コニャックの旧市街 Vieille ville de Cognac
フランス中部: 1)ポワトゥ・シャラント地方(La Region de Poitou-Charentes)
a. コニャック(1) Cognac(1)(シャラント県 Dep. de Charentes )
レミ-・マルタン(Remy Martin)、カミュ(Camus)、ヘネッシー(Henessy)などのコニャックについては、どなたもご存じのことと思います。このコニャックと言う高級ブランデーは、フランスのコニャック地方で製造されるお酒に対してのみ許される呼称です。
しかし、そのコニャックと言う町は一体どこにあるのでしょうか? 2008年にフランスを旅する機会に、私はこのコニャックの町を訪れることにしました。そこで調べてみると、パリの南西約480km、ボルドーの手前にあることが分りました。鉄道を利用すると、パリからボルドー方面行きのTGVに乗ってアングレームと言う駅でローカル線に乗り換えて、大西洋岸に向かう路線の途中にあリます。詳しくは、下記の地図をご参照ください。
本稿では、市内観光で見かけた光景をご紹介します。
コニャックの駅舎はこじんまりとしており、付近の人通りも少なくひっそりとしていました。
コニャック駅
私が予約していたホテルは中心街の一角にあり、とても便利でした。
私が泊まったホテル
ホテルから歩いて5分くらいの所に、フランソア1世広場(Place Francois 1er)がありました。フランソワ1世 は16世紀にフランスを治めた国王ですが、この国王の生誕地がコニャックとのことなので、この広場には、馬の背に跨ったフランソワ1世像が立っていました。
フランソワ1世の騎馬像
コニャック市街の中心部には、シャラント川(La Charante)が流れています。
シャラント川を渡る観光船
川の南側に沿って旧市街(記事冒頭の写真参照)や繁華街が広がっています。
市内のあちこちに、コニャックの高級ブランドを掲げている建物が見られました。
Larsen Hennessy Remy Martin Otard
(注)画像をクリックすると、拡大写真となります。
今回の記事では市内観光を取り上げましたが、次回の記事では、コニャック工場の見学をご報告します。
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