50代娘と92歳父(要介護3)のゆる~い介護生活

今迄は健康情報のブログでしたが、父親の介護のブログになりました。別居で、頑張りすぎない介護をめざしています。

老父の眼鏡から、年を取ることの現実を知る

2024-10-28 13:42:59 | 介護
92歳の父は眼鏡をかけて、虫眼鏡を使って新聞を読みます。
「毎日面倒だから、新しい眼鏡がほしい」と言い出したので、眼鏡屋さんに行ってきました。
視力検査をしてもらった結果、近くを見るための眼鏡をかけても0.2だそうです。メガネにプラスして、虫眼鏡を使ってこれからも新聞を読むしかないと。

遠くを見る用の眼鏡をつくると、遠くは0.4になる、と言われました。
これ以上のことを求めるのなら、眼科へ行ってください。治療しないと無理ですと。

私は裸眼で自動車の免許が取れる程度0.6なんですけど、0.2の世界ってどんなのだろうと思ってネットで調べてみました。
そうしたら……すべてがぼんやりしています。人がいることはわかっても、顔なんて班別できません。
そうか、おじいちゃんは、こんなぼんやりした世界を見て毎日過ごしているのか。これじゃ、何かするときに手元が狂うわけだわ。ひ孫が遊びに来ても、顔が見えないんだね。
申込用紙に「名前を書いて」と言われても、書く場所を「ここ」と指さしてあげないと書けないのか……。

ついでに耳もよく聞こえないので、眼鏡屋の人が何度も同じことを言ってましたけど、何を言われてもわかったんだかわからないんだかの反応……。店の人の話は理解できていない様子。

92歳になると、目はぼんやり、耳もよく聞こえなくなり、楽しみがなくなってしまいますね。だから、ぼーっとテレビを見ることしかできないのか……。
そして、こういう人を詐欺師は騙すわけですよ。何をやられてるのかわからないまま騙されてしまう……。

最近では人生100年とか聞きますけど、目と耳のコンディションを改善する方法が見つからないと、悲惨なことになりそうな……。

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