プロ広場にあるル・ピュイの道の出発点を示す標識
モニュメント、標識等 (1)
第1日目ー3日目の行程:オート・ロワール(Haute Loire)県
ル・ピュイの巡礼道、即ちヴィア・ポディエンシス(Via Podiensis)の出発地は、ル・ピュイ・アン・ヴレイです。ここから、3日間は、オート・ロワール県内の巡礼となります。
巡礼路を歩ていると、時には巡礼路を外れて迷子になってしまうことがあります。巡礼路を示す標識は1-2kmごとにありますが、ホタテ貝のモニュメントや道路標識などを見ると、ホッとした安心感を感じます。
第1日目:ル・ピュイ・アン・ヴレイ Le Puy-en-Velay からサン・プリヴァ・ダリエ St-privat-d'Allierへ
出発の前に、巡礼者は大聖堂に参集し、牧師さんから旅の安全を祈って頂きます。この教会の内部には、巡礼の古い歴史を記念するヴィア・ポディエンシスを示すプレートが掲げられていました。
大聖堂の内部に掲げられたプレート
ル・ピュイ大聖堂から出発し、プロ広場(Place du Plot)を(記事冒頭の標識を示す写真参照)通過すると、”サン・ジャックの道”(Chmin de st Jacques)と書かれた道しるべの道に入ります。
”サン・ジャックの道”と書かれた道しるべ
ル・ピュイの街を出発してから20-30分後の地点に、黄金色をした巡礼者の彫像が立っていました。この像は、国際ロータリークラブの100周年wp記念して建立されたと台座の下の説明書きに記さていました。
ル・ピュイの街外れに立っていた巡礼者の像
その後どんどんと山道を登り、サン・クリストフ・シュル・ドラリゾン St-Christophe-sur-Dolarizon(標高:911m)の教会に差しかかった11時頃、この日の目的地であるサン・プリヴァ・ダリエに向かう道順を示す案内板がありました。
サン・クリストフの教会近くにあった案内図
第2日目:サン・プリヴァ・ダリエ St-Privat-d'Allier からソーギュSauguesへ
サン・プリヴァ・ダリエ(886m)を出発してロシュギュ-ド( Rochegude)(標高967m)に向かう途中に、石造の3基の十字架が並んでいました。
ロシュギュードへ向かう途中
ロシュギュ-ドを過ぎ、アリエ川の畔にあるモニストロル・ダリエ(Monistrol d'Allier)(標高:606m)に向けて下ってから、再び山道を登って行くと行くと、礼拝堂の手前に十字架のモニュメントがありました。
モニストロル・ダリエから少し歩いた礼拝堂の手前
この日の目的地、ソーギュ(標高:963m)に近づくと、ホタテ貝のモニュメントを飾ったジットを見かけました。
ソーギュの手前2-3kmの地点
3日目:ソーギュ Saugues からル・ソヴァージュ Le Sauvagesへ
ソーギュは、木工品で有名な町です。町のあちこちの木彫りの彫像が立っています。巡礼道を歩き出して街外れにかかると、木彫りの巡礼者像が行く先を示していました。
ソーギュの街外れに立っていた巡礼者の像
ラ・クローズ(La Clause)(1107m)に向かって歩いていると、その途中のル・ピネ(le Pinet)の村に十字架のモニュメントがありました。
ル・ピネの村の十字架
この日は、ル・ファルゼ(Le Falzet)にアウトドア・レストランがあったので、ここでやや早め昼食を取りました。ここを出発して間もなく、ル・ソヴァージュへ向かう巡礼路(GR65)を示す標識がありました。
昼頃に通りかかった草原で見かけた標識
ル・ソヴァージュに向かう登り道の途中に、 ル・ヴィルレ(Le Vireret)の村がありますが、そこのジットには。壁に木彫りのホタテ貝がかかっていました。
ル・ヴィルレの巡礼宿のの壁
ル・ソヴァージュに到着すると、オーヴェルジュ(Auberge)の看板がありました。それは、巡礼者のみではなく、一般の旅行者も宿泊できる宿泊施設でした。
この日宿泊するル・ソヴァージュの宿の案内板
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