2019年10月の弘前の続き。
名もなきと言いながらいきなり有名物件(笑)
木村産業研究所。前川建築なのであるが、外観は正直言ってプレハブみたいで全く惹かれるところはない(苦笑)。
近づいてスチールサッシのエントランス周りを見ると、んーなるほどと言う感じ。
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1932(昭和7)年築、前川國男の処女作であり、「我国におけるコルビュジエ風建築の最初期の作品」だという。
母親と同郷で前川自身親交の深かった木村隆一の依頼により建てられた。現存する前川建築のうち唯一の民間の建物である。
財団法人木村産業研究所は、木村隆一の祖父であり財界人であった木村静幽の、地元の産業振興への意志を受けて設立された。
現在ここは「弘前こぎん研究所」となっており、見学もできるのだが・・・何と休館日だった(涙)
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ガラス窓に顔をつけて中を覗くのみ。。。バルコニーや屋根は建築当初から改変されているが、内部空間には
若き日の前川國男の感性が溢れているというので、内部を見れなかったのは残念。。。
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おや、これは。小さな小さな総2階建ての下見板張りの洋館だ。
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屋根の前面の軒が一部捲れあがっているのが唐破風のように見える。面白いな!
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禅宗寺院を集めたエリア、禅林街の入口にある、茂森会館。道路はここでクランクになっており「枡形」と呼ばれる。
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ちなみに、今いろいろ検索している中で、この右側奥に「正進会館」というカッコイイ建物が建っていたことが分かり、
あらためてこの写真を見ると、重機が写っているじゃないの!まさに解体したばっかりってこと!?(泣)
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黒門。市指定文化財なのだが、道路がここでボトルネックになってしまっている。悩ましいね。。
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さて禅林街までやって来たのは、栄螺堂(さざえどう)を見るため。内部の床がらせん状になっているらしく、
昔南インドで入った「インディアンコーヒーハウス」を思い出して興味を引かれたのだが、完全に閉まっており
中を覗いて見ることはできず、外から眺めるのみ。。。一番上まで上ったらどうなっているのだろう。
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(トリヴァンドラムのインディアンコーヒーハウス、検索してみたら、今もあるみたい!感激!!→画像検索)
まちなかへ戻る途中にちらっと見えた風景。おや、これは?廃線跡みたいじゃないの!?こんなところに鉄道が通っていたかな!?
それとも水路橋?しかし、さっき通ってきたところにはそういうものが横断していた痕跡はなかったと思うのだが・・・
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帰ってから検索してみたところ、廃線跡ではなく、弘前城の南側の防御のために築かれた土塁らしい。
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ビュースポットとしてマップに載っていた城西大橋。ちょっと立ち寄ってみたら、、、うわ~っ、岩木山がすごくきれいに見える!!
旧藤田家別邸のある藤田記念庭園の裏手にあたり、ここでも大きな崖となっている。長い下り坂が続き家々は沈み込んでいる。
秋晴れの高い空の下、清らかなフォルムにしばし見とれる・・・
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美しい民家。
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割と新しいのかもしれないが、在来工法で今もこういう民家が建てられているのなら、それはまた素晴らしいな!
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気になった建物。NTTの建物のようだ。
サイディングが貼られているのか?スチールサッシなのでそこそこ古いと思うのだが・・・詳細不明。
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これは形は戦前の洋館なのにあまり古そうではない。こういう不明物件を見ると自信がなくなる。。。
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吉野町レンガ倉庫。美術館を中心とした芸術文化施設として再生する計画で鋭意工事中。
土淵川吉野町緑地は中央弘前駅前広場と一体的に整備される。
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とても大きな2階建てのレンガ倉庫は、醸造家福島藤助が福嶋酒造の倉庫として建てたもの。
現存する棟はC棟が最も古く、1907(明治40)年に茂森町から移築された3棟のうちのひとつ。
その後多くのレンガ倉庫が建てられ、A、B棟は1923(大正12)年頃に増築されたものである。
後には吉井酒造の倉庫となっていた。
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尚、レンガ倉庫の改修工事は2020年2月28日に竣工しており、弘前れんが倉庫美術館が6月1日にプレオープン予定。
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JR弘前駅周辺は平屋建ての住宅がポツポツ建っていたり平地の駐車場が広がっていたり、駅近だというのに
土手町よりもずっとのどかな雰囲気。
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これは戦前だろうな。小さいが2階に縦長窓が左右対称で並びとてもおしゃれな建物だ。
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こちらは 完全に新しそうな建物なのに、通気口のガラリが木製だったりして、また惑わす(苦笑)
結構、皮を剥がすと戦前の洋風の建物というのは多いかもしれないな。
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さて、ねぷた村へ戻ってレンタサイクルを返し、ちょっと買い物も。。。
続く。
名もなきと言いながらいきなり有名物件(笑)
木村産業研究所。前川建築なのであるが、外観は正直言ってプレハブみたいで全く惹かれるところはない(苦笑)。
近づいてスチールサッシのエントランス周りを見ると、んーなるほどと言う感じ。
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1932(昭和7)年築、前川國男の処女作であり、「我国におけるコルビュジエ風建築の最初期の作品」だという。
母親と同郷で前川自身親交の深かった木村隆一の依頼により建てられた。現存する前川建築のうち唯一の民間の建物である。
財団法人木村産業研究所は、木村隆一の祖父であり財界人であった木村静幽の、地元の産業振興への意志を受けて設立された。
現在ここは「弘前こぎん研究所」となっており、見学もできるのだが・・・何と休館日だった(涙)
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ガラス窓に顔をつけて中を覗くのみ。。。バルコニーや屋根は建築当初から改変されているが、内部空間には
若き日の前川國男の感性が溢れているというので、内部を見れなかったのは残念。。。
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おや、これは。小さな小さな総2階建ての下見板張りの洋館だ。
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屋根の前面の軒が一部捲れあがっているのが唐破風のように見える。面白いな!
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禅宗寺院を集めたエリア、禅林街の入口にある、茂森会館。道路はここでクランクになっており「枡形」と呼ばれる。
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ちなみに、今いろいろ検索している中で、この右側奥に「正進会館」というカッコイイ建物が建っていたことが分かり、
あらためてこの写真を見ると、重機が写っているじゃないの!まさに解体したばっかりってこと!?(泣)
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さて禅林街までやって来たのは、栄螺堂(さざえどう)を見るため。内部の床がらせん状になっているらしく、
昔南インドで入った「インディアンコーヒーハウス」を思い出して興味を引かれたのだが、完全に閉まっており
中を覗いて見ることはできず、外から眺めるのみ。。。一番上まで上ったらどうなっているのだろう。
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(トリヴァンドラムのインディアンコーヒーハウス、検索してみたら、今もあるみたい!感激!!→画像検索)
まちなかへ戻る途中にちらっと見えた風景。おや、これは?廃線跡みたいじゃないの!?こんなところに鉄道が通っていたかな!?
それとも水路橋?しかし、さっき通ってきたところにはそういうものが横断していた痕跡はなかったと思うのだが・・・
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帰ってから検索してみたところ、廃線跡ではなく、弘前城の南側の防御のために築かれた土塁らしい。
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ビュースポットとしてマップに載っていた城西大橋。ちょっと立ち寄ってみたら、、、うわ~っ、岩木山がすごくきれいに見える!!
旧藤田家別邸のある藤田記念庭園の裏手にあたり、ここでも大きな崖となっている。長い下り坂が続き家々は沈み込んでいる。
秋晴れの高い空の下、清らかなフォルムにしばし見とれる・・・
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美しい民家。
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割と新しいのかもしれないが、在来工法で今もこういう民家が建てられているのなら、それはまた素晴らしいな!
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これは形は戦前の洋館なのにあまり古そうではない。こういう不明物件を見ると自信がなくなる。。。
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吉野町レンガ倉庫。美術館を中心とした芸術文化施設として再生する計画で鋭意工事中。
土淵川吉野町緑地は中央弘前駅前広場と一体的に整備される。
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とても大きな2階建てのレンガ倉庫は、醸造家福島藤助が福嶋酒造の倉庫として建てたもの。
現存する棟はC棟が最も古く、1907(明治40)年に茂森町から移築された3棟のうちのひとつ。
その後多くのレンガ倉庫が建てられ、A、B棟は1923(大正12)年頃に増築されたものである。
後には吉井酒造の倉庫となっていた。
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尚、レンガ倉庫の改修工事は2020年2月28日に竣工しており、弘前れんが倉庫美術館が6月1日にプレオープン予定。
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JR弘前駅周辺は平屋建ての住宅がポツポツ建っていたり平地の駐車場が広がっていたり、駅近だというのに
土手町よりもずっとのどかな雰囲気。
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これは戦前だろうな。小さいが2階に縦長窓が左右対称で並びとてもおしゃれな建物だ。
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こちらは 完全に新しそうな建物なのに、通気口のガラリが木製だったりして、また惑わす(苦笑)
結構、皮を剥がすと戦前の洋風の建物というのは多いかもしれないな。
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さて、ねぷた村へ戻ってレンタサイクルを返し、ちょっと買い物も。。。
続く。
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