#「霧深き宇治の恋」 新着一覧
11、蜻蛉 ⑫
・薫も人気は高いものの、女の住む奥深く立ち入って、親しくしないので、女房たちは薫がものをいうと、緊張するようであった薫は空虚感をもてあます妻の女二の宮はありながら、
11、蜻蛉 ⑪
・思慮深い薫でさえ、思い乱れる恋のことゆえ、万事、女性問題では軽々しい、匂宮はあれから...
11、蜻蛉 ⑩
・女一の宮(一品の宮)は、母后(明石中宮)のほうへ、おいでになった「さっき、薫の君がそ...
11、蜻蛉 ⑨
・夏蓮の花の盛りに、后の宮(明石中宮)ご主催の、御八講があった中宮の父君である源氏と、...
11、蜻蛉 ⑧
・浮舟の義父、常陸介の驚きは、ひとかたではない「何だと!いま、何と言ったんだ誰が浮舟を...
11、蜻蛉 ⑦
・薫の悔恨は尽きない自分の心遣いがもっと、こまやかだったら、浮舟を死なせはしなかったろ...
11、蜻蛉 ⑥
・匂宮は、侍従が参りましたと聞くと、それだけでお胸が一杯になる中の君には、このことはお...
11、蜻蛉 ⑤
・(あんなに、浮舟に執着していられたとは、あの遊び人の宮が)と薫は意外に思った浮舟の葬...
11、蜻蛉 ④
・薫は妻の女二の宮へ、「身近の者に不幸があった、と聞きましたので、気持ちがおさまります...
11、蜻蛉 ③
・母君はあれこれ考え、何をどうすればよいか、呆然としている右近と侍従は、浮舟の居間の前...
11、蜻蛉 ②
・身軽な時方のこと、早くも宇治に着く雨は降り止んでいたが、険しい山道に、下人のさまに身...