以前使い残した近鉄特急のチケットの期限がギリギリに迫ったので
名古屋へ出かけてきた。
前から中村遊郭跡へ一度訪れたいと思っていた。
名古屋は何度か行ったが駅の東側しか知らなかった。今回、太閤口から出て
歩き出すと、まるでアジアの町のような雰囲気に驚く。
戦後すぐに建ったような古ぼけた雑居ビルが並び食料品の卸らしき事務所の看板。
「砂糖」「小麦粉」などの表記が、いかにも戦後を思わせる。
表通りには果物屋が多い。かつて青果市場が近くにあったのだろうかと想像する。
古いアーケードの下を西へ歩いていくと、交差点の角にくろぐろとした木造の
建物があった。2階の窓は外へ大きく張り出し、民家とも寺院とも違う独特の
つくりである。あぁ、そのエリアに入ったな。
その近くにはまた旅館のような和風建築もあったが閉店したようで、ロープで
閉め切られている。その隣には風俗店が大きく看板を掲げている。
歩いてみると結構遊郭建築が残っているのだが、現在は建物そのままで、風俗店、
料亭や一般の店、中にはデイサービスセンターとして使われているものもあり驚かされる。
また多くは民家となっているため、ここでは遊郭建築の写真は載せないことにする。
このエリアで見つけた普通の建物も面白いので紹介しよう。
このカッコイイ丸一ストアーを見よ!
額縁のようにくっきり切り取った2~3階のファサードを垂直連続窓(!)で分割し、
穴あきブロックで埋めつくしている。手前はガラスブロック。
4~5Fはマンションになっているのだろうか。3Fの上にコンテナが浮いたように
見せているのも面白い。
4~5階の前面の壁はタイル貼りだ。色むらがあって陰影のあるタイル。
建物は直線的なデザインながら細部で味わいのある質感を取り入れていて素敵。
お風呂屋さんが多い。
煙突が見えたので行ってみると、遊郭建築とみまごうような、これもお風呂屋だった。
しかしどうも廃業されたようである。
破風に掲げられた看板には「草津温泉」の文字が。それがお風呂屋の名前かと思ったら
くるわ湯というのが本当の名前らしい。そういえば横に「廓温泉」と書かれている。
昔ながらの魚屋さん。おや、これは。
一面のタイル貼りだぁ~!かわいい~!!
中村映劇という映画館。成人映画専門なのはこの地の名残らしく、場末感の漂う雰囲気。
しかし屋根まわりの装飾はいかにも堂々として賑わっていた時代を思わせる。
この装飾、ちょっと変わっているなと思って見ていたが、帰ってから写真を拡大して
見て気づいた。
緑色の植物の葉はよくある感じだが、その内側の赤いのは何とムカデじゃないか。
2匹のムカデが向かい合っている。何でムカデ??そして中央の丸いマークも
気になる。○の上下にチョンチョンがついていて、横に貫く一文字。
「丹」という字かと思ったがチョンが下にもついているから違うな。
そして、軒周りの連続模様も字っぽいと思って見ると、「旭」「座」の文字に
見えないか!?旭座というのは、この中村映劇の前身の名なのだろうか。
ネットで検索してもよく分からない。
詳しい方教えて下さい。
ロビンという名の喫茶店。いい感じ。ここで休憩しようかと思ったが、時間がないので
諦める。寝坊して出発が一時間遅れていなければな。。。
ここもよさげなお風呂屋。
「中将湯温泉」のホーロー看板が目立つが、ここもそれが屋号ではなく、寿湯というのが
本名らしい。内部もレトロだそうで入りたかったが、まだちょっと時間が早い。
明るいうちに歩いておかねば。
名古屋は続く。
p.s.今から宮古島へ行ってきます~
名古屋へ出かけてきた。
前から中村遊郭跡へ一度訪れたいと思っていた。
名古屋は何度か行ったが駅の東側しか知らなかった。今回、太閤口から出て
歩き出すと、まるでアジアの町のような雰囲気に驚く。
戦後すぐに建ったような古ぼけた雑居ビルが並び食料品の卸らしき事務所の看板。
「砂糖」「小麦粉」などの表記が、いかにも戦後を思わせる。
表通りには果物屋が多い。かつて青果市場が近くにあったのだろうかと想像する。
古いアーケードの下を西へ歩いていくと、交差点の角にくろぐろとした木造の
建物があった。2階の窓は外へ大きく張り出し、民家とも寺院とも違う独特の
つくりである。あぁ、そのエリアに入ったな。
その近くにはまた旅館のような和風建築もあったが閉店したようで、ロープで
閉め切られている。その隣には風俗店が大きく看板を掲げている。
歩いてみると結構遊郭建築が残っているのだが、現在は建物そのままで、風俗店、
料亭や一般の店、中にはデイサービスセンターとして使われているものもあり驚かされる。
また多くは民家となっているため、ここでは遊郭建築の写真は載せないことにする。
このエリアで見つけた普通の建物も面白いので紹介しよう。
このカッコイイ丸一ストアーを見よ!
額縁のようにくっきり切り取った2~3階のファサードを垂直連続窓(!)で分割し、
穴あきブロックで埋めつくしている。手前はガラスブロック。
4~5Fはマンションになっているのだろうか。3Fの上にコンテナが浮いたように
見せているのも面白い。
4~5階の前面の壁はタイル貼りだ。色むらがあって陰影のあるタイル。
建物は直線的なデザインながら細部で味わいのある質感を取り入れていて素敵。
お風呂屋さんが多い。
煙突が見えたので行ってみると、遊郭建築とみまごうような、これもお風呂屋だった。
しかしどうも廃業されたようである。
破風に掲げられた看板には「草津温泉」の文字が。それがお風呂屋の名前かと思ったら
くるわ湯というのが本当の名前らしい。そういえば横に「廓温泉」と書かれている。
昔ながらの魚屋さん。おや、これは。
一面のタイル貼りだぁ~!かわいい~!!
中村映劇という映画館。成人映画専門なのはこの地の名残らしく、場末感の漂う雰囲気。
しかし屋根まわりの装飾はいかにも堂々として賑わっていた時代を思わせる。
この装飾、ちょっと変わっているなと思って見ていたが、帰ってから写真を拡大して
見て気づいた。
緑色の植物の葉はよくある感じだが、その内側の赤いのは何とムカデじゃないか。
2匹のムカデが向かい合っている。何でムカデ??そして中央の丸いマークも
気になる。○の上下にチョンチョンがついていて、横に貫く一文字。
「丹」という字かと思ったがチョンが下にもついているから違うな。
そして、軒周りの連続模様も字っぽいと思って見ると、「旭」「座」の文字に
見えないか!?旭座というのは、この中村映劇の前身の名なのだろうか。
ネットで検索してもよく分からない。
詳しい方教えて下さい。
ロビンという名の喫茶店。いい感じ。ここで休憩しようかと思ったが、時間がないので
諦める。寝坊して出発が一時間遅れていなければな。。。
ここもよさげなお風呂屋。
「中将湯温泉」のホーロー看板が目立つが、ここもそれが屋号ではなく、寿湯というのが
本名らしい。内部もレトロだそうで入りたかったが、まだちょっと時間が早い。
明るいうちに歩いておかねば。
名古屋は続く。
p.s.今から宮古島へ行ってきます~
親父には「西側へは行くな」と釘を刺されていました。
因みに名古屋へ行ったら「西側」の旅館に投宿しています(笑
ホーロー看板の銭湯。ただ、帰るときに、番台のおじさんに、「ここはどこですか?近くのえきは・・?」
と尋ねた私が物悲しい。近くの日赤病院も、結構でした。(薄黒かったので、さらに怖い。)JAZZ観に行った家族との別行動でした。アラビアンナイトみたいな遊郭建築もあったなー・
大阪方面から行った時、名古屋駅の少し手前に古い形の
鉄橋がありますね。
見に行こうと思ってましたが時間切れでした。。
寿湯にも入りたかったですね。
日赤病院は知らなかったので見ませんでした(汗)。
事前準備をしていないからですね~~ごく近くまで行ったのになぁ・・・