東舞鶴から西舞鶴はひと駅だけだがずいぶん距離があり、まちの雰囲気もかなり違う。
1本早い電車で来たからだいぶゆっくり見れそうだ。それにこちらではもう一つ目的がある。
西舞鶴駅は北近畿タンゴ鉄道(KTR)と一部共用している。KTRは国鉄宮津線を引き継いだ
第3セクター。ガラス張りの駅舎は1999年にできたらしいが、竣工直後のようにピカピカだ。

駅西側にはKTRの車両区があり、未舗装の駐車場を横切って見に行ってみると、水色の気動車が
停まっていた。

職員さんに手洗いしてもらって気持ちよさそうなタンゴディスカバリー。愛情を注いでいる
感じが伝わってくる。

タンゴディスカバリー号は京都発着で山陰線経由なので大阪に住む私にはあまりなじみがないが
タンゴエクスプローラー号の方は新大阪発着、福知山経由なので時々目にする。ちょっと
イカツイ感じのデザインで、一度乗ってみたい。気動車の特急のうなりながら発進する音や振動は
魅力的で、鉄道に乗っている気分を盛り上げてくれる。KTRには頑張ってもらいたいものだ。
ここでもチャリを借りて、自転車道になっている舞鶴港線の廃線跡をまず走ろう。
こちらもカーブした形ぐらいしか線路跡を感じることができない。

台湾の高雄の貨物線跡のサイクリングロードのように、鉄道の記憶を語るいろんなオブジェを
残しておけばいいのに、ぜーんぶ撤去してしまうんだから、味気ない。
海舞鶴橋の欄干は蒸気機関車の車輪を模したデザインになっているが、わざわざモニュメントを
作ってつけるくらいなら、本物をそのままの状態で残してほしいな。
さて、ちょっと道をそれて、伊佐川に架かるレンガ橋脚をもつ第六伊佐津川橋梁を見に行こう。

角石使いの立派なレンガ橋脚。堤防の植え込みに白い花がいっぱい咲いていた。

相生橋を渡って港の方へ走ろう。川沿いの道から引きこまれた細い路地にそそられる!

くねくねした道沿いに民家がずらりと並び、どこからともなく干物の匂いが・・・
萩の渡船の対岸のまちなみを思い出した。

あっ、日の出湯。いい感じ~!そう、もう一つの目的とはお風呂屋である。
しかし閉まっている。何、4時から?え~っ、入れないじゃないか~
4時すぎの電車に乗る予定なのだ。残念。。。

後ろ髪引かれつつ港の方へ向かって走り、この家並みの裏側へ出ると・・・・うわぁ~!!
運河だ!駅でもらってきたマップに載っていた写真はここだったのか~
水面は波一つなく鏡のよう。

水面ぎりぎりに建つ民家。今が満潮なのだろうか。自家用の小舟も浮かんでいる。しかし
海が荒れたりしたらどうなるんだろう。この先は港になっているが水門などは見あたらなかった。
心配になるほどのつらつら具合だ。

カニが水路と民家の敷地内を自由に行き来していた。
運河の最奥部は、民家の張り出したデッキの下に入りこんで終わっている。
現代の住宅では日常的に川から出入りしているような感じはなかったが、ひと昔前はもっと
運河と密接な暮らしをしていたんだろうな。
ああ、この吉原運河は何と味わいのある場所だろう・・・
続く。
1本早い電車で来たからだいぶゆっくり見れそうだ。それにこちらではもう一つ目的がある。
西舞鶴駅は北近畿タンゴ鉄道(KTR)と一部共用している。KTRは国鉄宮津線を引き継いだ
第3セクター。ガラス張りの駅舎は1999年にできたらしいが、竣工直後のようにピカピカだ。

駅西側にはKTRの車両区があり、未舗装の駐車場を横切って見に行ってみると、水色の気動車が
停まっていた。

職員さんに手洗いしてもらって気持ちよさそうなタンゴディスカバリー。愛情を注いでいる
感じが伝わってくる。

タンゴディスカバリー号は京都発着で山陰線経由なので大阪に住む私にはあまりなじみがないが
タンゴエクスプローラー号の方は新大阪発着、福知山経由なので時々目にする。ちょっと
イカツイ感じのデザインで、一度乗ってみたい。気動車の特急のうなりながら発進する音や振動は
魅力的で、鉄道に乗っている気分を盛り上げてくれる。KTRには頑張ってもらいたいものだ。
ここでもチャリを借りて、自転車道になっている舞鶴港線の廃線跡をまず走ろう。
こちらもカーブした形ぐらいしか線路跡を感じることができない。

台湾の高雄の貨物線跡のサイクリングロードのように、鉄道の記憶を語るいろんなオブジェを
残しておけばいいのに、ぜーんぶ撤去してしまうんだから、味気ない。
海舞鶴橋の欄干は蒸気機関車の車輪を模したデザインになっているが、わざわざモニュメントを
作ってつけるくらいなら、本物をそのままの状態で残してほしいな。
さて、ちょっと道をそれて、伊佐川に架かるレンガ橋脚をもつ第六伊佐津川橋梁を見に行こう。

角石使いの立派なレンガ橋脚。堤防の植え込みに白い花がいっぱい咲いていた。

相生橋を渡って港の方へ走ろう。川沿いの道から引きこまれた細い路地にそそられる!

くねくねした道沿いに民家がずらりと並び、どこからともなく干物の匂いが・・・
萩の渡船の対岸のまちなみを思い出した。

あっ、日の出湯。いい感じ~!そう、もう一つの目的とはお風呂屋である。
しかし閉まっている。何、4時から?え~っ、入れないじゃないか~
4時すぎの電車に乗る予定なのだ。残念。。。

後ろ髪引かれつつ港の方へ向かって走り、この家並みの裏側へ出ると・・・・うわぁ~!!
運河だ!駅でもらってきたマップに載っていた写真はここだったのか~
水面は波一つなく鏡のよう。

水面ぎりぎりに建つ民家。今が満潮なのだろうか。自家用の小舟も浮かんでいる。しかし
海が荒れたりしたらどうなるんだろう。この先は港になっているが水門などは見あたらなかった。
心配になるほどのつらつら具合だ。

カニが水路と民家の敷地内を自由に行き来していた。
運河の最奥部は、民家の張り出したデッキの下に入りこんで終わっている。
現代の住宅では日常的に川から出入りしているような感じはなかったが、ひと昔前はもっと
運河と密接な暮らしをしていたんだろうな。
ああ、この吉原運河は何と味わいのある場所だろう・・・
続く。
カニさんがのびのび暮らしているのも惹かれます(笑)。子供のころ、海辺の親戚の家で、カニがお座敷に上がってきたのを思い出しました。
この写真は水面すれすれから撮りました。
ほんとに、橋といい、水辺の家々といい、浮かぶ小舟といい、
フォトジェニックな風景ですよ。Tajiriさんが撮ればもっともっと
素晴らしい写真になるんでしょうね~是非行ってみて下さい。
この運河が目に入った時は「おお~っ!」と一人で声を
あげてしまいましたよ(笑)
素晴らしく魅力的な風景です。
その魅力をうまく写真に表せないことがもどかしいくらいです。
沿岸は空き家や更地もありましたが、あの景観を守ってほしいですねぇ。
ほんと、素晴らしい雰囲気ですよ!カニもいましたし、アオサギも
民家のすぐ前にいましたよ。
残念ながらボートでこの水路に入ったら、行き止まりになっているので
引き返さねばなりません(笑)
その行き止まり部分もいい感じで、写真を載せようと思った
のですが、苦渋のチョイスで外してしまいました。
↓これで見れるかな?
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/d4/b8d62db6ce0d5242178f9f1ae09bee83.jpg