宇宙人東京に現わる

『大映特撮映画DVDコレクション』の第13号が届きました　第13号は「宇宙人東京に現わる」です

【作品紹介】
世界各地で空飛ぶ円盤形物体の目撃事件が頻発、その正体をめぐって議論が交わされるなか、日本各地にヒトデ型の軟体動物が出現する。その正体は人類を超えた文明をもつ宇宙人＝パイラ人であった。パイラ人は新天体“Ｒ”が90日後に地球と衝突すると予告する。全世界は動揺混乱の極みに達するが、その時……。国産初のカラーSF映画にして大映特撮スペクタクル路線の処女作！（昭和31年公開）

【スタッフ】
製作：永田雅一
監督：島耕二
企画：中代富士男
原案：中島源太郎
脚本：小國英雄
色彩指導：岡本太郎
特殊技術：的場徹

【キャスト】
川崎敬三、天野銀子、苅田とよみ、山形勲、 見明凡太朗、永井ミエ子、平井岐代子、岡村文子、小原利之、斎藤紫香 他

日本初のカラーSF特撮映画で、パイラ人のデザインは岡本太郎画伯によるものです。後に大映特撮では「釈迦」や「鯨神」を手鰍ｯ、「ウルトラQ」や「ウルトラマン」を撮影することになる的場徹監督の本格的なデビュー作です。原案の中島源太郎は大映のプロデューサーで、後に参議院議員に当選し、文部大臣を務めています。

以前発売されたLDを持っていますが、画質はDVDの方が綺麗ですね　大映特撮は、特撮シーンが映画の中にうまく溶け込んでいて、古い作品ですがあまり違和感を感じずに見ることができます

大映は、昭和24年に「透明人間現わる」を製作し、昭和29年にはアメリカ映画の「原子怪獣現わる」を配給しています。関係者に「・・・・現わる」というタイトル好きがいたのでしょうか（笑）

http://deagostini.jp/det/backnumber.php?id=44816&issue=13