まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

多治見の朝歩き その3

2018-03-19 23:54:27 | 建物・まちなみ
多治見の続き。

朝食後の朝活もかなり歩いて冷えたのでちょっと休憩しよう。銀座商店街の中の純喫茶、モリタさん。
10年前からずっと目をつけていたのだ。赤いテントがかわいいね!


そして外壁の「コーヒー」タイルもさっき撮っておいた。カップもあるよ!


おお・・・琥珀色の空間・・・素敵だ・・・


レースのカーテン、シャンデリア、オレンジ色のペンダント照明、由緒正しき昭和の純喫茶(笑)
気さくなおっちゃんとおばちゃん。店内の写真を撮らせてほしいとお願いしたら快く承諾いただいた。。


あぁ、ここではやはりモーニングを食べないと!さっき宿で朝食を食べたとこなのだが、いいよね、歩いたし(笑)


最初他のお客さんがいたが途中で帰られたので撮ることができた。特等席!!


もうそろそろ宿へ戻って多治見を出発しないと。しかし、あとあそこだけは行っておきたい。どこにあるんだろう?
検索したら、おぉ、三角屋はオリベストリートのいちばん端の方か。。。10年前の時は小道さんに連れられて
来たのでまったく地理関係が分かっていなかったのだ。ちょっと急いで行ってみよう(汗)


三角屋は元はカフェだった建物をリノベーションしたアンティークショップ。多治見では草分け的存在だろう。
この時は時間が早かったからかお店はまだあいていなかった。


しかし長年の汚れが積もってきているなぁ・・・掃除してあげたい。


軒裏にもタイルがびっしりと。屋号の周囲を取りかこむクリーム色のタイルがとっても好き。
トップがピヨッと尖がっていてほんとにクリームかメレンゲを絞り出したかのようだ。


軒周りは織部にブルーを載せたようなタイル。きれいだなぁ。


ブルーとグリーンのグラーデーションがとっても素敵!!なんておしゃれなカフェだったんだろう~


さて宿へ戻りチェックアウトして、車で昨日の夜に行った多治見修道院へ。
空はちょっと曇っているけど、ぶどう園の向こうに建つ白い壁、赤いマンサード屋根の修道院は美しく、
まるでヨーロッパの田舎にいるかと錯覚しそうだ。

1930(昭和5)年に建てられた地上3階、地下1階の木造建築。カトリック神言修道会の日本の本部として機能し、
外国から日本にやって来た宣教師が修道生活を送っていたという。

ここは大聖堂の入口で、行ったときはちょうどミサが始まるようだったので、ドアの隙間からちょっと中を
覗いただけ。。。


案内図を見ると修道院の敷地はずっと奥まで広がっていて、全部で1万8千坪。その中に3千坪のぶどう園がある。
ここで収穫したワインを修道院の地下室で醸造し、「修道院ワイン」として売り出している。

南山大学の神学生は1年間ここで修練するのだとか。南山学園は真言会が設立した教育法人だとは知らなかったなぁ。

続く

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2 コメント

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H.Oさん、 (ぷにょ)
2018-03-25 10:09:13
この渋さが昭和の魅力(!?)
いいですね。
このセンスが日本です(笑)
返信する
Unknown (H.O)
2018-03-21 05:33:53
し、シブい・・・と唸ってしまいました^^;
あのサンドイッチもいい感じですが、タイルの装飾も含めこのような光景がとても新鮮です。
返信する

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