前にチェックしてて見に行こうと思っていた西住之江の洋風長屋群。
こないだ歩いた粉浜あたりにもポツポツと見受けられたが(これやこれ)、
西住之江には「群れ」で残っているのです。
南海住之江駅の駅前にあるこの建物。2軒に見えますがこれで4軒分。
手前から2軒目はお店をやっていたのでしょう、改築してあります。
3軒目は近々引越しするのか、家の前に粗大ゴミが置いてありますね。
大きな出窓。細かく割った窓の白い桟がかわいい。
玄関周りも丸窓や六角形の窓を配してあります。
妻の装飾やバルコニーのとっくり型の手摺子など、ちょっと装飾過多ぎみ。
こちらは建物自体は和風ですが、1軒ずつ小さな庭がついたテラスハウス。
柵に囲まれた前庭は明るくて開放的。
ずっと続いた建物に見えますが、4~5軒ずつ別棟になっています。
こちらは前庭付で、2階に洋風のバルコニーがあるタイプ。
このお宅の窓はオリジナルと思われるガラスがきれいに残っています。
こんな袖壁とバルコニーが一体化したデザインの長屋はたくさん見られます。
ここは3戸一で、それぞれ違った形の窓がワンポイントにつけられています。
窓の形は八角形、丸、楕円、縦長六角形などいくつかパターンがあります。
こんな感じの長屋はほんとにたくさんあります。
こういうキッチュな色付の型板ガラスを組み合わせた窓もよく見られます。
洋風長屋は、今は残っている数が少ないので珍しく見えますが、
建てられた当初は今の建売住宅のように、一つの窓のデザインのみ違えた
ほとんど同型の住宅がずらりと並んでいたのでしょう。
酔っ払って帰ってきたら自分の家がどこかわからない、なんて話も
多かったかもしれませんね。
住之江土地区画整理完成記念碑が建っていました。
裏側には「昭和十一年四月建之」、「組合長竹中源助」以下8名の名前が
彫られています。このあたりの昔の地主さんたちが筆頭組合員として
区画整理を進めたのでしょう。
この碑の後ろの立派なお屋敷は「竹中」さんでした。なるほど。
このエリアの一番南側にはこんなお風呂屋があったのですがすでに
廃業されてしまったようです・・・残念。
屏風のような看板建築。
西住之江温泉の「之」の字が落ちかかっていて哀れを誘いますね。。。
洋風長屋が建ち並ぶ特異な景観を残すこの地区も、木造の建物は見るからに老朽化しており、
駅前に大きな駐車場ができていたり今まさに解体中の長屋があったりと、
どんどん町並みも変わりつつあるようです。
もともとリーズナブルな住宅として建てられた長屋の寿命はそろそろ限界かもしれません。
こないだ歩いた粉浜あたりにもポツポツと見受けられたが(これやこれ)、
西住之江には「群れ」で残っているのです。
南海住之江駅の駅前にあるこの建物。2軒に見えますがこれで4軒分。
手前から2軒目はお店をやっていたのでしょう、改築してあります。
3軒目は近々引越しするのか、家の前に粗大ゴミが置いてありますね。
大きな出窓。細かく割った窓の白い桟がかわいい。
玄関周りも丸窓や六角形の窓を配してあります。
妻の装飾やバルコニーのとっくり型の手摺子など、ちょっと装飾過多ぎみ。
こちらは建物自体は和風ですが、1軒ずつ小さな庭がついたテラスハウス。
柵に囲まれた前庭は明るくて開放的。
ずっと続いた建物に見えますが、4~5軒ずつ別棟になっています。
こちらは前庭付で、2階に洋風のバルコニーがあるタイプ。
このお宅の窓はオリジナルと思われるガラスがきれいに残っています。
こんな袖壁とバルコニーが一体化したデザインの長屋はたくさん見られます。
ここは3戸一で、それぞれ違った形の窓がワンポイントにつけられています。
窓の形は八角形、丸、楕円、縦長六角形などいくつかパターンがあります。
こんな感じの長屋はほんとにたくさんあります。
こういうキッチュな色付の型板ガラスを組み合わせた窓もよく見られます。
洋風長屋は、今は残っている数が少ないので珍しく見えますが、
建てられた当初は今の建売住宅のように、一つの窓のデザインのみ違えた
ほとんど同型の住宅がずらりと並んでいたのでしょう。
酔っ払って帰ってきたら自分の家がどこかわからない、なんて話も
多かったかもしれませんね。
住之江土地区画整理完成記念碑が建っていました。
裏側には「昭和十一年四月建之」、「組合長竹中源助」以下8名の名前が
彫られています。このあたりの昔の地主さんたちが筆頭組合員として
区画整理を進めたのでしょう。
この碑の後ろの立派なお屋敷は「竹中」さんでした。なるほど。
このエリアの一番南側にはこんなお風呂屋があったのですがすでに
廃業されてしまったようです・・・残念。
屏風のような看板建築。
西住之江温泉の「之」の字が落ちかかっていて哀れを誘いますね。。。
洋風長屋が建ち並ぶ特異な景観を残すこの地区も、木造の建物は見るからに老朽化しており、
駅前に大きな駐車場ができていたり今まさに解体中の長屋があったりと、
どんどん町並みも変わりつつあるようです。
もともとリーズナブルな住宅として建てられた長屋の寿命はそろそろ限界かもしれません。
窓、バルコニー、手すり子、前庭などが実にええ感じです。
私が最後に訪れたのは何年前なんだろう。。。
やっぱり寿命の限界が近づいているのですかねえ。
減ってきているとはいえ、これだけまとまった長屋群は壮観ですね。
普通に考えてもう寿命はまっとうしているでしょう。
邸宅なら高級な材を使い十分な手入れもされるでしょうが、
もともと借家ですからねぇ。
後年払い下げ(というか買い取り)されたという話を
聞きますが、「貸家」の看板があがっている家もあり、
全部そうでもないみたいです。
しかしよくここまで残ったものです。
先のくるっと回った門扉もいい感じ。
西住之江は一度見に行かないとと思っています。
これだけ残っているのは、最初に住んだ人の思い入れが強かったのか、最初の供給量が多かったのか。
量として見られるうちに見ておきたいところです。
洋風長屋もほとんど同じデザインでしたよね?
「大阪 新・長屋暮らしのすすめ」という本には、
住之江土地区画整理地区内の近代長屋の建設に
幡建築設計事務所(幡八郎)、八木工務店などの建築家や
建設会社が携わっていた、と書かれています。
同時期に区画整理された地区でも同じ会社が関わっていた
ということは十分考えられますね。
阿倍野区の阪南町にも洋風長屋があるようです。
パソコンのお気に入りにしましたからまた来ますね。
南海住之江駅の駅前にある建物は怪しい雰囲気のありそうな建物ですね~。
見てみたいです~。細かな細工が、随所にあって面白いと思いますね~。(^^)
私もその本は持ってますので、該当場所を読んでみます。
ちょっとよく分からないのが、妻の過剰な持ち送りです。
どういう美意識でそうなるのかなあと。
いろいろ見せていただいていて、ますます面白くなってきました。
この春は郊外住宅、長屋を中心に回ってみようかなと思っています。
楽しんでいただけたようでよかったです。
また時々でも見に来てやってくださいね~。
勉強不足で知らないんですが、こういう西洋建築のスタイルがあるのでしょうか。
Mr.ビーンさんは西住之江温泉のお孫さんでいらっしゃいますか!
開店前に男湯女湯両方を独占で入られたとは贅沢ですねぇ~
お風呂上りに熱い鍋うどん、最高の取り合わせ!
西住之江温泉が廃業されてうどん屋さんもお客が減ったのでは。。