モントルジョーの聖ジャン・バプティスト教会
Église Saint-Jean-Baptiste de Montrejeau
フランス南部: (2)ミディ・ピレネー地方(La region de Midi-Pyrenees)
i. モントルジョー Montrejeau(オート・ガロンヌ県 Dep.de Haute-Garonne)
モントルジョーは、ピレネー山脈のすそ野に抱かれた標高468mに位置する南フランスの小さな田舎町です。この町には、太平洋岸のバイヨンヌBayonneとミディ・ピレネー地方の大都市トゥルーズToulouseを結ぶフランス国鉄SNCFの路線が走っています。人口3000人足らずの何の変哲もない小さな村ですが、2008年に“ピレネーの女王”と称される行楽地リュションへ行くときに、乗り換えの都合で少々時間があったので、市街地を探訪しました。
モントルジョーの駅舎
駅から市街地に入るには、ガロンヌ川(la Garonne)を渡る必要があります。
ガロンヌ川
ガロンヌ川は、ピレネーの最高峰、アネト山に源を発し、トゥルーズを経由し、ボルドーで大西洋に注ぎますが、全長645kmに及ぶフランスで第4位の長さを誇る河川です。
この橋を越えて、左に曲がる道を進むと、中心街に入ります。中心街には、14世紀に建てられたゴシック様式の聖ジャン・バプティスト教会(冒頭の写真参照)とか村役場などがありました。
村役場
私は、中心街の一角にあるカフェでビールを飲みながら、しばしエトランゼ気分に浸りました。
カフェ
休憩後は、両側に石壁が続く細い裏道を辿りながら、駅に引き返しました。
駅に引き返す細い坂道
通常の観光旅行では決して立ち寄ることのない目的不在の村で、しばし途中下車の街歩きで旅情を楽しみました。
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