撃つな!アラシ 中原誠vs大山康晴 1972年 第31期名人戦 その4
前回(こちら)の続き。 大山康晴名人(王将・王位)に中原誠十段・棋聖が挑んだ1972年の第31期名人戦は、第5局まで終わって3勝2敗と大山がリード。 だれもが「大山防衛」を確信しており...
「次のA級で必ず1位になれる」 中原誠vs大山康晴 1972年 第31期名人戦 その3
前回(こちら)の続き。 大山康晴名人(王将・王位)に中原誠十段・棋聖が挑んだ、1972年の第31期名人戦は第3局まで終わって2勝1敗と大山がリード。 初戦は中原が快勝するも、...
進撃の巨人 中原誠vs大山康晴 1972年 第31期名人戦 その2
前回(こちら)の続き。 大山康晴名人(王将・王位)に中原誠十段・棋聖が挑んだ、197...
将棋界の若き太陽 中原誠vs大山康晴 1972年 第31期名人戦
昭和将棋界の「分岐点」といえば、中原誠名人が誕生した瞬間であろう。 「名人」と聞くと...
将棋 「棋界の太陽」の大ポカ 中原誠vs谷川浩司 1990年 第48期名人戦 第2局
桂馬というのは、ウッカリを呼びやすい駒かもしれない。 将棋におけるポカといえば、詰ま...
電光石火作戦 米長邦雄vs大山康晴 1986年 第44期A級順位戦 その2
前回(→こちら)の続き。 順位戦史上に残る大激戦の末、米長邦雄十段・棋聖、加藤一二三九段、大山康晴十五世名人の3人のプレーオフとなった、1986年の第44期A級順位戦。 ...
大雪の決戦と「生涯の油断」 米長邦雄vs大山康晴 1986年 第44期A級順位戦
「勝ったと思ったときが危ない」 というのは、将棋を観戦していて、解説者などからよく聞くセリフである。 私など子供のころは、 「勝ったと思うという...
「中原誠の名人防衛は【詐欺師の手口】」と米長邦雄は言い、高橋道雄は「違う」と応えた
「おいおい、【詐欺師の手口】って、なんやねん」 この間、そんなLINEを送ってきたのは、友人フカリバシ君であった。 先日、中原誠名人が見せた、執念ともいえる名人防衛劇を紹介したが...
神話時代の終焉 中原誠vs高橋道雄 1992年 第50期名人戦 その6
前回(→こちら)の続き。 1992年の第50期名人戦は、挑戦者の高橋道雄九段が相矢倉の重厚な将棋で、中原誠名人に3勝1敗とリード。 追い詰められた中原は第5局を得意の相掛...
クは空中戦のク 中原誠vs高橋道雄 1992年 第50期名人戦 その5
前回(→こちら)の続き。 ここまでの通り、1992年の第50期名人戦は、挑戦者の高橋道雄九段が中原誠名人を3勝1敗と押しこんでいる(第1回は...
矢倉か相掛かりか 中原誠vs高橋道雄 1992年 第50期名人戦 その4
前回(→こちら)の続き。 挑戦者の高橋道雄九段が2連勝してスタートした、1992年の第50期名人戦(第1回は...