いつも頭の中にいろんなテーマがぐるぐる回っているのだが、
そのひとつに、地上の終着駅をめぐるというのがある。
叡山電車の出町柳・鞍馬と八瀬比叡山口の3つの駅は地上のはず、
いつか行ってみようと思っていた。
スルッとKANSAI3dayチケットを使って行ってきた。
京阪出町柳駅を出たところに叡山電車の出町柳駅がある。
鞍馬行きの電車がすぐに出るみたいなのでとりあえず飛び乗る!
外観はイマイチぱっとしないが、改札を入ると櫛形のホームで雰囲気満点。
行楽気分が盛り上がる!
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沿線には大学もありたくさん人が乗るだろうに途中の駅は無人駅で
車掌さんが改札し、それも途中で降りてしまい、ワンマン運転になった。
線路も最初は複線だが、二軒茶屋を過ぎると単線になった。
木々の間を走り谷を渡り、終点鞍馬駅に到着。
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鞍馬駅は入母屋屋根で純和風のお寺のような建物。
観光地ながら、変な改築工事などしていないのがとても好ましい。
ここも近畿の駅100選に選ばれている。
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少し歩くと鞍馬寺がある。
このお寺の名が彫られた石は、鞍馬石と言われる石だろうか。
赤黒く鉄分が錆びたような色で、丸みを帯びている。
この石を見ていると何となく天狗の鼻を連想し、伝説の鞍馬天狗はこの
鞍馬石から生まれたのではないかと思わせる。
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鞍馬寺に入山するとくれるパンフレットはこんなかわいいデザイン!
これによると、万物を存在させて下さる宇宙生命・宇宙エネルギーを「尊天」と
称し、鞍馬山は、人が明るく正しく力強く生きていくための活力を尊天から
いただくための道場である、ということらしい。ほほぅ。
何となく理解できる気がする。
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さて、鞍馬寺に来たのはお寺を参拝するため・・ではなく、ケーブルに乗る
ためだった。(いつもながら不純でスミマセン。。。)
お寺が走らせている、鞍馬山鋼索鉄道という立派な名がついた、
山門駅~多宝塔駅間207mのケーブル線。なんと!ちっちゃくてかわいい!
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もちろんこれは3dayチケットでは乗れないので別料金。¥100。
車両が一台しかないので、今まで乗ったものとは少し方式が異なるようだ。
同じく「つるべ式」になるらしいが、ケーブルの一端に車両と、他方には
おもり(重錘車)をつけている。行き違い所はない。
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ここもかなり急である。
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多宝塔駅へ着いて、ちゃんとお寺にも参る(笑)。
途中の石段の石も赤っぽい石が目立つ。これも鞍馬石なのだろう。
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今までいったい何人に踏まれてきたのか・・・・踏み面は艶を帯び美しい。
ナデナデしたくなる。
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多宝塔駅へ戻ってきて帰りも乗る。歩いても下りられるのだが、
この待合室で待つため(笑)。
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次へ続く。
そのひとつに、地上の終着駅をめぐるというのがある。
叡山電車の出町柳・鞍馬と八瀬比叡山口の3つの駅は地上のはず、
いつか行ってみようと思っていた。
スルッとKANSAI3dayチケットを使って行ってきた。
京阪出町柳駅を出たところに叡山電車の出町柳駅がある。
鞍馬行きの電車がすぐに出るみたいなのでとりあえず飛び乗る!
外観はイマイチぱっとしないが、改札を入ると櫛形のホームで雰囲気満点。
行楽気分が盛り上がる!
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沿線には大学もありたくさん人が乗るだろうに途中の駅は無人駅で
車掌さんが改札し、それも途中で降りてしまい、ワンマン運転になった。
線路も最初は複線だが、二軒茶屋を過ぎると単線になった。
木々の間を走り谷を渡り、終点鞍馬駅に到着。
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鞍馬駅は入母屋屋根で純和風のお寺のような建物。
観光地ながら、変な改築工事などしていないのがとても好ましい。
ここも近畿の駅100選に選ばれている。
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少し歩くと鞍馬寺がある。
このお寺の名が彫られた石は、鞍馬石と言われる石だろうか。
赤黒く鉄分が錆びたような色で、丸みを帯びている。
この石を見ていると何となく天狗の鼻を連想し、伝説の鞍馬天狗はこの
鞍馬石から生まれたのではないかと思わせる。
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鞍馬寺に入山するとくれるパンフレットはこんなかわいいデザイン!
これによると、万物を存在させて下さる宇宙生命・宇宙エネルギーを「尊天」と
称し、鞍馬山は、人が明るく正しく力強く生きていくための活力を尊天から
いただくための道場である、ということらしい。ほほぅ。
何となく理解できる気がする。
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さて、鞍馬寺に来たのはお寺を参拝するため・・ではなく、ケーブルに乗る
ためだった。(いつもながら不純でスミマセン。。。)
お寺が走らせている、鞍馬山鋼索鉄道という立派な名がついた、
山門駅~多宝塔駅間207mのケーブル線。なんと!ちっちゃくてかわいい!
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もちろんこれは3dayチケットでは乗れないので別料金。¥100。
車両が一台しかないので、今まで乗ったものとは少し方式が異なるようだ。
同じく「つるべ式」になるらしいが、ケーブルの一端に車両と、他方には
おもり(重錘車)をつけている。行き違い所はない。
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ここもかなり急である。
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多宝塔駅へ着いて、ちゃんとお寺にも参る(笑)。
途中の石段の石も赤っぽい石が目立つ。これも鞍馬石なのだろう。
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今までいったい何人に踏まれてきたのか・・・・踏み面は艶を帯び美しい。
ナデナデしたくなる。
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多宝塔駅へ戻ってきて帰りも乗る。歩いても下りられるのだが、
この待合室で待つため(笑)。
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次へ続く。
現在の駅はそれから数年後に綺麗になったものです。
綺麗にする前の駅には緑色の苔がびっしり載った
茅葺きの小さな売店があってその当時でもレトロなホウロウで出来た仁丹の看板が掛かっていたのを覚えています。
それからすぐに綺麗になってしまいがっかりしました。
あのころ写真をやっていたらなと悔やんでいます。
しかし茅葺きの屋根は葺き替えをしないと持たないでしょう。
古い駅舎をつぶして建て替えたり、サイディングを貼ったり安っぽい改修をしてしまう例がいくらでもある中、全然いい方だと思いますよ~!
今からでも素敵な建物や風景をいっぱい写真に撮っておきましょうよ!
少し言葉足らずでした。
その後、写真を撮ることを趣味にしており、銀塩
デジタルを含めて整理できないほどの量になっております。
撮っている写真はぷにゅさんと驚くほど似た視点です。
面白いことに普段の撮影エリアも似通っています。
このブログと出会ったのは「大日食堂」を検索したのが発端です。
南港へ写真を撮りに行った帰り道、一瞬バスの窓からそれが見え改めて撮りに行きました。
「大日食堂」と名前があったので検索してみたのです。その結果出てきたのが貴ブログでした。
過去のものを含めて見せて頂き、同じ趣向の方がおられることを嬉しく思いました。
南港貨物引込線跡を撮影したすぐ後(数日違い)に同じ場所をぷにゅさんが撮っておられたので驚きました。
私が撮った日は線路が剥がされて枕木だけが残っている状態でした。
雑草の中に錆びた小さな鉄製の止め金具(10cmくらい)が落ちていたのを拾い文鎮代わりに使っています。
鉄道の終点に惹かれるのも同じ感覚です。
鞍馬駅に出会ったのも鞍馬を目指して行ったのではなく、ローカルな京福電鉄の終点がどんなところなのかを見たかっただけです。
ぷにゅさんのブログは私の撮影ガイドにもなっております。
仕事をされながらこれだけの撮影をこなしておられることに驚嘆しております。
長々と書いてしまいましたが、これからも面白い写真を紹介して下さい。
楽しみにしております。
皆さんにブログを見ていただいて「こんな風景があったのか!」と
身近なまちかどを見直していただけるきっかけになればと思っています。
撮影をこなして・・と言われると、携帯カメラや会社のカメラや
映りの悪いのも何でもアリで恥ずかしい限りです。
もっとうまく撮れるようになりたいですね~
興味は広いですがどれもこれも浅い知識しか持ち合わせておりませんので、
この場でいろんな方から教えていただいています。
これからもお気づきの点、気軽にコメント入れて下さいませ!