中崎町のアパート

大阪倶楽部の見学の後、ひろ００９さんと中崎町をうろつく。

中崎町は谷六や福島などと同じく戦禍を免れた地域で古い長屋や入り組んだ
路地が残っている。そしてそんな空間を利用したレトロでおしゃれな
ショップが軒を連ねる、若者に人気のエリアである。


石畳の路地。奥に何があるのだろう、という想像をかきたてる。


未舗装の路地。大阪ではあまり見かけない。


実は、中崎町に来たのは、数年前に見かけたステンドグラスがどこにあったか
もう一度確認したいと思ったのだが・・・・見つからない。
中崎町だと思っていたのは勘違いだったのか、それとも。。。。


吉美苑というアパート。
前に一度見たことあったが、やはりすばらしい！
アパートというより旅館のような表構え。ちょっと覗きこむ。


玄関には窓口が。管理人常駐だったのだろうか。だとしたらかなり高級アパート
だったと思われる。木製のポスト。「状差し」という名が似合う。


光が降り注ぐ素敵な中庭に、らせん階段！？
・・・ちょっとだけ、失礼して。。
お店の案内が出てるから入ってもいいよね？


中庭から上を見上げる。三角形のすき間をうねうねと昇っていくらせん階段。
うぉ～～っ！！独特の空間。



さて、路地を覗き込んだらタイル巻きの柱を発見。奥へ行ってみると梅田苑と
いう名のアパート。玄関に黄緑色のタイルがちらりと。


アパートらしからぬ、蛇紋岩貼りの玄関周り。なんだ～この高級感は！？


手洗いもこのとおりタイル貼り！かわいい～


中崎町は買い物も散策も楽しい。
住み手の手入れが魅力を作り出すまち。人の工夫が賑わいを作り出すまち。
こういうエリアには大資本による再開発系のでっかい商業施設やら
タワーマンションなんか絶対入り込んでほしくないな。