緑内障とはどんな病気なのでしょう。
眼球というのはビー玉のような固い玉ではなく、水風船のように内部に液体がたまっていることで形を保っている組織です。
水風船は水が少なければしぼんでしまうし、水が多ければ大きく膨らみますよね。眼球も同じで、常に一定量の液体を内部にとどめることで正常な形とサイズを保っているのです。
緑内障というのは、この液体が多すぎる状態です。眼球は大きく膨らもうとし、その膨らもうとする力によって網膜や視神経がギュウギュウと圧迫されます。
これがまぁ痛いです。ゴハンも食べられなくなるほどに。
眼球摘出後の痛み止は?
で、検索してきました。
続きます。
残念ながら、今のところ緑内障は「治らない病気」の一つとされています。
点眼治療はあくまでも、痛みを取り、目が見えなくなるまでの時間を延ばすだけで、その子が長生きすればこそ、いずれはほぼ間違いなく失明します。
そのため、目が見えるうちは頑張って目薬での治療を行いますが、すでに失明してしまった目については、緑内障の治療方針は少し変わります。
痛みを取ることが唯一の治療目標になり、視力の保護を考える必要がなくなるため、「痛み止めでやり過ごす」「薬物で眼球内の細胞を殺す」「眼球を取り除く」などといった治療が選択肢に入ってきます。
これらの治療法には、痛みからの解放、面倒な点眼からの解放というメリットがありますが、一方で大きな欠点もあります。それは「顔が変わる」ことです。
上記
佐野獣医さんによって書かれていました。
すごく的を得てると感じています。
麻酔をかけて安全に手術ができる年齢って限られます。
愛犬に眼の異常が見られたらぜひ眼科専門の動物病院に行ってほしいなと思います。
わんちゃんも猫ちゃんもすごく長生きができるようになりましたね。
わんちゃん、猫ちゃんにも痛みの少ない老後をぜひ。
だあくん 六月十七日 (7時48分)永眠