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ワイフはどこに・・・(その1:アテネで会おう)

2020年04月24日 21時56分23秒 | 世の中、こんな話、あんな話

随分と昔の話になりますが、結婚して半年目の6月、中東へ1年間、建設現場に単身で行くことになりました。半年に一度は帰国しても良いという条件でしたので、12月の暮れになったら日本への一時帰国を考えていました。赴任して数ヶ月経ったころ、ワイフから、「新婚旅行も行ってないから、どこかヨーロッパにでも行かない」と連絡がきました。それではギリシャに行こう、となりました。私は、中東から12月26日にアテネへ、ワイフは成田から28日にルフトハンザ機で着く事になりました。
ワイフの飛行機は、12月28日、アテネ空港に、朝の8時20分に到着です。私は、半年振りのワイフに会う為、7時過ぎには空港に着きました。ところが・・・空港に着いて、到着便の案内を見たら、ほとんどがキャンセルと書いてあるのです。一体、何のことか分かりませんでした。そして、案内所に行って尋ねてみると、「アレ!あなた知らなかったの、今日はアテネ空港の職員はストライキなのよ。到着便の詳細はここでは分からないので、地下の航空会社の事務所に行ってみて」と言われました。エー、ストライキ!なんで・・・
これが、その時の私の頭の中の全てです。日本では空港の職員のストライキは考えられませんが、電車はあるので、そうなれば確かに電車の本数も少なくなります。 しかし、ここはアテネです。その時は、しばらく、どうしていいのか分かりませんでした。少し冷静になってみますと、やはり、
頼りは航空会社しかないと考え始めました。航空会社の事務室は空港の地下と聞いたので、階段をトボトボと降りていきました。
降りていったら、ルフトハンザのパイロットらしい二人が歩いてきました。そこで、ワラにでもすがる想いで、「昨夜、成田を発った便はどうなりましたか?」と聞いてみました。すると、彼らは顔を見合わせ、「この便は確かに成田を出た、ただ、アテネ空港には到着できないから、ギリシャの北にあるテッサロニキ空港、もしくはフランクフルトに行くようになるだろう」と言いました。なに!フ・ラ・ン・ク・フ・ル・ト!これはえらいことになってしまった、そんな、どうしよう・・・ワイフはどこに・・・(その2へ続きます)


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