うーちゃんのねこねこな日々

個性豊かな7匹のねこと暮らす主婦のにゃんともない日記

お母さんと一緒に

2010-10-19 12:05:47 | 雑記
タバコ屋の叔母さんが先週亡くなった。

お通夜に参列した時、乾物屋の叔母さんに「あの猫ちゃんどうしてる?」と聞かれた。

あの猫?、ああ、あの猫がタバコ屋さんの叔母さんが可愛がっていた

「みーちゃん(チビタ)」の事だと気付くのにそう時間はかからなかった。

「あの子は今年の1月19日に亡くなったんですよ」とお話しすると

タバコ屋さんの叔母さんが初めて入院した時にお見舞いに行ったら

猫の事を心配していたので「お宅のご主人が餌をやってくれている」と話をすると

安心した様子で「退院したらお礼にいかなくちゃ」と言っていたそうだ。

叔母さんはこの後も入退院を繰り返していたが、退院した時には、重い足を引きずり

ながら我が家に猫缶を持ってお礼に来てくれた。

叔母さんが家に居ても帰らず空き地をねぐらにしていたみーちゃん

「全く、帰って来ないでお宅にばっかり迷惑かけて」と叔母さんは怒ったように言っていたが

本心は淋しかったんじゃないかなぁ・・・。20年近く面倒を見て来たんですからね。

なんでみーちゃんは家に帰らなかったのだろう?

今にして思えばみーちゃんは叔母さんに世話を掛けたく無かったのかも

猫は人間より人の心や状態が分かるとおもうから、みーちゃんも叔母さんが歩くのも

大変な位、身体の状態が悪いのが分かって迷惑を掛けたく無かったんじゃないのかなぁ

そんな事を思いながら空き地で猫達を遊ばせているとタバコ屋の叔母さんの葬儀を終えて

帰ってきた親戚の方から声を掛けられた。

「チビタはどの子ですか?」

「その子は亡くなったんですよ。今年の1月に・・・」

「そうですか? 良く面倒見て貰っていると感謝してしていましたよ」

「いえいえ・・・きっと天国でお母さんを待っていますよ」

「そうですね。ありがとうございました」

タバコ屋さんの叔母さんがみーちゃんの事を可愛がっていた事、そして心配していたことが

なお一層分かったような気がした。

今、虹の橋でみーちゃんは叔母さんを待っていると思います。きっと・・・。

そして一緒に天国の門をくぐることでしょう。
                           
                           在りし日のみーちゃん(本名チビタ)


タバコ屋さんの叔母さんのご冥福を心からお祈り申し上げます   合掌
                       
コメント
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