世界最古の都市国家
メソポタミア文明の時代に
ラピス・ラズリは、すでに人々に愛されていました。
この文明の栄えた時代は紀元前4000~3000年
今から5~6千年も前にさかのぼります。
ウルクやウルという都市国家には、
外壁がめぐらされ、
頂上を神殿とするジッグラトと呼ばれる
階段状のピラミッドが建てられています。
ウルの城壁内の墓群からは
ラピス・ラズリやカーネリアン、
金などで作られた装飾品、
当時の人々の様子が描かれた木箱などの
副葬品が発見されています。
この時代に生きたシュメール人は、
夜空の星の規則的な運行を見い出しとされ、
月の運行をもとにした『太陽暦』や
現在でも時間を表す『60進法』を考案。
天体の美しさはシュメール人の心を魅了し
青く美しい石の中にもまた
神聖なる宇宙を見い出したのでしょう。
6千年の時を経て
現在まで続く文明と共に
人々を魅了し続けたラピス・ラズリ。
心を奪われて当然ともいえる
神秘の石なのかもしれません。
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