を完成させていた。数年前に妻ジュールス・アルモア（ステイシー・マーティン）を亡くしたジョージは、アーカイヴ・システム社と契約し限定期間妻の意識をサーバー上に置き、時よりコンタクトを取っていたが、ここ最近は通信が途切れがちで満足に会話ができない状態となっていた。また、ジョージはJ2よりも進み、人間に近いJ3（ステイシー・マーティン）の開発を進めていた。



感想
（以下ネタバレです）
古典的風味のSF映画。
人間に近い感情を持つAIロボットの開発を進める主人公という体裁は、雰囲気は「エクス・マキナ」とかにも近く、
嫉妬の感情を表に出すJ2がらみのあたりや
自分に主人公の妻が上書きされると知ったJ3の感情あたりから、
ちょい怖いオチに向かうようでもあり。

途中、J2よりも急激に進化させたJ3を完成させるあたりはエセ攻殻機動隊風味。
パクリレベルのスキン装着シーン…攻殻が好きなのでしょう。
…妙にコンピューター上の（ちょっと変な）日本語表記が多いのもジャパニメーション影響かも知れないですね。

で、そのうち、主人公が社会規約やらアーカイヴ・システム社との契約を破り、死んだ妻の意識をアンドロイドにダウンロードさせて生きかえらそうとしている…
…という風にミスリードされる仕組み。

あんまり伏線や匂わせは無いのだけど…
「あ多分この話はこういうオチだな」
と、中盤で気がつき、やっぱりそうで、アーカイブの中と外が逆だったというオチ。
…私は、SF作品を多く観たゆえに素直に楽しめなくなっているのかも知れんです😅

しっかりした脚本だけど月並み。

しっかりした脚本だけど退屈。
（途中何度か寝落ち）

といった塩梅の映画。

クソでは無いけど面白くも無いかな。

あと、ロボットのデザインがイマイチかも。
40年前の同人誌作家のデザインみたいで洗練さに欠けるものだったかな。


出演者の話では、私が思ったことはほぼないのだけど…
有名な俳優はトビー・ジョーンズしか出て来ません。


点数は３点弱（５点満点中）です。


…ところでこの主人公、アーカイブの主目的である「人生の整理」は出来ていそうも無いですね💦



では、このあたりで



★当ブログ内映画ＤＶＤレビューの検索はこちらで★