うーちゃんのねこねこな日々

個性豊かな7匹のねこと暮らす主婦のにゃんともない日記

明るいお葬式

2011-03-10 23:02:04 | 雑記
最後まで笑いを提供してくれた母らしいお葬式でした。
私達家族が覚悟をする時間を与えてくれたのでしょう。
危篤と言われてから丁度ひと月母は、頑張ってくれました。

兎に角愉快な母でした。
自分は、面白い事を言っているという自覚は無かったと思うんですよ。

元気な頃から眉毛の薄いのを気にして寝る時でも眉を書いて寝るほどでした。
「なんで寝るのに眉毛を書くの」と聞くと「もし、夜中になんか有った時恥ずかしいじゃない」

一昨年末、体調を崩して入院、病院に駆けつけ声を掛けると母から出た言葉が
「おばあちゃんね、眉毛落として来ちゃったの」

次に尿路感染で入院した時、高熱が続きやっと熱が下がって母が言った言葉
「家賃が高いんだよ。15000円もするから止めて帰って来たの」
母は、いったい何処で部屋を借りるつもりだったのか?

そして、昨年の3月に敗血症の為、言葉が話せなくなる前、
娘達と交わした言葉が・・・。

娘達が「おばあちゃん、何食べたい」と聞くと「あんこが食べたい」
母の最後の言葉は「あんこが食べたい」になってしまいました。

甘い物が大好きだった母の棺に和菓子と母の必需品の眉墨を入れてあげました。
あの世で眉毛の心配をしないように・・・。




              


           猫神さま 小太郎が無事でいますように 無事に返りますように