トルコ・シリア大地震に関する考察 Thinking on Turkey-Syria earthquake
私は、これまでに10回以上もトルコに出張した経験があります。主として、アンカラとかイスタンブールですが、休日には南部に近いコンヤとかカッパドキアにも足を延ばしました。その様な景観から、トルコには親近感を覚えています。
今回のトルコ・シリア大地震が発生したのはシリアと国境を接するトルコ南部です。でも、コンヤとかカッパドキアには被害が及ばなかったようです。
この大地震では、5万人を超える死者が発生しました。国連WFPの最新情報によると、2/23時点で、トルコとシリアの地震被災者は230万人に達すると報じられていました。
私は、寒い過酷な状況でテント暮らしで命をつないでいる被災者に義援金としてトルコ大使館に寄付することを考えました。しかし、大使館に寄付すると、トルコの被災者のみに限定されると考え、シリア人の救済にもつながることを願い、最終的に「国境なき医師団Medecins Sans Frontieres」に寄付することにしました。
医療施設の乏しい偏狭な地で災害や戦争が発生した時に、いつも「国境なき医師団」が真っ先に駆けつけて救急活動をしていることに敬意の念を抱いていました。
冒頭の写真は、「国境なき医師団」が使っている救急キットです。
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