スローでいこうよ

キャンプレポートやキャンプに関わるお気に入りの品の紹介をメインにしてます。

水晶岳へ

2019-08-25 20:33:00 | 登山
 
9:20AM 
テン場で90分近くの大休憩でエネルギー満タン、雲ノ平から祖父岳を経由して水晶岳へピストンします。
 
 
祖父岳への登り、振り返ると雲ノ平を一望できました。
中央あたりに先程までいたテン場が見えます。
 
10:03AM 
祖父岳の山頂広場に到着。
360度、山に囲まれた素晴らしい景観に息をのみます。
左奥にはっきりと槍ヶ岳、右手前に三俣山荘の赤い屋根。
そばのテン場は多くのテントで埋め尽くされ、盛況のようです。
 
10:53AM 
祖父岳を下って乗越を越えて水晶岳へのワリモ北分岐に到着。
ここから水晶小屋まではなだらかな登りの稜線散歩。
いやぁしかし暑い! 日差しを遮るものは無く、汗だくでした。
途中、水晶小屋の影で小休憩。
 
12:03PM 
ついに水晶岳頂上(2986m) に到着。
 
ここが百名山で一番遠くにあるピークだそうで、
今朝、3:20AMに薬師峠のテン場を出て、途中、雲ノ平でテント設営と大休憩を含め8時間40分かかりました。前日には折立の駐車場から薬師峠まで3時間かかったので、ここまでトータル11時間40分ですか、いやぁ遠かったぁ。。
 
これが秋とか涼しい時期ならまだ楽だったでしょうが、今回はピーカンの下、熱中症になりかけの山行でした。
 
 
帰り、水晶岳小屋に寄って名物、力汁をいただきましたよ。うま〜い!!お餅が2個入ってて、これがよく汁を吸っている(^ ^) 一気に元気が出てきました。
 
 
雲ノ平に帰ることにします。お花畑がいい感じ。
しかし下りも暑い! もう夏山はこりごりと言いたいくらい。
 
 
14:49 
雲ノ平のテン場に帰ってきました。
もうまともに張る場所がないほどの混雑ぶりです。
 
昨年の夏の奥穂に履き始めたHOKA ONE ONEのEVO MAFATE。今回の山行で使い切りました。ソールは一部ツルツルです。グリップよく厚いソールで気に入ってたのですが1年しか持ちませんでした。
 
やっぱ靴は重くても張り替え可能なビブラムにすべきかなぁ。
 
夕食は簡単にカレーにアルファ米を放り込んでいただきました。小屋からビール調達したくも遠いので断念。
見た目、いまいちそうですが疲れてるので、これがまたうまい!
 
長旅の疲れを癒すベーステントはTerra NovaのVoyager Ultra2。
窮屈さを全く感じさせない広さと使い勝手で、山での疲れを癒す宿としてとても気に入っています。
 
さて、食料は一応5日分持ってきたので、もうあと2日ここをベースに高天ケ原温泉と夢の平にも行ってみたかったですが、この時、台風10号がちんたらと接近してるとのこで、明日は下山することにしました。
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲ノ平へ

2019-08-21 13:50:00 | 登山
前の記事で書いたカベッケ原での恐怖体験の後、薬師沢小屋でひと休止、いざ雲ノ平へ。
 



5:16AM.
雲ノ平へと続く登りに差し掛かります。
"雲ノ平直登"とさらっとありますが、これが長く辛い道のりの始まり。簡単には雲上の極楽へは行かせてもらえません。
 



6:21AM 
途中の様子はすっ飛ばして、登り終了。
きつかったぁ。これだけ詰まった等高線5つの登りは確かにキツい。最近見かけませんが、歩荷をしてた人は大変だっただろうなぁ。この坂、下るのも辛い。
 
ここから雲ノ平山荘まではずっと木道。
ガタつきのなくしっかりしていてホッとします。
 
 


花を楽しむ余裕も出てきました。
 
 
6:38AM 
アラスカ庭園到着。
薬師沢小屋から1時間17分。長かったぁ。街での1時間なんてあっという間ですが、この登りの1時間は何度時計を見たか。1秒1秒の積み重ねを感じる1時間でした。
 
ここからは雲ノ平、楽々の木道散歩。急登を終えた者へのご褒美。
 
 
7:01AM 
奥日本庭園。遠かったぁ。
ここは紛れもなく日本最奥部にある日本庭園ですね。
 
 
しばし雲ノ平散歩。夜歩きしてまで来てよかった。
これ以上遅くなると日差しでまたやられてたかも。
 



タイミング良かったのか誰も見当たらず、雲ノ平の景色貸切。
 
ここ雲ノ平は涸沢のように短い登りで辿り着けるところと違って、体力があるうちにしかたどり着けないと思うと、この空気感、景色をなんとか記憶にとどめたい。
そんな気持ちで全身全霊を集中します。
もう何回も来れないだろうなぁ。
 
 チングルマ
 



雲ノ平山荘が見えてきました。今日も暑くなりそう。
 
 
7:15AM 
山荘着。
インド?からの団体さんらがたとうとしてるとこでした。海外からよくまぁこんな遠いところへ。
 
ところで、少し話しは脱線しますが、昨年だったか、奥穂山頂に30名くらいでしょうか、韓国の団体さんが山頂記念撮影でずっと占拠し30分ほど待っても一向に場所に立たせてもらえず、諦めてそのまま下山した経験があります。一応、リーダーらしき人にそろそろ譲ってよ、という目線は投げたのですが(^ ^;; いわゆる空気を読むという文化は日本独自なのかな。
 
街でよく見る中国人の団体はまだあまり山でみかけないのは、まだ、登山がレジャーとして一般的になってないからでしょうか。いずれ総中流化が進み大勢大挙してくるとなると、山小屋などピークの宿泊者にどう対処してゆくのだろうか。
 
(先日行った中国華山の様子)
 
山小屋での生活ルールは街とは勝手も違い苦情もあるでしょうが、といって"だったら出ていけ"と山に放り出すわけにもいかない。街の店みたいに中国語を話すスタッフを常駐させるわけにもいかないだろうし。
 
それに加えて最近話題のヘリコプター問題もあったりして、山小屋経営も課題山積ですね。
 
テン場のチェックインをすませテン場へ。
 



テン場は小屋から20分ほど木道を奥に進んだところ。気持ち的にはこの時すでに到着したぁ、という感覚でロスタイム的というか全然疲れない。
 



振り返ると結構、小屋から離れてきました。テン場はまだまだ先。これだといったん幕営したら小屋に気軽に戻る気になれない。槍沢のテン場とよく似たシチュエーション。
必要なものはみんな担いでるからいいかなと。
あ、ビール買っといたらよかった!できたらロング缶!
 
こうゆう私みたいなワガママな輩がいるから、ヘリでの定期物資輸送は必須なのだろう。
 
(赤岳鉱泉小屋の名物インジェクションミート ステーキ)
 
コーヒーはインスタントより豆から挽き自家焙煎したほうがいいだろうし、山でも海鮮食ってみたいし。ステーキにケーキに小屋で焼くパンにもつ煮におでんに、パフェもある。今となってはそれぞれ山小屋の名物として、自分のようなテン泊組にとっても楽しみの一つでもある。
 
(赤岳展望荘の名物 原木生ハム)
 
確かに以前みたいな具の無いカレーとメンマだけの昭和な醤油ラーメンでは客足も進まないのだろう。もうそんな時代には戻れない。
 
初めての山、モリタの角クッカーで食ったソーセージ入りチキンラーメンの至福感動はもう感じることはない。だって小屋の黒ビールカレーのほうが断然うまいことを知ってるから。
 
山での非日常というより、今は小屋に入れば普段の日常があったりする。それには物資輸送というインフラの確保、整備は絶やしてはならない。
非日常は景色だけで十分だろう。
 
働き方改革だとか、ワークライフバランスだとか、有給休暇完全消化義務化とか、そっちにベクトルが向き出した今、そこから拠出された余暇の受け皿にもなるレジャーへの環境整備に国も本腰をあげてほしいと思う。
 



と、ここまで勝手気ままにつらつらと書かせてもらったのも、雲ノ平山荘HPに紹介されたご主人によるヘリコプター問題の記事を読んでのこと。
自分の解釈はご主人の訴えたい本質からはずいぶんズレていると思いますが、山歩きの最中は何せ頭の中は暇なので、色々と思いをはせる良いきっかけとなりました。感謝です。




7:32AM 
テン場が見えてきました。
時間的に皆、次の場所にたった後になるようで、選べるほど十分に空きスペースがあるようです。

ここまで、薬師峠を3:20AMに出てから4時間12分。
急登を終えてからは、ほんとよく整備された道。このメンテには大変な手間がかかっていることが容易に想像できます。
 



ハイマツの影にあるなかなか良い場所を確保。
こんな山の中でフルフラットはうれしい。
 



黒部五郎をバックに設営完了。
Terra NovaのVoyager Ultra2。
1時間ほど大休憩。
夏場はテン場にいても暑いだけなので、長居する気はさらさらありません。
 
 


9:10AM
さて、いよいよ今回の山旅の目的地、向かいに見える百名山最奥地にあるという水晶岳に向かうことにします。
 
いやぁしかしまた遠そうだ。今日中にピストンできるのだろうか?
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カベッケが原での呼び声の主

2019-08-18 08:19:00 | 登山
8月12日
3:20AM 
薬師峠のテン場を出発。
この日、雲ノ平を経由して目指すは水晶の頂。予定ではカベッケが原を経て日の出前に薬師沢小屋、8時には雲ノ平のテン場に到着して、幕営したら早々にその足で水晶へピストン。
 
この時間、さすがに辺りは真っ暗、初秋を思わせるような澄んだ冷たい風が気持ちいい。
 
さっき経った薬師峠のテン場を見下ろしたら、宝石箱みたい。
昔そんな名のアイスあったなぁ〜
ピンクレディが宣伝してたっけ(^ ^)
 
当分は木道続きですが、皆、薬師岳の方に向かったのでしょうか、前方に先行している人の様子はなく、後ろを振り返っても誰も追従してこない。独りぼっちの山歩き。



昼間のテン場がこんなだったから、まだ夜だとはいえ雲ノ平ルートは列をなして混雑すると思ったけど、この後、雲ノ平までの長い山行、薬師沢小屋での休憩時以外、誰一人会うことがなかった。
たまたまなのが、それとも何か理由があって避けてるのか。。
 
太郎平小屋で水を補給、更に木道をしばらく行くと、沢に向かっての長い下り。
 
 
4:11AM 
黒部源流に続く中俣の沢近くまで降りてきました。これ、帰りに登り返すのだろうけど嫌だなぁ。日差しが強い中はごめんやわ。。
 
さて、沢に沿ってまだ月明かりだけの闇の中をヘッドライトの灯を頼りに歩を進めます。
おかげで涼しい〜やっぱ日の出前行動はいい。
これまでまだ誰にも遭遇せず。
 
夜歩きで一つ問題なのが、こうした橋。
薬師沢小屋まで何本かあるのですが、いくつかは幅が狭く長い(^ ^;;
夜露で濡れていて、状態も足元辺りしか確認できない。
つるっと落ちたら一巻の終わりで、気を集中させながら歩を進めます。
 
<カベッケが原の不可思議な偶然>
さて、中俣を過ぎてカベッケヶ原に達したくらいに、ガサゴソとなんか音がします。なんていうか感覚的に獣というよりか人が藪から用を足し終えて出てきたような規則的なガサ音。
おぉー誰か先行の人がいたのね、と早足で歩を進めましたが人がいる様子がない。。
え?ヤバい! 獣か? 暗闇の中、これにはビビりました。こんなところでクマなんぞに襲われ藪に引きずりこまれたらたまりません。襲ってきたら投げてやろうと、とっさに掌ほどの岩片を両手にもち、熊鈴の音の代わりにとその岩片をカーン、カーンと両手で拍手の要領でリズムよくぶつけ鳴らしながらその時、どうゆうわけか自ずと、「オーイ、オーイ、」と声を発しながら早歩きでずいぶん長く歩きました。
 
だだ、後述しますが、このオーイという掛け声は、ここカベッケが原では口にしてはならない言葉だったそうで。。
 
 そうとは知らず、
 
オーイ、オーイ、オーイ
 
・・・・・・・
・・・・・・・
 
4:50AM 
そうしているうちに明るくなってきました。9月にもなればこの時間は真っ暗なのですが、さすが夏! なんか明るいとほっとします。
でも今日も暑くなりそうです。暗いうちに早出してよかった。
 
5:05AM 
幸いにもその後、何事もなく薬師沢小屋へ到着。結局、お盆だというのに薬師峠のテン場からここまで、誰にも会うことはありませんでした。
後から思うと、暗い時間帯にカベッケが原を歩くことを、皆避けてたのかもしれません。
 
小休憩して、いよいよ雲ノ平に向かいます。
 
 
 
と、ここまでは普通に夜の山歩きでよくある状況なのですが、問題はこの山行を終えて街で「黒部の山賊」という本を偶然立ち読みしたときの話し。
そこには、カベッケが原での怪についていろいろと述べられているのですが、、
 
 "おめえたち、山で“オーイ”という声がしたら返事をしちゃあいけねえぞ、登山者なら“ヤッホー”と言うが“オーイ”と言うのはバケモノだ」「ほう。“オーイ”と言えばどうなるね」「“オーイ”と言った者は、“オーイ オーイ”と呼び交しながら行方不明になってしまう。"
 
えぇ〜 自分はまさしく、オーイ、オーイと連呼しておりました。でもそれは、ガサゴソした音が最初、人によるものかと思い、「おーい、(誰かいるか?)」という意味で言ってたのです。
 
森のくまさんとか歌を唄うのもアリでしょうが、誰かいたら恥ずかしいですから自ずとあのシチュエーションで発せられたのが、オーイだったのです。
それとも、理由はどうであれ、あの時、私に何かが取り憑いてそれを口にするよう導いたのか。。ちょっと怖くなってきました。確かにあの時自分は、どうしてかオーイ以外の言葉は一切発しませんでした。今思うと変な感じです。
 
もし、近くに「黒部の山賊」を読まれた方がいたら、多分、私をバケモノからの問いかけと勘違いされたことでしょう。暗闇はそうした勘違いを増幅します。
 
カベッケが原では、オーイ!に呼び寄せられ行方不明になる事例が実際にあったそうで、、幸い、今回誰にも会うことがありませんでしたが、さすがにもう二度と単独でこのルートの夜歩きはやめようと思います。

さて、次の記事では雲ノ平に向かいます。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏山☆ 薬師峠キャンプ場へ

2019-08-13 22:22:00 | 登山
8月10日
お盆前半、台風の動きを注視しながら山入り。
目的地は雲ノ平を経由して百名山最奥地にある水晶岳。
富山の折立駐車場併設のキャンプ場で1泊、薬師峠キャンプ場で1泊、雲ノ平で1泊しながら何とか登頂してみたい。
 
5:15PM
折立にいく道中、サンドイッチの名店サンダーバード立山で夕食を調達。夕方遅くだったのであまり種類はありませんでした。三元豚のロースカツサンドをゲット!って一番サンダーバードらしくないサンドといえばそうですね。
 



6:00PM  折立駐車場に到着。しかしすでに普通駐車場は満車、それでも臨時の駐車場が空いてたのはラッキーといえます。
超混雑時は、臨時駐車場への200メートルくらい?の路肩も駐車の列でいっぱいになり、最悪の場合、ずっと離れた下の方の駐車スペースに停めないといけなくなる。
タイミング的に下山を終えた夕刻というのが良かったのかも。
 
さて、この日は併設のキャンプ場でまず1泊。ここは受付も管理棟もなく無料。午後遅くに到着したら、ほとんどの方はここで暫定1泊をすることになります。
 

8月11日
6:05AM

朝4時起床で涼しいうちに登る予定が二度寝してしまい6時出発になってしまったっ😓 夏でこの時間のスタートはこの後やばい。




7:30AM 樹林帯の登りを終えて視界の開けたテラスに到着。ここからはずっと日射を浴びながらの登りになるので、休まず進みます。




 
絶景の散歩コース、と言いたいところだけど、本人は日差しが痛く暑くてクラクラ!🥵 朝早いと気持ちいいんだろうなぁ。二度寝の寝坊を悔やんでおります。




9:00AM 日差しと闘いながらやっとのことで太郎小屋に到着。熱中症寸前🥵でしばらく休憩。
自分は暑さにめっぽう弱く、お盆の山行はこの時間は歩くもんではないと再認識。

 



9:40AM  太郎小屋を後にして、この日の幕営地、薬師峠キャンプ場が眼下に見えてきました。
 
昨日は200張もの盛況ぶりだったそうですが、時間的に皆出払った後のようで空きスペースは十分あるようです。
 
 


なにせ、日差しが強いのでハイマツの影になるスペースに設営。フルフラットで良好。
幕はTerra Nova Voyager Ultra2をチョイスしました。
今回は長旅になるので、少しでも疲れを癒すのには、ストレスのない十分な空間は重要かと思い、重さより快適さをとりました。




木陰に寝転がり快適、快適といいたいところですが、日が徐々に上がり1時間もしないうちにほとんど影は無くなります。
多少窮屈だけど影を追ってハイマツ潜りこむことに。

 



4:00PM  テン場はとんでもないことに😲
これがお盆渋滞ということか!(^ ^;
ガイラインがまるであや取りの様に交叉していて、ひっかけずに歩くのが困難を極める。
 



いやぁ、F1観戦キャンプ地並みの混雑。スペック的には100張程度のところが優に200張は超えてるでしょう。
11:00頃にはすでに設営良地は埋まってました。
こんなにテントがあるのに午後8:00には皆示し合わせたように話し声は止み、寝息しか聞こえない。さすが山のテン場ですね。
そのかわり朝2時くらいからゴソゴソと出立の準備に入る猛者もいるようですが(^ ^;;
 



自分は、午前の道中で熱中症になりかけ、この日の薬師岳登頂は断念。ゆっくり静養することにしました。
 
明日は雲ノ平キャンプ場に移動して水晶岳を制覇します。
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019 涸沢テント村

2019-08-07 12:40:00 | 登山
週末、会社の仲間と涸沢で飲み会🍺
-------------------------------------
神戸三宮20:00集合、多賀SA, ひるがの高原SAで小休憩、高速を0:00に出てコンビニに寄りあかんだな駐車場1:20着、ゲートオープンは3:20頃、始発バスはバス停時刻表には4:50とあるが少し早めにきて4:40発、上高地には5:20着
5:45 河童橋で記念撮影し、いざ涸沢へ
 
ゆっくりと歩を進めて涸沢ヒュッテに11:30に全員無事到着。歩き出して約6時間、なんとかお昼に間に合った。よく頑張った!
テント設営用コンパネ確保の先行隊は1時間程前に到着、残4枚となかなかの混雑ぶり、ギリギリ間に合った。
 
 
 
テント村には昨年より緑色をしたレンタルテントの数がずいぶん増えてました。
おかげで、この付近でダンロップV6など大型の持ち込みテント設営良場は限られてきてるようです。
 
自分の宿として今回選択したのは、ガレ場と同系色のTerra Nova Laser Ultra1.
ダブルウォールなのに重量550g程度と超軽量なのがいい。
でもこの手のは自立しないので、風に弱く設営が少し面倒なのがマイナス。これをプラス500gを許容すれば3本フレームの自立ドーム Voyger Ultra2を選択できるのですが、今回は軽さをとることにしました。
 
 
このUltra1は数年ぶりの利用。
最近になってキューベンファイバーがいいなと思うのは、一般的なテントのファブリックのように防水ウレタン処理されてないせいか、長期保管してても一向にベトつくような経時変化をする様子がない。モスだと、ベトベトだろうな。
 
レンタルテント⛺️利用組は、3張を6名で。
スペック的には4-5名用のエスパースですが、快適に過ごすには2-3名がいいと思います。
 
レンタル品については値上げをしたようで、1日1張8000円から9000円へ、銀マットは500円から1000円!って買うより高いのでは?😨 これに薄いモンベル製の化繊寝袋2000円、テン場利用料1000円が加わって、2名利用だと1人辺り1泊素泊7000円也!
これがいみじくも小屋泊(素泊まり7000円)と同じ値段。
もうレンタルテントで安くということではなさそうですね。
 
 
とはいえこの日、涸沢ヒュッテは大盛況のようで、1つの布団に3名寝ていただきます、とのことで、オイルサーディン状態で寝るのは必至といえる状態😬
以前、常念小屋で6畳部屋に13名利用を経験しましたが重なってくる隣りの人の体温で寝られなかった。
 
 
繁忙期はテント泊がオススメです。
 
 
最近、単独行もするようになったY君は、ふるさと納税で手に入れたアライテントのドマドーム。涸沢カールから常念岳を眺める様は絵になっております。
 
 
街は熱帯夜が続いてますが、涸沢は早朝はダウンやフリースが必要なくらい冷え込んでました。
 
 
9月にまた再来したいと思います。
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏登山(涸沢~奥穂高)

2018-08-19 22:40:34 | 登山


会社の登山部仲間と恒例の夏登山
涸沢(2400m)をベースキャンプとして、奥穂高岳(3190m)を登ってきました。
冒頭の写真は、涸沢カールのお花畑。
空は真っ青な快晴。





起点は上高地から、横尾を抜けて屏風岩を左に眺めながら涸沢へ向かいます。新入社員らが3人加わり9人のパーティです。






お昼前に涸沢到着。





今回の宿は、TERRA NOVAのVoyager Ultra2+コンパネ1枚敷き





軽量テントといえば、同社のLaser ULTRA1のほうが更に軽いわけですが、自立せず設営に手間がかかるため最近はこればかりです。
とゆうのも登って疲れたところでテント設営に余計なストレスを感じたくないのが本音。
ULTRA1よりも500gほどの重量増ですがGood dealだと思います。





新入社員らの宿はダンロップV6+コンパネ2枚敷き。
女子らはレンタルテントで広々楽々。





酷暑が続きますが、カールには雪渓がのこっておりました。この天然の冷蔵庫に肉を埋めて。






登山開始。途中はすっとばして、頂上近くの景色から。天気抜群。遠くに大キレットと槍ヶ岳を眺めることができます。






圧巻のジャンダルム。てっぺんに人がいるようです。昨年は、日の出をここの上から眺めてました。
この日は韓国からの30名くらいの団体でジャンへのアプローチは大渋滞の様子。






登山の後は、雪渓に埋めていた肉を掘り出し今年も焼肉宴会開始。





昨年は、NHK BSプレミアムの番組で中継していただきました。


さて、今回、担ぎ上げたのは、

牛    1.5キロ
ラム   2.0キロ
ホルモン 1.0キロ
===================
計    4.5キロ

これを9名で食しますので1人あたり500グラム。
なんと、誰も野菜を持ってきてなかったので、ひたすら肉、酒、肉、酒、肉、酒(^^;
気の知れた仲間との団欒で日ごろのアクがジワリジワリと抜けてゆきます。






昨年、網を使ってやいたら肉汁がコンロに落ちて大変なことになったことを教訓に、今回は鋳鉄の焼き台を利用。
これがよかった。ホルモンもこの通り、いい焼き具合です。 焼き台は700グラムと重量ありますが、担ぎ上げた甲斐があった。
会社登山部の備品リストに登録決定。

装備にあのヨコザワテッパンも準備していましたが、1kgもあるのでやむなく車に放置。






今回の足元はHOKA ONEONEのEVO MAFATEというモデル。
ALTRAのオリンパスで厚底のド安定な心地よさにはまってしまい、厚底で定評のあるHOKAのを履いてみました。





感想は、申し分ない履き心地に大満足。ビブラムメガグリップはがっちりと岩肌を噛んでくれブレ知らず。
そしてフワフワすぎない適度な硬さの厚底が衝撃を十分すぎるほど吸収してくれるので、硬い登山靴とは疲れ具合が断然ちがう。
これはお勧めです。個人的にはオリンパスよりこちらが具合がいい。





会社仲間との夏合宿も無事終了。来年、涸沢での再会を約束して。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラックフェイス@芦屋ロックガーデン

2018-07-30 23:56:27 | 登山


台風一過の日曜、少し涼しくなったので芦屋ロックガーデンへ。





1時間ほどでランドマークの”チーズロック(お座敷岩)”に到着。
しばらく涼しく心地いい風にあたりながら、ゆるりとした時間をすごします。





ここでふと心をよぎったのが、この上にあるボルダー”サンデーモーニング”に住み着く虎猫ちゃん、ロックガーデンにいるので勝手にロッキーと名付けてました。
最近みかけなくなったのだけど、どうしたんだろう。もしかして最近の暑さで死んでしまったのだろうか。。心配です。

とそうこうしてるうちに雨がじゃんじゃかと降ってきました。こりゃ他にハイカーもいないわけだ。。





雨宿りのため、ブラックフェイスの上へ移動することに。途中、雨水をたっぷりと蓄えたシダの葉に触れざるをえず、雨とこいつで体中ずぶ濡れ。





ロックガーデンというだけあって、ボルダーがそこらじゅうに転がっています。





ほどなくして、ブラックフェイスの上に到着。ここはちょうどいい具合に大木が覆っていて、雨宿りのほか、天気の日はきちんと木陰になっていることから涼むのにも最適。 でも10分もしないうちにやんだので、下山開始。





写真ではわかり難いですが、ブラックフェイスはほぼ垂壁の崖です。足を少しでも踏み外せば命はない。
この下の森はちょくちょく蛇に遭遇する魔境スポット(^ ^)






下山途中、ブラックフェイスから眺める街並み。ここからの眺めは六甲山系の中でも特に好きな景色。
一応、ここは山の中ですが住所的には芦屋市内です(^^)






以上、短い間でしたがリフレッシュ完了。さて、いよいよ夏本番、夏山シーズン開始ですね。
近々、テント担いで涸沢、穂高に行こうと思います。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

穂高湖はスケートリンク状態

2018-02-20 23:42:51 | 登山
不覚にもインフルエンザBにかかってしまい、ひたすら寝て寝て寝まくってやっとこさ回復。
このなまった身体に少しでもカツを入れようと週末は六甲山へ。

ルートは新神戸駅の裏から摩耶山頂を経由して穂高湖を目指します。





登り始めの腹ごしらえにとキオスクを覗いたら
な、なんと! 4種のランチパックがあるじゃないですか。

これは満足度高し。





途中、道中のレポはすっとばして摩耶山頂のテラスに到着。いつも以上に空気が澄んでいて神戸の街並みを曇りなく見下ろすことができます。





摩耶山頂から少し下ったところにある穂高湖に到着。
完全に凍っていてスケートリンクの様相。





ちなみに夏はこんな感じです。





帰りは徳川道を辿って王子公園駅へ。


今週末も六甲に行こうと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイスキャンディもインバウンド景気

2018-01-21 23:21:36 | 登山



赤岳鉱泉に毎冬出現するアイスキャンディですが、台湾からのクライマー方々で大盛況のようです。
この団体さんらは前の日には稜線にある展望荘に大挙してランチしに寄ってました。

驚いたのは、どの方も携行している装備や衣類が一目で最新のものとわかるもので
ココまで遊びに来るのにかなりの費用がかかっていると思われます。

これまで韓国の登山グループはシーズンを問わず前からちょくちょく見かけましたが、
今年は私の滞在中に限ってなのかもしれませんが、小屋の中も外も、そこら中で中国語を耳にし、たぶん日本人の方が圧倒的に少なかったような印象。

インバウンド景気の波は山深いココにもという感がします。
皆、ワイワイと楽しそうでリピート確実ではないでしょうか。

言葉はわかりませんが傍でその様子を見ていて、いつの間にか自分も応援に加わってました。
同じスポーツを愛好する者らには言葉の壁はないですね。

しかし、登る際の安全講習とかどうしてるのだろう?
街のコンビニみたいに、冬の山小屋にも中国語堪能な店員さんが1人2人いるのは当たり前な、そんな時代がきそうな予感がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018 登り初めは八ヶ岳

2018-01-19 00:34:21 | 登山



新年、登り初めは八ヶ岳へ。
美濃戸から約5時間、宿となる赤岳頂上直下の展望荘が見えてきました。





地蔵尾根を経由してほどなく小屋に到着。さすがに駐車場から休みなく通しで来るのはきつかった。
写真ではわかりにくいですが、風がすさまじい。





昨年は窓から富士山を眺めることができましたが、今回はあいにく天気がよろしくなく
真っ白で何にも見えない。。






窓の内側まで霜がびっしり。こりゃ窓際なんかで寝たら凍ってしまう(^^;

外はあいかわらず風が強いようでゴーゴーと音が鳴り止まない。

てゆうか風の音しかしない、他に人工な音がまったく聞こえないというのもオツなものですね。
ここにいる私にとって、目に入る情報はこの窓枠の霜だけ、耳に入る情報は風の音だけ。

そんな感じでしばらくこの霜をじっと観察してたらいつのまにかウトウトとうたた寝してしまった。






あったかい夕食をいただいて、風の音に耳を傾けながら今日は寝ます。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする