切ない年の暮れ

外は時折、冷たい雨がポツポツ降りだしました。

私の心の中も冷たい雨が降っています。

ユキとロンが寄り添って寝ている姿を見ると涙が溢れてどうしようも無くなります。
いつもならそこに小太郎が居るのに・・・。


　　　　　　　　　　　　


まだ、目の色が定まらない時からミルクを飲ませ、離乳食を食べさせ
可愛がって大事に育てた小太郎

三兄弟の中でも一番聞き分けが良かった小太郎
眠くなると寝ぐずる小太郎
私の枕を占領して大の字で寝ていた小太郎
大きな瞳でじっと見つめてくる小太郎
「なぁ～」と鳴いて要求する小太郎


絶望と希望が入り乱れる心を抱えながら新しい年を迎えなくてはならないなんて
本当に切ない年の暮れです。


どうかどうか小太郎が無事でいますように・・・。