珍しく母親と一緒に伏見を歩いてきました。
一応人を連れて行くのであらかじめ下調べなぞして、見るポイントを決め、
あらかたルートを考えておくという、いつになくちゃんとした散策(笑)。
丹波橋で待ち合わせ、墨染のインクラインを目指して京町通を北上。
この通り沿いにもいくつか気になる建物が。
この医院は、窓サッシは取り替えてあるけれどタイルの味わいや入口右側の
窓の縦ラインなど、戦前の香りです。

この和風の住宅に併設された洋館も窓はアルミサッシながら
基壇部の石や屋根周りの装飾はどっしり重厚。
剪定されたヒマラヤスギとカイヅカイブキ(かな?)が
ぴったりはまっていますね。

さて、疎水の船だまりに到着。この横に墨染発電所があります。

疎水の水はかなり透明度が高く滔々と流れており、覗き込むと魚が
たくさんいるのが見えます。
取水口の先には落差があるようですが、外からは見えません。
放水路までの数百メートル間は暗渠になっているようです。
インクライン跡はどこかよくわかりませんが位置的に国道24号と
一部重なる感じでしょうか。

発電所の西側の撞木町というところは、昔遊郭があったらしく
石の門がありましたが、見たところ建物などはそれらしいのは見当たりません。
かなり古い話なのでしょう。

そこから24号線を渡ると、疎水の続きがあります。
これは津知橋から近鉄のガード越しに24号線方向をみたところ。
疎水にかかる橋は大正12~3年と書かれ、みな違ったデザインの石の橋。
水がきれいなので、水をさわれるような場所がないかと思いましたが、
流れが速く危険なためか、どこも川べりへ降りられるような場所はありません。

このあたりからはまちなかを思うままにジグザグ進む。
きれいなべんがら格子。

丹波橋駅の名前になっている「丹波橋」って、疎水にかかる小さな橋。
この字体、モダンですね!

その「丹波橋」東側の月桂冠敷地内にあった木造の洋館。
駐車場側の門が開いていたのでちょろっと入って写真を撮りましたが、
後で「部外者立ち入り禁止」の看板を見つけてそそくさと退出。

入口には控えめな軒飾り。板張り壁のペンキは剥げかけです。
今も使われているのかちょっとのぞいてみたけどよくわかりません。

床下の通気孔のグリル。

またまちなかを歩いていると、こんな普通の町家に、

こんなステンドグラスがはまっていました。

入口の素敵な住宅。

さて、伏見桃山駅前の大手通商店街まで来ました。
続く。
一応人を連れて行くのであらかじめ下調べなぞして、見るポイントを決め、
あらかたルートを考えておくという、いつになくちゃんとした散策(笑)。
丹波橋で待ち合わせ、墨染のインクラインを目指して京町通を北上。
この通り沿いにもいくつか気になる建物が。
この医院は、窓サッシは取り替えてあるけれどタイルの味わいや入口右側の
窓の縦ラインなど、戦前の香りです。

この和風の住宅に併設された洋館も窓はアルミサッシながら
基壇部の石や屋根周りの装飾はどっしり重厚。
剪定されたヒマラヤスギとカイヅカイブキ(かな?)が
ぴったりはまっていますね。

さて、疎水の船だまりに到着。この横に墨染発電所があります。

疎水の水はかなり透明度が高く滔々と流れており、覗き込むと魚が
たくさんいるのが見えます。
取水口の先には落差があるようですが、外からは見えません。
放水路までの数百メートル間は暗渠になっているようです。
インクライン跡はどこかよくわかりませんが位置的に国道24号と
一部重なる感じでしょうか。

発電所の西側の撞木町というところは、昔遊郭があったらしく
石の門がありましたが、見たところ建物などはそれらしいのは見当たりません。
かなり古い話なのでしょう。

そこから24号線を渡ると、疎水の続きがあります。
これは津知橋から近鉄のガード越しに24号線方向をみたところ。
疎水にかかる橋は大正12~3年と書かれ、みな違ったデザインの石の橋。
水がきれいなので、水をさわれるような場所がないかと思いましたが、
流れが速く危険なためか、どこも川べりへ降りられるような場所はありません。

このあたりからはまちなかを思うままにジグザグ進む。
きれいなべんがら格子。

丹波橋駅の名前になっている「丹波橋」って、疎水にかかる小さな橋。
この字体、モダンですね!

その「丹波橋」東側の月桂冠敷地内にあった木造の洋館。
駐車場側の門が開いていたのでちょろっと入って写真を撮りましたが、
後で「部外者立ち入り禁止」の看板を見つけてそそくさと退出。

入口には控えめな軒飾り。板張り壁のペンキは剥げかけです。
今も使われているのかちょっとのぞいてみたけどよくわかりません。

床下の通気孔のグリル。

またまちなかを歩いていると、こんな普通の町家に、

こんなステンドグラスがはまっていました。

入口の素敵な住宅。

さて、伏見桃山駅前の大手通商店街まで来ました。
続く。
http://shigeru.kommy.com/rakugo2.htm
忠臣蔵や西鶴にゆかりある廓だったようですね。写真からだと、禁止法以降あっというまに建物も建て替えたんでしょうか。案外早くから廃業してしまったとか??
しかも「どうきちょう」って読むんじゃなくて「しもくちょう」なんですね。勉強になりました。
私は「つきぎばし」と読むのかと思っていましたが、
こちらも、「しゅもく」と読むようです。
伏見では、残っていた古い住居表示板には、手へんでなく
木へんの文字が書いてありました。
いっせいに建替えられたのは、火事でもあったのかもしれませんね。
ただ今帰省中で大阪→堺→大阪→能勢と移動しています。
伏見は以前、会社帰りに探訪し、2枚目の写真の建物などにおおーっ!と感動しました。
(http://hiro009.blogzine.jp/jupiter/2005/01/post_3.html など初期の頃のブログ記事に数回に分けて記載しました)
月桂冠の建物は今すぐには詳細データが分からないのですが、明治42年築だそうです。
私もぱぱっと写真を撮ってそそくさと退出しましたが、ぷにょさんは私よりも5mほど近くまで寄られたみたいですね。
かわいい建物ですよね!
ひろさんの「伏見の洋館3」
http://hiro009.blogzine.jp/jupiter/2005/01/post_16.html
で書かれている住宅は見つけられませんでした。。。
あんなのもあったんですね~
伏見にこんなに近代の遺産があるとは知りませんでした。
この疎水、歩いてみたいです。
やっぱり一人とは違いますよね。
まちなかなのにこんなきれいな水が家の前を流れている
伏見の住民がうらやましいです。
今回は訪ねていませんが湧き水もたくさんあるようです。
ほんとに水に恵まれたところです。
さらっと歩いて十石舟に乗っただけなんですけれど、しっとりとしていて観光地としても控えめでお盆なのに空いているし、穴場ですよね。
住みやすそうで、たしかにうらやましいところでした。
しかしこんなに見所があったなんて~・・・!
いや、まだまだ見所があるようですよ!
伏見桃山~中書島は観光地として割と整備されている
ようで、結構人がいましたが、丹波橋より北はほとんど
歩いている人はおらず、珍しかったのか、通りすがりの
おばちゃんに3回くらい声かけられましたよ。
「あら、どこから来はったの?」って。
皆話好きらしく「この辺は昔・・・」などと説明してくれましたよ!