まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

鹿港の老街をうろつく

2019-08-20 23:04:23 | 建物・まちなみ
3月の台中の旅の続き。

旧鹿港公会堂を見に行く。ここは確か前回は工事中で見られなかったところ。2階建の高さがあるが中に入ると
吹抜けの大空間である。中央の3連アーチ窓が1〜2階を貫くように見せ、高さを強調している。
入母屋造りの大屋根を載せた神殿のような立派な建物を見ると、同時の鹿港の繁栄ぶりが窺える。
1928(昭和3)年完成。建設資金はあの辜顯榮も寄付したとか。

2007年まで鹿港老人会館として使われていたが、改修後2010年から鹿港芸文館となっている。

台湾でもここ数年レトロブーム、というか、稀少になってきた風景に気づき始めたのだろうか、日本統治時代の建物や
清朝にまで遡る老街の再生、活用が進んでいる。鹿港の老街も例に漏れず、多くの観光客で賑わっていた。
老街には各種スイーツ、飲み物、小吃のお店がずらりと並び、誘惑だらけ。。。

おいしそうなからすみ。


絵になる窓辺。


店先につながれたやんちゃな子犬がかわいい!ひとり遊びではしゃぎまくったあと、私たちの視線に気づく(笑)


ところでふと目に入ったお土産物屋ののぼり。何これ!?


メンソレータムにそっくりなこれは、何とプリン!!えぇ~~~っ、面白い~~~
すっかりツボにはまって感動していたら、徐さんが買ってくれておやつタイム。
メントールの味は・・・しないしない(笑)。バニラビーンズの粒々が入ってちゃんとおいしかった(笑)


そしてこちらは蚊取り線香にそっくりな、クッキー!!面白すぎ~~~。妹へのお土産に購入(笑)


そして老街の中心には廟がある。天后宮には媽祖が祀られ、航海の安全を祈ってきた。


地元の財力と技術の粋を結集して作られ、彫刻や彩色画など芸術的価値が高いものばかりだとか。


藻井を見上げる。


中央部が台形に張り出したこのビルは鹿港のメイン通りのランドマーク。


「白鶴屋」と書かれたビル。日本統治時代の屋号だろう。


前回見て印象に残っていたヒトデのモチーフのついたビルも健在。しかし貝っぽい装飾のあるビルは見つからず。


Sの文字が入ったカッコイイデザインのビル。


古めかしいバロック風よりもこの手のデザインが結構多い。


こちらの商店には珍しくマジョリカタイルがあった。




こちらは元医院?


透き通るようなブリティッシュグリーン!


アールデコな印象のアシンメトリーデザインの建物もちらほらあって、以前歩いた西螺のまちとイメージがかぶるなぁ。


続く
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