まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

ユースアートギャラリー

2007-03-29 22:51:31 | 建物・まちなみ
トヨクニハウスの後、泉布観とユースアートギャラリーへ向かう。
銀橋の隣に新しい橋がもう完成していて、二つのアーチ鉄橋が並んでいる。
しかし並ぶと余計に、リベットだらけの古い橋の方が断然カッコよく、
スマートな新しい橋がつまらなく見えてしまう。


ユースアートギャラリーは開いていて、子供の絵の展示なんかをやっていた。
中へ入ったことがないので、早速入ってみる。
展示室は壁の内側に展示物を貼る用の壁が張りつくされ、あまり面白いものはない。
二階もあるようだ。階段も特に装飾はないが、手すりの微妙なカーブが
気になる。不自然、というか取ってつけたような角度で曲がっているのだ。
テラゾー製だと見えるが、こんなの作るのは大変だったのでは。



建物の外側を一周してみた。裏側にもドアと窓があって、ファンライトのグリルに
鳥モチーフがあしらわれている。




この建物は、明治4年築の造幣局鋳造所の正面玄関を移設して、
昭和10年に完成したもの。
これだけでは元の建物の全容はさっぱりわからないが、このデカい玄関からして
本体はもっと巨大だったんだろうということは想像できる。


泉布観の庭の桜はまだつぼみが開く気配もなかったけれど、
サザンカの花が雨でしっとりぬれてきれいだった。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レンガ敷きの路地 | トップ | 旧日本短資 解体か!? »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
裏側は (ぷにょ)
2007-04-01 01:06:09
意外といいでしょう。
しかし、これが玄関部分とすると、後ろ側に本体がくっついていたのか、
そうするとあのドアや窓は建物内部にあったということになる・・・・
移設した時に一つの建築として使えるようにつじつまを合わせた
のでしょうか。
もともとの建物の平面図とかあれば見てみたいですね。
返信する
義一さん (ぷにょ)
2007-04-01 01:01:59
お久しぶりです。
1Fは公会堂、2Fは図書館でしたか、へえ~!
天窓はありましたが、2階のテラスは出られないように
締め切ってありました。
あそこから大川や桜を眺めていたら、なかなか勉強が
はかどりそうにありませんね~(私の場合は)。

それこそ、結婚式のパーティ会場とかにいいんじゃないでしょうか。
変なつくりもののパーティ場がまちなかに増えていますが。
返信する
背面までは見ておらず (ひろ009)
2007-04-01 00:03:27
泉布観を見学したとき、ユースアートギャラリーの外観も眺めたのですが、側面も面白いなあとは思ったものの背面までは考えませんでした。

鳥のモチーフもいいですね。
内部の手すり、これは全く知りませんでした。
返信する
ご無沙汰しております。 (義一)
2007-03-31 21:00:12
近くに住んでいながら
ユースアートギャラリーは、どうなっているのか?知りませんでした。
貴重な写真ありがとうございます。
ユースアートギャラリーは、以前、1Fは、公会堂
2Fは、桜ノ宮図書館となっていました。
造りが、ミニ 中ノ島中央公会堂です。
私が、最後に訪れたのは、30年ほど前、中学生の時です。 受験勉強の自習室代わりに利用させてまらいました。(いつも空いていて並ばなくてもよかったので・・)
そこは、大川と大阪城を望める素敵なテラス、そして
大きな天窓を備えてあり、非常に赴きが、あります。
現在、意外と知られていないので もっと良い利用方法は、ないものでしょうか。
返信する

コメントを投稿

建物・まちなみ」カテゴリの最新記事