3月最終日の柴日記

明日から公立保育園に転園だから、今日は休み。
自転車で飛鳥山公園に行った。
飛鳥山公園の脇に、新幹線や在来線や貨物列車がたくさん通る橋があって、電車好きな子供たちは大興奮だった。
一緒に行った子が、あまりに手を振りまくるから、貨物列車の車掌さんが甲高い汽笛を鳴らしてくれたり、駅のホームの乗客が手を振ってくれたり、コミュニケーションが面白かった。
私は密かに電車が好きなので、真下を電車が通るときには、保護者らしくクールに振る舞いながらも内心ひゃっほーと叫びたかった。
飛鳥山公園は、桜がほんのり咲いてきてた。
満開になったら、人が多過ぎて遊べないね。
ただでさえ、春休みだからかたくさんの子供たちが所狭しと遊んでて、まだまだちびっ子な健太郎は押されたりどかされたりして、ハラハラした。
でも、満開になったらまた来たいなぁ。

1歳7ヶ月の健太郎くん

地震の後しばらくは、健太郎は母の不安に気付いたのかちょっと元気がなかったけど、最近はいつもの調子を取り戻してきたよ。
保育園に行き始めてから、本当に発達が早い。
前はブロックを1つ組み立てるのがやっとだったのに、今じゃ毎日ハウルの城みたいな巨大なアートを創作してる。
そして、アートが大き過ぎて壊れるたびに、ああ！と悲痛な声を出す。
それがまた可愛らしい。
おしゃべりもかなりするようになって、何だかよくわからないことをずっとしゃべったりしてる。
きのうは、かなりはっきりいってらっしゃいと言ったから、驚いた。
全然ちゃんとしゃべれてないんだけど、健太郎の幼児語が可愛くて仕方ない。
それに、お皿もってきてとか、おむつ替えるからごろんしてねとか、こちらのいう事をわかって行動してくれるから、楽しい。
自己主張も増えて、この服じゃないと嫌だとか、お風呂絶対入らないとか困らせることもあるけど、全部ひっくるめて本当に可愛い。
グレープフルーツをもっとよこせとだだこねて大泣きする健太郎を見て、あんまり可愛くて笑ってしまい、余計怒らせた。
大人だって、泣き顔を笑われたら頭にくるもんね。
でも、可愛くて、面白くて、耐えられない。
そんな感じで、健太郎の近況報告してみたよ。
うちは、だいぶ日常を取り戻しつつあります。
でも、被災地の人たちのことを忘れずに、引き続き募金と節電をし、買い占めはせず、育児とバイトを頑張って、暮らしていこうと思う。

愛のむきだしを観た日の柴日記

友人に勧められた愛のむきだしのDVDを観た。
4時間近くあるのに、ずっととても面白かった。
面白すぎて、おやつを食べるのもお茶を飲むのも忘れた。
みんな必死で、むきだしで、パワーがみなぎってる映画だった。
最近、地震のこととかで元気がなくなってる人は、観たほうがいいかも？
出てる役者さんたちの演技も最高だし、選曲もナイス。
私はグロいのが苦手だけど、他の作品も観てみたくなった。

広がることを願って！

アーティストをやってる私の大事な友達ROCOが、被災地の子供達の笑顔が少しでも増えるように、無料でアプリを提供しています。
私は被災地に知人がいないけど、柴日記を見てくれる
みんなも知り合いに教えてあげて！
巡り巡って少しでも多くの被災地の子供たちにROCOの歌声が届きますように！
みんな、よろしく！
下記はROCOのツィーターより。


今回の大地震で被災地の子供たち、全国の子供たち、緊張した日々を送っていると思います。少しでも、ひとときでも、子供たちが笑顔になれるように、私も音楽で応援したい！「こどもじゃず　あぷり」無料配信決定しました！→http://tinyurl.com/4thztwb

11/03/16 18:06
via web

日常を過ごす

朝も余震があって怖かったね。
お店からもどんどん物が無くなってくし、保育園は休みになるし、不安。
近所のママ友たちほとんどみんな関西の実家に帰ってた。
家にいると不安で仕方ないから、健太郎と外へ出た。
そしたら、お店に物が無い以外はみんな普通。
見知らぬおばあちゃんが、健太郎にいっぱい話しかけてあげると言葉が早いよーなんて、この大変な事態に関係ないことで話しかけてくれて、すごく気持ちがほっとした。
花に水をあげる人、公園の落ち葉を拾う人、公園で遊ぶ子供たち。
普通なことをしている人を見ると、すごく安心する。
不安でも、日常の生活を続けることが本当に大事なことなんだね。
勉強になることがたくさん。
私もなるべく普通に過ごすことで、この試練に立ち向かおう。

大地震の日の柴日記２

つづき
家に帰った私と健太郎は、残り物で早めの夕飯を済ませた。
水しかでなくてお風呂は諦めた。
テレビで地震の番組を見て、すごく怖くなった。
相変わらず呑気で、ブロック遊びをする息子に、動揺を悟られないよう明るく振る舞った。
携帯もメールもダメだったけど、ツィーターはできたから、それとスカイプで夫と連絡を取った。
夫は職場泊になり、私は心細いまま眠れぬ長い夜を過ごした。
何もしないでいると、余震で気持ち悪くなったりめまいがしたりしてしまうから、おにぎりを握ったりカバンにおむつを詰めたりしてた。
外では引っ切りなしにサイレンとヘリコプターの音。
外はどんな混乱になってるのかとただただ怖くて震えた。
朝、たっぷり寝て起きて元気いっぱいな可愛らしい息子を見たら、急に力がみなぎってきた。
それからしばらくして、10時頃夫が帰って来た。
みんなで外へ出たら、想像よりも世間はいつも通りで、びっくりした。
街は荒れて店はシャッターが閉まり、暴徒が溢れているのかと思っていた。
ひとりでたくさんの情報を吸収し過ぎて、怖がり過ぎていたみたい。
思ったよりも、強くて優しくて常識があってたくましい日本人。
この国を誇りに思うよ。
バイト先損保会社は、休み明け大変なことになってるはずだから、被災地の方々に少しでもほっとしてもらえるような電話対応をしよう。

大地震の日の柴日記１

記憶が鮮明なうちに。
みんな無事だったかな？
すごく怖かったね。
私は昨日、息子が風邪ぽくて前日早退してて、バイトに行ってもすぐ保育園から呼び出しが来て仕事にならないだろうと思い、すぐお迎えに行けるように前もってバイトを休んでた。
今思うと、いつもは強引にバイトに行くのにあらかじめバイトを休んだのは虫の知らせだったのかも。
そして赤羽駅前のカラオケに1人でいた。
ちょうどトイレに行った時に、すごく揺れた。
慌てて荷物をまとめて外に飛び出した。
駅前のロータリーには、こんなに人がいたのかってほどたくさんのひとがで溢れてた。
揺れが収まったら、お店に戻ってお会計をして、また外に出た。
すぐさま健太郎の保育園に向かった。
途中のアーケード街で、ガラスが割れたりアーケードがその後の揺れで波打ってて、怖くて震えながら一目散に走った。
保育園はパニック状態の園児たちがいて騒然としてた。
私もパニックだったけど、息子は呑気におやつのバナナを頬張ってた。
どうやら彼には地震への恐怖心はまだないらしい。
健太郎のその振る舞いと、園長先生の落ち着いた態度で、私も落ち着きを取り戻した。
家は川の近くだしボロくて潰れそうで怖かったから、とりあえず息子と2人で近くの赤羽公園に避難した。
公園は同じように避難してきた人たちで賑わってた。
こんな緊急事態なのに、息子は公園でうんちをしてしまった。
替のおむつがなくて、近くの西友も閉まってたから、見知らぬママにおむつをもらった。
そのママの実家は岩手で、家族の安否を気にしてた。
私は世の中の状況がまだ把握できてなくて、そのママのワンセグを見てはじめて、大変なことになってるのだと気付いた。
あのママの家族がどうか無事でありますように。
私と健太郎は、夕方まで公園にいて、寒くなって帰った。
つづく

3月6日の柴日記

今日は、休み。
関西に転勤になるママ友のお別れ会。
地元の赤羽会館の和室を貸し切った。
健太郎は、そのママが持ってきた洋服で女装。
頭のリボンがやけに気に入ったみたいで、いつも帽子なんかも嫌がるのに、いつまでもリボンを付けてた。

あたちかわいいでしゅか？

、、、やっぱり男顔だよねー

飽きっぽい柴の風水ブーム

最近私の中で風水が流行ってた。
狭くてごちゃごちゃした我が家だけど、せめて玄関だけは綺麗にしようと思い立ち、風水を参考に鏡を設置したり、植物を育てたり、表札を作ったりしてみた。
そうしたら、気分がすっきりして、元気が出た。
運気アップとかまでは望まないけど、毎日を気分よく過ごすのに風水はいい気がする。
後は、こないだ吉祥寺の雑貨屋で見つけたカエルの貯金箱がとても気にいってる。
綺麗になった玄関に置いて、毎日眺めたり500円玉を入れたりして楽しむのだ。
これからも、玄関だけは綺麗にしていこうと思うよ、玄関だけは、ね。

3月2日の柴日記

今日は、休み。
旦那さんもけんたろさんも、出勤。
私だけのフリータイム。
午前中に掃除や夕飯の支度などを済ませて、池袋に出掛けた。
カフェでゆっくりランチ。
街をぶらぶら。
あー、この感じ懐かしい！
1人カラオケや買い物して、4月から転園になるから新しい保育園に資料取りに行って、けんちゃんを迎えに行った。
新しい保育園は、公立で、廃校になった小学校の一部を使用していて、今行ってる無認可保育園よりも断然広々していた。
家からは遠いし、丘の上だけど、健太郎にとっては良さそう。
楽しみだね。