ネタはどんどん溜まってきているのだがまだ準備ができていないので、小ネタでごまかす・・・(汗)
少し前に仕事で名古屋へ行ったとき、打合せのあともう直帰するのでひとりで喫茶店へ。
SNSで見てチェックしていた純喫茶「いと忠」がたまたますぐ近くでラッキー!
ビルが並ぶオフィス街の中で、超急勾配の青い屋根と赤い装飾テントが遠くからでも目を引く。
フリルのようなS字瓦、アーチ型に切り抜かれたバルコニーの壁、小さなピナクル・・・建物は洋館風なのに
たっぷりした筆書き書体で「いと忠」という和名の店名が書かれているのが、店主のこだわりを感じさせる。
一方、ローマ字のIとCの文字を組み合わせた、いと忠のオリジナルロゴもある。おしゃれだね!!
入口の上に欄間のような場所に「ITOCHU」の文字も。
勾配屋根が奥行方向に圧縮されたような形をしているが、奥行は結構ある。
建物はそれほど古くなく、戦後、せいぜい昭和3~40年代くらいだろうか。
入口を入ったとたん目の前に広がった素晴らしい空間にしばし立ち尽くす・・・あぁどこに座ろうか。
木や石を使った落ち着いたインテリアは私好み。
やっぱりこのマーブルタイルが美しいマントルピースの前の席かな!
蛇紋岩風の擬石タイルはよくあるが、ここのは切り石貼りのように、大きさや形の違うタイルを組み合わせて貼って
あるのが珍しい。五角形のタイルもあって目地には斜めのラインも見える。お店のママさんに聞いたところ、
開店当初からのもので、イタリア製と言われていたが、それはどうなんだろうか・・・日本の広正製陶という
メーカーが結構昔からマーブルタイルを作っていたが・・・
タイルを眺めながらカフェオレを飲みしばらくまったりしたあと、ちょっと店内を見せてもらう。
壁を掘り込んだ舞台か祭壇のようなコーナーが。これは何??聞けばここにテレビを置いていたらしい。
テレビ様を祀る祭壇か!(笑)。かつて各家にテレビがなかった時代には皆喫茶店へテレビを見に来たのだな。
やはり建てられたのは戦後復興期ぐらいだろうか。ICロゴ入りの台もオリジナル。
シャンデリアも素敵。
あっ、ここにもタイルが!低い位置で椅子やテーブルの陰に隠れて見にくいが、飾り棚の正面に二丁掛サイズの
とりどりのタイルが見本帳のように貼られていた。
目地代わりにボーダータイルが。うわ~いいなぁ!
他のお客さんが入って来たのでそろそろおいとましよう。
あぁ素晴らしい純喫茶、いと忠。永遠なれ!
こちら別の喫茶店。看板のライオンコーヒーの文字、好きだなぁ~
近くでもう一軒チェックしていた「純喫茶クラウン」を偵察に行ってみると、入口のガラス扉に張り紙が・・・・
「閉店のお知らせ」・・・あぁ。またひとつ、宝石のような喫茶店が消えてしまった。。。
最後に丸栄を見に行く。去年の6月末、403年の歴史に幕を下ろした丸栄。最後の見学会に参加したときの
黄昏の屋上の光景が今も心に残る。村野藤吾の素晴らしいモザイク大壁画はもうなくなってしまっただろうか・・・
建物全体を覆うパネルが組み上げられているが、まだかろうじて建物はそこに建っていた。あぁ、今からでも
解体を取りやめてくれないかなぁ~
※これは4月初めの光景です。
通りを見やると、中日ビルの屋上回転展望台が見えた。
こちらも3月末で完全閉館した。ほんの数日前。久屋大通の顔だった中日ビルも電気が消えて静まり返っている。
からっぽの建物の寂しいこと。。。
横断歩道を渡り1階のガラスに近寄って中を覗くと、ホール天井のモザイクが見えた。また会えますように・・・
少し前に仕事で名古屋へ行ったとき、打合せのあともう直帰するのでひとりで喫茶店へ。
SNSで見てチェックしていた純喫茶「いと忠」がたまたますぐ近くでラッキー!
ビルが並ぶオフィス街の中で、超急勾配の青い屋根と赤い装飾テントが遠くからでも目を引く。
フリルのようなS字瓦、アーチ型に切り抜かれたバルコニーの壁、小さなピナクル・・・建物は洋館風なのに
たっぷりした筆書き書体で「いと忠」という和名の店名が書かれているのが、店主のこだわりを感じさせる。
一方、ローマ字のIとCの文字を組み合わせた、いと忠のオリジナルロゴもある。おしゃれだね!!
入口の上に欄間のような場所に「ITOCHU」の文字も。
勾配屋根が奥行方向に圧縮されたような形をしているが、奥行は結構ある。
建物はそれほど古くなく、戦後、せいぜい昭和3~40年代くらいだろうか。
入口を入ったとたん目の前に広がった素晴らしい空間にしばし立ち尽くす・・・あぁどこに座ろうか。
木や石を使った落ち着いたインテリアは私好み。
やっぱりこのマーブルタイルが美しいマントルピースの前の席かな!
蛇紋岩風の擬石タイルはよくあるが、ここのは切り石貼りのように、大きさや形の違うタイルを組み合わせて貼って
あるのが珍しい。五角形のタイルもあって目地には斜めのラインも見える。お店のママさんに聞いたところ、
開店当初からのもので、イタリア製と言われていたが、それはどうなんだろうか・・・日本の広正製陶という
メーカーが結構昔からマーブルタイルを作っていたが・・・
タイルを眺めながらカフェオレを飲みしばらくまったりしたあと、ちょっと店内を見せてもらう。
壁を掘り込んだ舞台か祭壇のようなコーナーが。これは何??聞けばここにテレビを置いていたらしい。
テレビ様を祀る祭壇か!(笑)。かつて各家にテレビがなかった時代には皆喫茶店へテレビを見に来たのだな。
やはり建てられたのは戦後復興期ぐらいだろうか。ICロゴ入りの台もオリジナル。
シャンデリアも素敵。
あっ、ここにもタイルが!低い位置で椅子やテーブルの陰に隠れて見にくいが、飾り棚の正面に二丁掛サイズの
とりどりのタイルが見本帳のように貼られていた。
目地代わりにボーダータイルが。うわ~いいなぁ!
他のお客さんが入って来たのでそろそろおいとましよう。
あぁ素晴らしい純喫茶、いと忠。永遠なれ!
こちら別の喫茶店。看板のライオンコーヒーの文字、好きだなぁ~
近くでもう一軒チェックしていた「純喫茶クラウン」を偵察に行ってみると、入口のガラス扉に張り紙が・・・・
「閉店のお知らせ」・・・あぁ。またひとつ、宝石のような喫茶店が消えてしまった。。。
最後に丸栄を見に行く。去年の6月末、403年の歴史に幕を下ろした丸栄。最後の見学会に参加したときの
黄昏の屋上の光景が今も心に残る。村野藤吾の素晴らしいモザイク大壁画はもうなくなってしまっただろうか・・・
建物全体を覆うパネルが組み上げられているが、まだかろうじて建物はそこに建っていた。あぁ、今からでも
解体を取りやめてくれないかなぁ~
※これは4月初めの光景です。
通りを見やると、中日ビルの屋上回転展望台が見えた。
こちらも3月末で完全閉館した。ほんの数日前。久屋大通の顔だった中日ビルも電気が消えて静まり返っている。
からっぽの建物の寂しいこと。。。
横断歩道を渡り1階のガラスに近寄って中を覗くと、ホール天井のモザイクが見えた。また会えますように・・・
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