めんつゆと並んでよく使う調味料に「玉ねぎ麹」がある。
味噌汁やスープなどの汁物は勿論、炒め物やら煮込み料理やらにも塩の代わりにぽいぽい入れている。
作り方は滅茶苦茶簡単で手間もいらない。
①好きな麹100gと塩30gくらいをボウルに入れて手でまんべんなく混ぜる。乾燥米麹が使いやすいし手に入れやすい。塩砂糖のコーナーにある。
②玉ねぎ300gくらいをフードプロセッサーやミキサー等ですりおろす。おろし金で作る勇者もいるという。
③①と②をスプーン等でよく混ぜ、消毒をした保存容器に入れる。
④③の口にキッチンペーパーをかぶせ、ふたを軽く乗せる。乗せるだけ、閉めない。
⑤大体1日1回くらいの頻度で④をかき混ぜる。
気温によって出来上がりまでの日数が変わるが、7~14日くらいで完成。
仕込んだ直後は玉ねぎのつーんとした匂いがするが、発酵していくにつれて柔らかく、美味しそうな匂いとなる。また最初は真っ白だった玉ねぎが、せっせと育てていくと飴色に変化していく。
そうなると出来上がりだ。
玉ねぎ麹はコンソメっぽいと言われているが、自分は全然別のものだと思っている。
コンソメは深く澄んだ肉の旨味があり、これで味付けるとなんとなく洋風に仕上がる。
対して玉ねぎ麹は、発酵した玉ねぎの甘味とまろやかな塩味、野菜のコクがあって、入れるとなんとなく和風っぽく仕上がる。
同じ野菜スープを作っても、コンソメ味と玉ねぎ麹味とで変化をつけて楽しめるのだ!
勿論だし昆布も入れますヨ。
色んな料理で使ったが、合わないなあと思うものは特になかった。本当に塩の代わりに使う感覚でOK。玉ねぎの個体差や計量の大雑把さから塩辛さも違ってくるので、使う時に味見はしっかり行うと失敗しない。また、麹の粒が少し焦げやすいのでそこも注意。
鉄板メニューはやっぱりポトフみたいなスープかのう。
寒くなるとこういうものがたまらんのだよ。旨い!
※「とんでもスキルで異世界放浪メシ」赤岸K
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