結核は、現代の病気です

あいかわらず脈拍が不安定です～。
じっとしていると、血圧123/77、脈拍68。立ち上がると、血圧120/75、脈拍102。立ち上がるのって、運動じゃないと思うんですけど、何度やっても、椅子から立ち上がるだけで、脈がグンとあがります。そして、小さな部屋でも歩くと、脈は120越え。
鉄欠乏性貧血？　いや、単なる運動不足？（笑）

さて、絢香さんがバセドウ病であることを告白したと思ったら、今度は、ハリセンボン箕輪はるかさんが結核で入院しているという報道がされています。（つい先日の、大阪の助産婦さんが感染していたという報道よりずっと大々的でした。）
以前にも書いたことがありますが、結核は、早期発見で他の人に感染させる可能性のない（排菌がない）場合、外来で治療を進めることができますが、発見が遅れると隔離で数週間、その後、数ヶ月の入院が必要になるようです。
箕輪さんの場合、入院ということは、感染度が高いと判断されたということ。幸い、身近な相方やマネージャーさんへの感染はなかったということですが、心配ですね。

舛添要一厚生労働相が、7日の会見で「結核は日本ではほとんどはやらないと思っていたのでちょっとショック」と語っていますが、そんなことはありません。日本ではまだまだ現役の病気です。高齢者は、若い頃に感染したものが、体力が落ちてきた今、発症という形で出てきていますし、日本の都市部での結核の発症率は、非常に高い状態です。タイなどとほとんどかわらないという資料もありました。

芸能人の例に限らず、感染者がみつかると、その人と接点のある人は、保健所で無料で接触者検診が受けられるそうです。また、陽性反応がでるようになるまで時間がかかるものですから、数ヵ月後に、念のため、再検診などを相談されるのがよさそうです。

前にも書きましたが、ベテランのリウマチ患者さんayuさんも、いま結核と闘ってらっしゃいます。体力が落ちて、昨日も、大腸の検査をされながら、一時、心停止になられたそうです。とっても心配しています。

ふつうでも、侮っていはいけない病気。まして、膠原病など、免疫を抑制する治療を進めている場合など、感染症は命にかかわりますから、気になるときには、早めに、しつこく保健所や病院で相談するのがいいですね。

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