本日は2022年3月16日(水曜日)です。
以下は映画鑑賞記録です
「月影の下で」🌕
監督 :ジム・ミックル
出演 :ボイド・ホルブルック、レオパトラ・コールマン、ボキーム・ウッドバイン
制作年:2019年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :In the Shadow of the Moon
2022年3月6日(日曜日)の午後と深夜の2回に分け「Netflix」日本語吹替版で鑑賞しました。
概要
1988年ペンシルベニア州フィラデルフィアで、立て続けに複数の人間が脳まで溶け落ちてしまう謎の大量出血で亡くなる事件が発生する。臨月を控えた妻のいる警察官トーマス・ロックハート(ボイド・ホルブルック)は、失血の症状で死んだバス運転手が起こした事故現場に到着、遺体の首筋に不審な刺し傷を発見、同じ日に同じ症状で亡くなったピアニストとレストランの従業員の遺体からも同じ刺し傷を発見、その後首に何かを刺されたと言う女性の通報を受け現場に向かうと、被害女性は青いパーカーを着た20代ぐらいの黒人女性に暴行をされたと話し、その後他の被害者同様血を流し死亡する。その後容疑者と同じ格好をした女性を発見したトーマスは、相棒のマドックス(ボキーム・ウッドバイン)と共に女を追跡し地下鉄に追い詰めるが、青いパーカーの女(クレオパトラ・コールマン)はマドックスを撃退、トーマスは女が落としたと思しき刺し傷の原因と思われる武器を拾う。その後、女をホームに追い詰めたトーマスだったが拘束され、女はトーマスに向かい驚くべきことに、犯人はトーマスの人生の歩みについて語り始め、「女の子出産おめでとう。私たちはまた再会する。」とトーマスに告げる。トーマスは隙を見て拾った武器を女に刺し、驚いた女は線路に落ち、電車に轢かれて死んでしまう。その後妻の出産が始まったと聞いたトーマスは病院に向かうが、女の子を産んだ直後妻は亡くなってしまう。
1997年、9年前に起こった事件が黒人差別からのものだと主張するデモの最中、9年前同様の大量出血による死亡事件が発生、監視カメラには9年前に死んだはずの青いパーカーの女が写っていた。
感想
あんまり期待していなかったけど、割と引き込まれるお話だった
9年周期で起こる事件
未来から来ていると考えられる犯人
その正体に近づいていく主人公…
という展開。
知らない俳優ばかり出てくる低予算風な映画にしてはなかなか良い映画なのではないかと思います
タイムパラドックスを描いた映画で、
最後の方はちょっとだけ「んどういうこと」と少し考えさせられましたが、
一人、この事件に全てを捧げてきた主人公は、この後孫と平和な未来を過ごし
孫を過去に送り込む事になる主人公と同一人物は、もしかするとそこまでは主人公のような目にはあっていないのかもしれないけど、崩壊した不幸な未来にいる。
っていう解釈で良いんかな
奥様の夢とか、
奥様が亡くなったことを謝る黒人女性は
何か伏線かと思って観ていたのだけど、よく分からなかった部分です。
この辺りをもっと丁寧に描けばもっと評価上がったかもしれません。
あと、州の星が少ない星条旗🇺🇸もよく分からず
アメリカ人が観たら、なにか象徴的な描写なのかもしれません。
未来から主人公と逆の時間を辿って何度も邂逅する。
時間が逆なので噛み合わない、知識の重ね方が逆方向だと言う話では、ダン・シモンズの小説「ハイペリオン」で同じような設定のエピソードがあり、それを思い出しました。
点数は4点(5点満点中)
総じてまぁまぁです
では、このあたりで
★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★
以下は映画鑑賞記録です
「月影の下で」🌕
監督 :ジム・ミックル
出演 :ボイド・ホルブルック、レオパトラ・コールマン、ボキーム・ウッドバイン
制作年:2019年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :In the Shadow of the Moon
2022年3月6日(日曜日)の午後と深夜の2回に分け「Netflix」日本語吹替版で鑑賞しました。
概要
1988年ペンシルベニア州フィラデルフィアで、立て続けに複数の人間が脳まで溶け落ちてしまう謎の大量出血で亡くなる事件が発生する。臨月を控えた妻のいる警察官トーマス・ロックハート(ボイド・ホルブルック)は、失血の症状で死んだバス運転手が起こした事故現場に到着、遺体の首筋に不審な刺し傷を発見、同じ日に同じ症状で亡くなったピアニストとレストランの従業員の遺体からも同じ刺し傷を発見、その後首に何かを刺されたと言う女性の通報を受け現場に向かうと、被害女性は青いパーカーを着た20代ぐらいの黒人女性に暴行をされたと話し、その後他の被害者同様血を流し死亡する。その後容疑者と同じ格好をした女性を発見したトーマスは、相棒のマドックス(ボキーム・ウッドバイン)と共に女を追跡し地下鉄に追い詰めるが、青いパーカーの女(クレオパトラ・コールマン)はマドックスを撃退、トーマスは女が落としたと思しき刺し傷の原因と思われる武器を拾う。その後、女をホームに追い詰めたトーマスだったが拘束され、女はトーマスに向かい驚くべきことに、犯人はトーマスの人生の歩みについて語り始め、「女の子出産おめでとう。私たちはまた再会する。」とトーマスに告げる。トーマスは隙を見て拾った武器を女に刺し、驚いた女は線路に落ち、電車に轢かれて死んでしまう。その後妻の出産が始まったと聞いたトーマスは病院に向かうが、女の子を産んだ直後妻は亡くなってしまう。
1997年、9年前に起こった事件が黒人差別からのものだと主張するデモの最中、9年前同様の大量出血による死亡事件が発生、監視カメラには9年前に死んだはずの青いパーカーの女が写っていた。
感想
あんまり期待していなかったけど、割と引き込まれるお話だった
9年周期で起こる事件
未来から来ていると考えられる犯人
その正体に近づいていく主人公…
という展開。
知らない俳優ばかり出てくる低予算風な映画にしてはなかなか良い映画なのではないかと思います
タイムパラドックスを描いた映画で、
最後の方はちょっとだけ「んどういうこと」と少し考えさせられましたが、
一人、この事件に全てを捧げてきた主人公は、この後孫と平和な未来を過ごし
孫を過去に送り込む事になる主人公と同一人物は、もしかするとそこまでは主人公のような目にはあっていないのかもしれないけど、崩壊した不幸な未来にいる。
っていう解釈で良いんかな
奥様の夢とか、
奥様が亡くなったことを謝る黒人女性は
何か伏線かと思って観ていたのだけど、よく分からなかった部分です。
この辺りをもっと丁寧に描けばもっと評価上がったかもしれません。
あと、州の星が少ない星条旗🇺🇸もよく分からず
アメリカ人が観たら、なにか象徴的な描写なのかもしれません。
未来から主人公と逆の時間を辿って何度も邂逅する。
時間が逆なので噛み合わない、知識の重ね方が逆方向だと言う話では、ダン・シモンズの小説「ハイペリオン」で同じような設定のエピソードがあり、それを思い出しました。
点数は4点(5点満点中)
総じてまぁまぁです
では、このあたりで
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます