ハナミー、何につけてもあんたは強運の持ち主だよ。
花水さん、この前とは打って変わって、診察台の上で大人しくしていました。
先生によると、事故のショックで放心状態だからとの事。
手術とか安楽死とか、最悪の状況も覚悟していましたが、
「 どう治療したらいいでしょうか? 」
と私が言うと、
「 止血剤と精神安定剤を注射して、
様子を見ましょう。 」
と、言われました。
口を空けさせると、
上の顎の真ん中に赤い縦線が見えました。
これも、
「 顎が割れているけど、
自然にくっ付くかもしれないから。 」
と、言われました。
ケンカだと思い込んでいたのですが、
事故に遭ったのだと先生から断言されました。
でも、車両にはねられたのか、
避けた拍子にどこかに激突したのか、
階段とか屋根から落ちたのか、
虐待を受けたのか、
…詳細は不明なのでした。
先生が、
「 後はこの子の生命力次第だね。 」
と言いましたが、
花水さん、次の日には起きて普通にごはん食べていました。
それどころか外に出たがろうとまでしました。
こんな目に遭って、外がイヤにはならないのかね?
ただ、固まった鼻血が大量に詰まっていたらしく、
くしゃみしたら出て来たのか、
家に帰ると、赤い大きな塊が、
キッチンの隅にぶにょんと落ちていました。
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