Life in Japan blog (旧 サッカー評 by ぷりりん)

日本に暮らす昭和生まれの猫ぷりりんの、そこはかとない時事放談と日記です。政治経済から科学、サッカー、手芸まで

リバプールVSマンU

2005年01月16日 11時58分26秒 | サッカー観戦
プレミアリーグは滅多に観戦しない。イギリスのチームはチャンピオンズリーグに残ってくることがあまりなく、心の中での順位が低かったからかもしれない。昨年はチェルシーにムトゥやマケレレといった好きな選手がいたのでチャンピオンズリーグ見た。チェルシーは素晴らしいチームだった。

リバプールもチャンピオンズリーグは見ている。大変いいチームで、素晴らしいと思っていた。そこへモリエンテス(R・マドリー)とペッジェグリーニ(バレンシア)が移籍。なんといきなり先発してきた。

モリエンテスはしばらく試合に出場していなくて、試合感覚を取り戻すことが急務、とにかく出場させることが重要ではあるが、そうそう結果はでない。あのマケレレでさえ、「イギリスのサッカーは異質」と戸惑っていたくらい、スペインのサッカーとイギリスのサッカーは異なる。
この試合を見て、筆者でさえ、困惑してしまうくらい、まったく違う協議だと思う。

リバプールの選手は、モリエンテスを落とすだけのポストプレーヤーと勘違いしていないだろうか。また、この試合をスカパーで解説していた御人方々もそうである。昨年のチャンピオンズリーグでの彼の活躍を見ていたのならば、そのような評価はしないであろう。

彼は最も守備力と戦術ガンが必要とされるポジション、トップ下でさえできる場合があった。
彼は、過大評価をされているのではなく、過小評価されてきた選手である。ただ、キャラクター的にも柔和で、プレースタイルが独特なので、評価する側の基準によっては評価外であるし、彼の欠点であるが、各試合のむらが大きい。
彼個人の問題もあるが、彼のプレーは周りの選手のクオリティーに左右されやすい性質のものだ。

ただ、シンプルに、彼はチャンピオンズリーグ得点王になれるだけの実力はあるということである。

この試合で思ったのは、世界で一番楽しい他国のリーグより移籍してきた、CL得点王とベテランディフェンダーの選手をいきなり酷評する解説者とアナウンサーのコメントに吐き気を催すほどの不快感を感じたというのが正直なところであるし、このような放送にお金は払いたくないと感じた。これが正直な感想だ。サッカーの試合を長年見てきたが、これほど不快な放送は、初めてだった。

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