出勤の時の出来事です。8時半頃たったので、電車はそれほど混んでいなかったが、席は満席で立っている人も多い。何気なく、目を向けたところに中学生位の男の子と、お母さんらしい親子が立っている。男の子が足に怪我をしたらしくて松葉杖をして電車が揺れる度、危なっかしい
その前には、二十歳と三十代位の女子が座っていたが、二十歳位の女の子は完全に知らんぷり。三十くらいの女はばつが悪そうな顔をしている。
前に座っていたおじさんが見かねて、席を譲りたいのか、背を向いている親子に、何か話をかけようとして諦めてしまう。
私は、女達に席を譲ってあげるように言うべきか、どうか、色々、心の中でシミュレーションしながら、時間が経つほどイライラする。
その時、前の席が空いたので、ホットしてその親子を座らせた後、胸のもやもやが収まらなくて、みんなに聞こえるように「酷いね。誰も席を譲るとしない!」と思わず言ってしまった。
辛い一日が始まる出勤なのかどうかは解かりませんが、困った人を助けることから始まる一日も悪くない、電車で席を譲るのも勇気がいる時があるけど、本当に必要な人に手を差し伸べる勇気を持ってほしい。