四国遍路 令和3年 春 男63歳 野宿旅

縁あってお遍路モードに突入
(旧タイトル)おっちゃんとミニベロ9で以意大放題

作戦変更 12日目

2021年04月28日 | 四国遍路
2011年4月25日 12日目
23番薬王寺
泊 徳島駅近BH

午前中に薬王寺を打って昼から温泉三昧のはずが機械の故障で温泉は休業。なんと。
仕方なく先を歩く。
小松大師先の岡崎商店横の休憩所(宿泊禁止)、左足に違和感あり、何気に触ってみると靴下がビショビショ、水が出たか。靴下を脱ぐと小指の付け根から中指の付け根の皮、500円玉4個分が剥がれてベラベラしている。皮の下の真っ赤な肉が露出、出血はわずかだが一瞬医者の世話になるレベルか。時間は17時前、隣の岡崎商店は閉まっている。痛みはたいしたことはないが取り敢えず水で洗って手当てが必要と判断。地図を見ると1時間程で牟岐駅だ、水がある。足を引きづりながら歩く。
牟岐駅に着くもへばりついた靴下を脱ぐことをためらった。この先歩き続けるのは無理か、駅の路線図を見ると徳島駅があるではないか意外に近い。電車で戻ることにした。傷が癒えるまで休養だ。21時過ぎBH着、さっそく風呂のシャワーで患部を洗う。冷たい水が気持ちよい、そのまま患部を乾かすことが最良と判断した。
本日は歩き遍路さんとは会わず。









 煩悩が増えた 11日目

2021年04月28日 | 四国遍路
2011年4月24日 11日目
22番平等寺
泊 たいのはま 避難小屋? トイレ
    テント泊


太龍寺のロープウェイ駅からいわや道 平等寺道 を経由してテクテク歩く。
いわやみち 平等寺道はアドバンチックで道が狭い所あり危険を感じたのは初めてだ。平等寺道の後半は急な下りでロープをつたっておりた。野宿先の福井ダム公園を目指すが道を間違える。
3時過ぎ鉦打の遍路小屋で休憩、本日はこれまでと思いきや、歩き遍路の夫婦連(おそらく)登場。これから由岐の宿まで歩くとのこと。男性はおっちゃんよりも年上の雰囲気。さてどうしたものか。へんな競争心が沸く。またひとつ煩悩が増えた。
由岐の先、たいのはまを目指すことにした。途中適当な野宿場所があればそれもよし。


たいのはま駅の先、線路沿いにある小屋。
テーブルは固定だがベンチを動かしてテントのスペースを作る。


小屋の全景、目の前が海、潮騒が心地よい。











ヘンロ転がし 2発 10日目

2021年04月28日 | 四国遍路
2021年4月23日 10日目
20番鶴林寺から
21番太龍寺まで
泊 太龍寺ロープウェイ駅 トイレあり
    テント泊


12番焼山寺のヘンロ転がしのダメージが癒せないまま突入となる。おっちゃんのヘンロ転がしは足元に気が集中するため疲労は後日やってくる。14時過ぎ太龍寺を打ち終わり納経所の前でまったりする。同世代の野宿歩き遍路に会う。彼はこれから山を下りて道の駅を目指すとのこと。時間的に普通はそうだろう。おっちゃんは先へ進む脚がない、本日終了となる。彼は通しで45日の予定。
おっちゃんはというと60日と時々休養日をとる。現在実歩き6日、休養2日。取り組み方が根本的に違うようだ。毎日平均30キロは歩かねばなるまい。


山頂のロープウェイ駅。
この時期17時が最終、山の上なので風が強い、寒さは感じなかった。
近くにロープウェイ会社が管理するトイレあり。太龍寺の住職と話しをするも何とも言えないとのこと、当然だ。こちらも話しを濁しての会話となった。
翌日は日の出前に出発した。もちろん痕跡を残すこともなく。竹箒があったので掃き清めたよ。
ここ数日の間にコロナ禍にあっても4組ほどの歩き遍路と遭遇する。
まだまだ少ないのであろう。