私の実家で、あるものがなくなりました……。家事で使う安いものです。
それ以来、私はすっかり警戒モードになっていました。
これ以上、もっていかれないようにするにはどうすればいいのかを、ずっと考えているうちに、あれもこれも気になり始めてしまったわけです。
一応、ケアマネに報告しましたが、私の勘違い、ということにしたいと思われる返信が来て、ますます頭にきたのです。なくなったのは事実なのに、証拠がないですからね。可能性すら考えようとしない態度に本当に頭にきたんですよ。
そして、老父の態度にも頭にきていました。間違いを絶対に認めないし、反省もしないし、私に対する感謝の欠片もないからです。
もう、いろいろなことが頭に来て、何日も怒り続けていました。
ですが、怒りがピークに達したころ? ふと気付きました。
私は自分が幸せになることをして、考えていればいいんじゃないかと。
実家で安いものが盗まれようと、まぁいいや。
父の態度が気にくわなくても、まぁいいや。
ケアマネの態度が気にくわなくても、まぁいいや。
実家のことをあれこれ心配するのは、とりあえずやめよう。
自動的にずっと実家のことを心配し続けてしまう、そのスイッチをときどき切ることが大事なのかも。
介護者にとって必要なのは、きっとそれですね。
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