ふるさとではごはんのお伴には欠かせない
大好きな食べ物があります。
それはネバネバ食材。
***「ぶりっこ」 はハタハタの卵
ネバネバナンバーワン。
鍋の中てはじけそうに膨らんだぶりっこはブチブチとねっとりが同居。
卵同士で引っ張り合いをしているからなかなか勝負がつきません。
そのまま誰かのお腹の中に着地です。
***「ぎばさ」は海の宝物
あのネバネバはヘルシーで健康にいいという噂で
今やモテモテの食材になりました。
ほんだわらを茹でて包丁でトントントントン
ネバネバが決まった時お醤油と混ぜアチアチご飯に
乗っけていただきます。
“お店で売っているギバサは叩き方が足りない”
母の自家製のギバサは粘りがすごいんです。
何杯もお代わりしたものでした。
***「ワラビ」は春山の宝物
ヒョッコリ顔を出したワラビを摘み取って湯がいたら
これも叩いてみましょう。
ネバネしてきたら味噌と一緒に混ぜおきまりの場所へ。
長い冬が終わり里にも春の味です。
***「みずこぶ」は秋山の宝物
山菜のみずが成長して「みずの実」になったら
これも叩いてみましょう。
透明なネバネバに包まれてしゃきしゃきになってきたら完成です。
目にも美しい“みずこぶ”は秋が来たことを知らせてくれます。
叩くと粘る。
これが私のふるさと秋田の旨いもの作りのポイント。
さあ今日はホカホカご飯に何をのっけようかな。
頭や体、心もトントン叩いてみましょう。
粘ってきたら何かが変わっていく…
ひとつ「宝物」が増えているかもしれません。
受験生のみなさん
ちょつと悩んでいる方も
根気よくねば~る。
粘るが勝ちです。
(2月23日 kuu記)
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