ガヤ空港に祀られている黄金色の仏像
インド仏跡巡礼第1日目ブッダガヤへ
Tour of Buddhist Pilgrimage Sites in India 1st day
今回訪れた仏跡は、インド東部のガンジス川中流域です。
今回の仏跡ツアーでは、2017年11月2日にデリーDelhiを出発し、ブッダガヤBodhgaya、ラジギールRajgir、ナーランダ Nalanda、サルナート Sarnathなどの仏跡を巡礼した後、9日にデリーに戻りました。
出国したのは11月1日で、成田からJALでデリーに到着し、空港の近くに投宿しました。
宿泊したPort View Hotel
インドでの第1日目、11月2日は、デリーからブッダガヤへ移動する空路の旅でした。
朝9時頃にホテルをチェックアウトし、10時半頃にIGI空港( Indira Gandhi International Airport)のターミナル3に到着しました。この日のフライトは国内線ですが、日本から到着した昨日の国際線と同じターミナルでした。
IGI空港ターミナル3の入口
IGI空港ターミナル3の内部
搭乗したフライトはエアー・インディアで、出発時刻は12時10分でした。しかし、搭乗した機体は整備不良だったことが判明したので、別の機体で運行することとなり、ガヤ空港に到着したのは当初予定の13時40分着に対し2時間半遅れとなりました。
ガヤ空港に到着すると、空港内には厳かな読経の音声が流れており、ロビーに入ると仏陀の坐像が金色の輝きを放ち、仏教の聖地にふさわしい雰囲気が溢れていました。(記事冒頭の写真参照)
空港からブッダガヤ市内に行くためにオートリックショーを利用することとし、運転手とネゴの結果、乗車賃は200ルピーで折り合いました。オートリックショーの写真を撮ろうとすると、運転手がその傍らに不動の姿勢で立ち、一緒に被写体の中に納まりました。
ガヤ空港で乗車を決めたオートリックショー
ブッダガヤ市内までは、30分ほどかかりました。当日の宿泊先はインド山日本寺に近い仏心寺の宿坊でしたが、大して苦労せずに辿りつくことができました。
仏心寺の入口
ところで、仏心寺の予約ですが、次のウエブサイトを利用しました。
http://www.busshinji.in/index.php?FrontPage
宿泊の申し込みをすると、当時日本に帰国中の住職さんより丁寧なご返事を頂き、シングルの部屋を予約することができました。ブッダガヤの現地事情についても、住職さんにいろいろと教えて頂き、とても助かりました。
仏心寺の門を潜ると、すぐ右側に仏像を祀ったお堂がありました。
仏心寺のお堂
又、このお堂の向かい側にはバナナの木があり、紫色の花がぶら下がっているに気が付きました。バナナの花を見たのは初体験だったので、しばらく見つめていました。
受付で宿泊の手続きを終えると係員に部屋に案内してもらいましたが、思ったよりもスペースが広く、整理・整頓、清掃が行き届いており、好印象を受けました。
仏心寺に到着したときはまだ日暮れ前だったので、近くにある大仏様(Great Buddha)を見学することにしました。5分ほどで、門前町らしきお土産店が並ぶ街路が現れました。すぐに入口が見つかりましたので、大仏様が見える方向に向かって参道を歩いて行きました。
参道入口から見た大仏様
参道を進んで、間近で見た大仏様は巨大な大きさで、穏やかな雰囲気で両手を膝の上に載せた瞑想のポーズでした。
間近で見た大仏様
ところで、日本一大きな奈良の大仏様は台座の上の高さが約15mですが、この大仏様はその大きさを上回り、台座の上の高さが約20mもあります。但し、歴史は浅く開眼されたのは1982年で、日本の仏教団体によって建立されたそうです。この大仏様を見て、ブッダガヤにおける日本とのつながりを感じました。
尚、大仏様の周りには、アーナンダなど釈尊の十大弟子の像が立っていました。
十大弟子の像の一部
大仏様を拝観した後で仏心寺に戻ると、このお寺に関係していると言うインド人のビジネスマンに出会いました。私は、“明日午後ブッダガヤからラジジギールに移動し、そこで2泊してからガヤ空港まで送ってくれるタクシーを探しているので、適当な旅行代理店を紹介してほしい”とお願いしました。すると、彼は“知人のドライバーを紹介してあげるよ”と言い、近所で同氏が経営している“ラフルブッダゲストハウス“(Rahul Buddha Guest House)と言うホテルの事務所で詳細を打ち合わせることになりました。
ラフルブッダゲストハウス
ゲストハウスのオーナーは電話で知人と相談の上、格安の料金(5,500ルピー)を提示してくれました。そして、そのドライバーをゲストハウスに呼んで顔合わせをすることになりました。車とドライバーを確認し、またそのドラーバーは英語もできるので意思疎通も問題なしと判断して、最終的にそのドライバーに3日間の仏跡巡りのツアーをお願いすることに決めました。
その後、衛生的に心配のない高級レストランを探した所、店内が西欧風のお洒落なデザインに好印象を受けたので、”Nirvana The Veg Café”と言うお店に入りました。主菜はマサラ・ドーサを注文したのですが、ビールはないので、飲み物はミネラルウオーターとマサラ紅茶にしました。
店内の様子
マサラ・ドーサ
ドーサは、過去に南インドで食べたときは巻物の形状でしたが、ここでは平らで大きなせんべい状の形状でした。カレー(マッサラ)は辛過ぎず滋味が豊かでした。添え物のヨーグルトとカレーをドーサに載せて食べましたが、マイルドな風味を楽しみました。
この様にして、ブッダガヤでの第1日目は終わりました。
It is a really interesting article. Thanks for details description. As all around the world known that Buddha was born in Nepal, so here is a link to a trip to Nepal for Buddhist Pilgrimage http://www.nepalkailashtrekking.com/buddhist-pilgrimage-tour-in-nepal.html