城東貨物線をたどって歩く 野江～赤川鉄橋

前回からの続き。

城東貨物線に沿って北上していくと、京阪線を越えなければならない。
三角州の公園の中にイカツいコンクリートの跨線橋があった。ひ～っ、これを渡れって？


線路の上の通路は、全体が目の細かい鉄の網で覆われている。
まぁ、人やモノが落ちると危ないから仕方ないだろうが、まるで鳥かごみたいだ。

いつも京阪電車に乗っている時、こんな跨線橋を過ぎていただろうか？思い出せない。

そして向こうに見えるのが、城東貨物線の桁橋。


この辺りからはずっと築堤沿いに道があって、直線区間も多い。単調な風景が続く。

あっ！貨物列車が来た！うわ～～
あたふたしているうちに通り過ぎてしまったよ～！１日５本の運行だそうだ。
見通しのいいところで来てほしかったなぁ。


歩道をすっぽり覆うテントが道路の両側に延々続く、野江の国道筋商店街の独特な景観。
それを越える城東貨物線の橋台も、日々物売りのディスプレーに使われているらしい。


おおさか東線の北半分も平成２４年春には開通する予定だったが、用地買収が難航するなど、
開業はまだ先になるようだ。
部分的に複線化したり築堤を垂直の土留めにしたり古い桁を新しいＰＣ桁に変えたり、
といった更新工事はちょこちょこやっているようである。

さてここからは次の週の再訪。
例のごとく出発が遅いので、１日では歩けなかったのだ（笑）。

都島信号場。
ここがゆくゆくは駅になるのかな。


こんなのどかな雰囲気の駅ならいいのになぁ。


複線用に作られた橋台に、片側だけレールが通されてはや数十年・・・


さぁ、やっと赤川鉄橋（淀川橋梁）までやってきた。
先週歩いた時に、列車が通る時刻はだいたいわかったので、今度こそここでつかまえるぞ～！


橋はひっきりなしに歩行者・自転車が通る。ランニングする人。犬連れの人は
犬が足を踏み外さないよう抱っこして歩いている。ほんとに、ここは生活道路だ。

列車が通るまで１５分くらいある。ゆっくり風景を楽しみながら、一度渡ろう。
前回見にきたときも、下を舟でくぐったときも、列車が橋を渡るのを見れなかったのだ。

この日は暑いくらいに暖かい日だったが、川の上はビュービュー風が吹いて寒い寒い！！

そして・・・・ついに来た！！
遠くにヘッドライトが見え・・・・来た来た来た来たぁ～～！うぉ～！！


あららっ！ギリギリまで引き付けてどアップで撮ろうと思ったのにぃ～
反応が遅いよう～このカメラ（涙）

でもこんなに近くで見られるのはすごい迫力だ！！興奮ー！

続く。