アメリカリウマチ学会、はじまりますね

何だか、ほんの少し忙しい日がつづいていたら、風邪のひきはじめみたいな、ちょっと本調子でない感じがつづいてます。今朝はあんまり調子がへんなので、２時間ほど遅刻してみました。寝たら治る気もするんだけどなぁ。

さてさて、初夏の欧州リウマチ学会、先月の横浜で開かれたアジア太平洋リウマチ学会につづいて、アメリカリウマチ学会（ACR）が今日から始まります。
わたしがDNAをプレゼントした、補体に関する遺伝子のエラーと全身性エリテマトーデス（SLE）の発生機序を研究している先生も何か発表するのかな。

わたしの膠原病の主治医も、この時期、たくさん呼ばれて、お話をしに行きます。
「同じネタなんですか？」と聞いたら、けっこう違うみたい。いっぱい話すと、それを聞いた先生から、うちでもお願いしますって聞かれて、またまた忙しくなっていく。優秀な先生の宿命ですね。
めずらしい臨床経験が豊富な先生だし、いろんな人とお話したり、わかりやすく説明するのが好きな先生だから、向いているんだろうけど、夜遅くまでいる率が高くなって、ちょっぴりお疲れなのが心配。病気知らずの元気な先生なんですけどね！

学会ではいろんな研究や症例の報告がされて、報道に、へー！ということがいろいろありますね。
でも、いろんな先生たちとお話していると、「先進医療に関しては、治療に使える"可能性"がちょっと出てきた、くらいのお話だね」「学会での報告は限られた例であることが多いから、信頼された医学雑誌での報告ほど検証されていない例も多いんだよ」なんて聞きます。
夢や希望を持てるような研究報告もありますが、モノによっては、ちょっと希望を持つ、くらいの距離感で見るのがいいのかもしれませんね！

でも、おもしろい報告がないか、楽しみです♪

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