胃カメラで、鳥肌胃炎や十二指腸潰瘍があったから、ピロリ菌の除菌を相談してみようかな、なんて記事を書きましたが、タイムリーに「ピロリ除菌の適応拡大は実現するか」という特集が、日経メディカルオンラインに出ました~!
医学雑誌のなかでも、特に信頼度の高い雑誌の1つ「Lancet」に、ピロリ菌を除菌すると、胃癌の発生率が低かったという論文が、日本のチームによって発表されました。
日本は、内視鏡が広く使われていたり、胃の症例が多かったりするので、こういう研究が期待されていたようですが、日本全国の51もの施設のデータを蓄積して、ようやく「除菌するのとしないのでは、結果が違う!」とはっきり言えるようなデータが取れたようです。すごいですー!世界が待っていた報告だと思います。
推定として、除菌したら胃癌の発生率が下がる、というのは、ピロリ菌が見つかったときから言われていたようですが、ピロリ除菌は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の場合でないと、保険適用されません。(わたしは、十二指腸潰瘍があるから、適用されるはずなんだけど。)今回の結果で、保険適用が広がるかも!というのが期待されています。
日本では、中高年者の約6~7割がピロリ菌に感染しているといわれますから、どこまでを対象とするか、ということでしょうが、まずは胃がんの患者さんの術後に、再発を防止するための服用が保険適用されるのかなという印象です。
「胃癌を予防できる!」ということになれば、ランソプラゾール・アモキシシリン・クラリスロマイシンの3剤療法で、飲み薬の抗菌薬を1週間くらいつづけるそうです。
ランソプラゾールは、逆流性食道炎ではおなじみのタケプロン。胃酸の分泌をおさえます。
あとは、細菌を殺菌するアモキシシリンとクラリスロマイシンのあわせ技。
メジャーな治療になれば、この分野の治療は前進しそう♪と楽しみです。
その前に、「ガイドラインではピロリ陽性者すべてに除菌を奨励する」なんて記事もあるので、わたしもやっぱり除菌を相談してみよっと!
そういえば、この間、カブレが引かないので、婦人科に行って、一応、真菌(カンジタみたいなカビ)の日和見感染じゃないか培養してもらったのですが、何も見つかりませんでした。接触性皮膚炎みたいで、リンデロン(ステロイド消炎)とゲンタマイシン(抗菌)を塗っておけばいいよってことに。
そのついでに、子宮や卵巣をエコーしてもらいましたが、特に腫れやあやしい影はみつからず。
下腹部痛は、やっぱり大腸を疑うか、なかったことにしてしまうかなぁ。
大腸がんを疑うには、ちょっと若いと思ってるんですけど、大腸炎はないとも言えないからなぁ~。
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医学雑誌のなかでも、特に信頼度の高い雑誌の1つ「Lancet」に、ピロリ菌を除菌すると、胃癌の発生率が低かったという論文が、日本のチームによって発表されました。
日本は、内視鏡が広く使われていたり、胃の症例が多かったりするので、こういう研究が期待されていたようですが、日本全国の51もの施設のデータを蓄積して、ようやく「除菌するのとしないのでは、結果が違う!」とはっきり言えるようなデータが取れたようです。すごいですー!世界が待っていた報告だと思います。
推定として、除菌したら胃癌の発生率が下がる、というのは、ピロリ菌が見つかったときから言われていたようですが、ピロリ除菌は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の場合でないと、保険適用されません。(わたしは、十二指腸潰瘍があるから、適用されるはずなんだけど。)今回の結果で、保険適用が広がるかも!というのが期待されています。
日本では、中高年者の約6~7割がピロリ菌に感染しているといわれますから、どこまでを対象とするか、ということでしょうが、まずは胃がんの患者さんの術後に、再発を防止するための服用が保険適用されるのかなという印象です。
「胃癌を予防できる!」ということになれば、ランソプラゾール・アモキシシリン・クラリスロマイシンの3剤療法で、飲み薬の抗菌薬を1週間くらいつづけるそうです。
ランソプラゾールは、逆流性食道炎ではおなじみのタケプロン。胃酸の分泌をおさえます。
あとは、細菌を殺菌するアモキシシリンとクラリスロマイシンのあわせ技。
メジャーな治療になれば、この分野の治療は前進しそう♪と楽しみです。
その前に、「ガイドラインではピロリ陽性者すべてに除菌を奨励する」なんて記事もあるので、わたしもやっぱり除菌を相談してみよっと!
そういえば、この間、カブレが引かないので、婦人科に行って、一応、真菌(カンジタみたいなカビ)の日和見感染じゃないか培養してもらったのですが、何も見つかりませんでした。接触性皮膚炎みたいで、リンデロン(ステロイド消炎)とゲンタマイシン(抗菌)を塗っておけばいいよってことに。
そのついでに、子宮や卵巣をエコーしてもらいましたが、特に腫れやあやしい影はみつからず。
下腹部痛は、やっぱり大腸を疑うか、なかったことにしてしまうかなぁ。
大腸がんを疑うには、ちょっと若いと思ってるんですけど、大腸炎はないとも言えないからなぁ~。
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怖いものなんですねー。
日本人の半数は陽性なようですが、潰瘍や胃がんなどの患者さんもかなりの確立でピロリ菌が陽性だということで、関係ないとは言えないですね。
でも、全く悪さをしないことも多いというのも、なんとも気分屋さんなピロリ菌。
何かこの菌をが悪さをするように誘発するものがあるんでしょうねぇ~。
危険なことに変わりありませんから、除去するのが確実そうですが、私も陽性だろうなぁ~、根拠はありませんがなんだかそんな気がします。
原因も無く下腹部が痛いとなんだか不安になっちゃいますね。
ユーピットというピロリ菌の簡易検査キットがあるので、わざわざ胃カメラしなくても調べられますよね。
でも、それほどメジャーな検査方法ではないので、できれば、もっと浸透していってほしいなって思います。
メタボに使うお金があれば、ピロリ菌検診もルーチンにしてくれたほうがいいと思うのですが・・・
ピロリ菌は、いろんな悪さをするわりに、ネーミングが何とも力の抜けた音なので、トクをしている(?)感じがしますね(笑)
数%の稀な症例ですが念のため・・・というのに、しょっちゅうひっかかっていると、ピロリ菌くらいは軽く当選しそうな自信みたいなものまでできたりして~。
まずは、簡単に治療できるようですし、LG21みたいな乳酸菌でも減るらしいですよ。
ユーピット錠って、いわゆる風船を膨らませる検査ですね。
一度、呼気を保存したあとに、薬を飲んで、寝ていて、寝返りして、また呼気を取ると、ガスの関係だかでピロリ菌がいるかどうかの疑いがわかるような話ですね。
健康診断のたびに、30分もゴロゴロしているのもめんどくさいけど、確かにバリウムみたいな身体に悪いモノを飲むより、こっちの方がいいかも♪