まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

往路 特急なは(熊本)

2008-03-01 02:36:41 | 鉄道風景
熊本旅行からもう2週間たってしまった。
三角の記事を先に書いてしまったが、改めて最初からたどっていこう。

写真をピックアップしていると、少ない枚数で厳選しようと
心がけてはいるのだが、ついつい数が増えてしまう。
見づらくなってしまいますがご容赦を。。。


さて、初めて乗った寝台特急「なは」。長崎行き「あかつき」と併結している。
大阪駅からわくわくの出発!熊本へ!


一人用コンパートメントの車両は、外壁がボロボロ!!
他の車両にくらべてもちょっとボロすぎ・・・哀愁を漂わせている。
引退までもう少し、がんばれ!


宝塚行きホームのサラリーマンを尻目に、、、乗り込む!


中廊下に面してドアとステップがずらり。
茶室のにじり口のような背の低い引き戸を入ると、下の部屋がある。
ステップ数段を上ったドアが上の部屋の入口。ふ~ん、合理的。


中は・・・・うひゃ~!一面のマットレス。靴脱ぎのところだけ欠けている。
天井は少し低いけど、明るい蛍光灯に、光量調節できる読書灯、空調の
調整スイッチもあるし、アラーム付時計、電源コンセントまで完備!
銀河のB寝台と同じく、寝具・ゆかた・ハンガーが置いてある。
背もたれ用の台形のクッションがあるのだが、これが靴脱ぎ部分にすっぽり
収まるようになっていて、寝ている間に落ち込むこともない。素晴らしい!
ミニマムにして必要十分な設備を備えた快適空間なのだ!!感動~


織物の質感が素敵なシェード。「COMPARTMENT CAR」の文字がカッコイイ!


これはどこ?・・・・・・・答はトイレ。
ドアをあけると、照明、ヒーター、手洗い、手すり・・・もちろん便器も、
すべてが丸っこくて、天井も丸くてカプセルのような空間!
しかも照明は間接照明なので雰囲気たっぷり。
ドアの外からは予想もできない近未来的な小空間の出現に、圧倒されまくり!!


さて、この特急なはは、長崎行き「あかつき」と連結したまま走って
きたのだが、途中で切り離されて、それぞれの目的地へ向かう。
その作業が行われるのが鳥栖駅。早朝6時すぎ、まだ日も昇らないというのに
寝ていた乗客も切り離し作業を見にぞろぞろ車外へ出てくる。
私もアラームをかけておいたのだ(笑)。


さすがにこの季節、銀河のB寝台では着れなかった浴衣を喜んで着て寝たら
ちょっと寒かった。。。(笑)


熊本駅に到着!!夜通し走ってくれたなは、ありがとう!
一夜を共にしてすっかり情が移ってしまった。
「顔が見える」電車っていいね!


続く。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 美章園温泉の2Fへ上がる | トップ | 三角西港の洋館(熊本) その1 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今さら。 (yume)
2008-03-03 12:16:23
今さらですが、もっと早くに乗っておけばよかったなぁって思います。
3月は引退する鉄道、列車、路線がいっぱい。最後に一度。。と思うもののもうそんなに時間はない。

「すべてが丸っこくて、天井も丸くてカプセルのような空間!
しかも照明は間接照明なので雰囲気たっぷり」

シャープなものばかりな世の中になったら寂しい。
どこがぎこちないまるっこさ。。残って欲しいですね。
返信する
駆け込みで (ぷにょ)
2008-03-04 23:02:01
どうにか乗ることができました。もう一回くらい乗る機会は・・・と思っていましたが、無理そうです。
しかしもっと早く、このよさを知っていれば、、、
新幹線と数千円の違いでこんなにリラックスして移動できるなんて、
JRはもっとPRしてもよかったのに。いろんな旅の提案が
できただろうに(効率がよくないから勧めたくなかったのか)。

名前で呼ばれる電車。なんだか友達がいなくなるような、そんな気分。
返信する

コメントを投稿

鉄道風景」カテゴリの最新記事