うーちゃんのねこねこな日々

個性豊かな7匹のねこと暮らす主婦のにゃんともない日記

食い気って大切

2009-04-04 10:06:38 | 雑記
一昨日、長女から電話が有った。

「おばあちゃんの所に行って来た」

仕事終りに母の様子を見に行ってくれたようだ

最初に声を掛けた時はボーットしていたらしいが

暫くすると目の焦点もあい

「あら、Rちゃん随分立派になっていい娘になったわね」といったらしい

施設に会いに行った時は、「Rちゃんじゃない、顔が違う」と言って

長女をガッカリさせていた。

何しろ、母は自分の年齢を50歳~60歳位に思っている

当然、母の中での孫は幼稚園児か小学生くらいなのだろうから仕方が無い

高熱が引かず病院に入院して環境も変わったせいで

頭の回路が繋がったようだ(時々現在に帰るんですよね)

娘の話によると、食欲は相当あるみたいでモリモリ食べているそうだ

母は、昔から食べる事は大好きだった。

何度か危機を乗り越えたのはこの食い気というか食い意地のお陰かも

そして、今年も満開の桜を見ることが出来た

(隣家のさくら)

7年間寝たきりの叔母は今かなり危ない状況にある。

叔母が桜を見たのは4年程前だ。

以前入院していた病院の入口に大きな桜の木があり

車いすに乗せて二人でお花見をした。

その当時、叔母は歩けはしないが随分と快方に向かっていた。

そこで経鼻栄養ではなく口腔栄養に切り替え始めたのだが

叔母は、母と違って食も細くて食べる事に意欲がないのだ

結局、食べてくれない為元の経鼻栄養に戻ってしまった。

あの時、叔母が母の様に食い気のある人だったら

状況は変わっていたかもしれないと・・・。

ケアマネをしている長女がよく耳にするのは

「うちのおばあちゃん、食い意地が張ってるから元気で元気で」

という言葉だそうだ。

食べるということ、食べたいという気持ちがいかに大切か

母と叔母をみていて思った。