今日は、ポンちゃんたちの話じゃないんだけど
先日、パパの仕事場で、ツバメを保護しました。
巣から落ちたヒナ(と言ってもだいぶ大きくなっていました)、事務の人が一度は保護しましたが、そのまま、外に放したところ、隣の家との境へ飛んで落ちました。
うずくまっていたので、みんな心配しましたが、そのままにしておきましたが、
夜になってもそのまま居たので、みんな心配で、どうする?と言うことになりました。
本当だったら、そのままにしておくべきでしたが、みんなが心配するし、埒明かないので、
パパが保護して、うちへ連れて帰って来ました。
けっこう大きかったので、しばらくしたら巣立ち出来そうだねって話して、
ドッグフードを軟らかくして、だいたい2時間おきぐらいに与えました。
食欲もあって、元気なようでした。
でも、数日して、よく見ると、足が曲がってしまっていて、眼も無いようです。
これでは、巣立ちもさせられないと思いました。
とりあえず、東京都の環境局に電話で問い合わせると
環境局では、引き取れないということで、[巣に帰してください」
巣が高くて届かないと言うと「巣の下にそのまま置いてください」
その他のヒナと親は、巣立ちして居ないと言うと「親が帰って来て餌をあげるかもしれないから」
・・・いろいろ聞きましたが、それ以上の答えは返って来ませんでした。
巣のあるところは、仕事の車が出入りするので、下には置いておけません
しばらく考えていたら、数年前に友達がヒナを保護して育てて引き取ってもらった団体を思い出しました。
ネットで調べて、そちらへ電話したら、とりあえず見させて欲しいと。
2日後、パパが休みの日に、連れて行きました。
NPO法人「自然環境アカデミー」代表の方が見てくださって、
全身をよく調べてみると、足は骨折して床ずれのようになっているし、やはり両眼がありませんでした。
眼は、先天的に無かったようです。
食欲はあったけれど、このままあげ続けても衰弱して行くでしょうとのこと。
目が見えなく、しかも片足では、生きてはいけません。
最悪、安楽死ということでした。
辛いですが、この後の判断は、団体の方にお任せすることにして帰ってきました。
多くのツバメが巣立って行きますが、成鳥になるのは、10羽に1羽ぐらいだそうです。
最近では、公園などのHPにも、安易にヒナを拾わないでという事が書かれるようになりました。
人間のかわいそうという気持ちだけで保護していいものだろうか…。
考えさせられた出来事でした。

ポン「ツンちゃん、どこに行ったでしゅか?」

カップ「・・・。」

まりも「ZZZ…。」


ポンちゃんとカップ&まりもにぽちっとね。