ジイジと北斗27(新スケール号の冒険)
(27) 「親分、あれは本当にスケール号ですかねポンポン」「スケール号は銀色だったはずカウカウ?」「色が違っても、あんな芸当が出来るのはスケール号しかいないだ
ジイジと北斗26(新スケール号の冒険)
(26)タウ将軍がストレンジの王に謁見を求めたのはチュウスケの山焼きが始められてからで...
ジイジと北斗25(新スケール号の冒険)
(25)カキーン、カキーン、カキーン剣の打ち合う音がくすんで汚された迎賓の間に響いてい...
ジイジと北斗23(新スケール号の冒険)
(23)豊かな森をイメージさせる彫りもので埋め尽くされた豪華なベッドがありました。中天...
ジイジと北斗21(新スケール号の冒険)
(21)「そっちに行ったぞ!」「右だ!」「左だ!」歓声の中、金色の猫が宮殿から中庭に飛...
ジイジと北斗20(新スケール号の冒険)
(20)フェルミンは元気で朗らかな、優しい子供でした。野原を駆けまわるのが大好きで、王宮にある森に興味を持って、ふと気付いた不思議があると、それを探ろうとどこへでも探検する活発な
ジイジと北斗19(新スケール号の冒険)
(19) ストレンジの王宮はまるで廃墟のようなたたずまいになっていました。壁が崩れても、石畳に兵士の屍骸が転がっていても、誰もかまうものはいないのです。機能的に、通行
ジイジと北斗18(新スケール号の冒険)
(18)ストレンジ王メイソンは白髪の老人でした。かりそめの王座に座った王は、苦渋に満ちた顔をしていました。憔悴した姿は今にも崩れ落ちそうに見えるのです。無理にベッドから身を起し
ジイジと北斗17(新スケール号の冒険)
(17) キイキイ、キャッキャッ、コロコロ、ジャングルの夜はこんなに賑やかなのかと思うくらい動物たちの鳴き声が聞こえます。「この星は豊かなのですね。たくさんの
ジイジと北斗16(新スケール号の冒険)
(16) 「ゴロニャーン」バリオン星の王宮から金色の猫が鳴き声と共に飛び立ちました。前足で空をかき、後ろ足を大きく蹴りだすと猫は軽々と空中を走り続けるのです。
ジイジと北斗14(新スケール号の冒険)
(14) バリオン星の王宮には大きな物見の塔がありました。最上階に登ると、そこには豪華に設えられた王様の執務室がありました。老練な物見たちが絶えず四方の空を眺めています。彼...