まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

仙台のまちなかの建物たち (仙台の旅)

2013-11-26 00:53:12 | 建物・まちなみ
陸前山王駅から仙台市内へ戻って、まちなかで朝市を見たり壱弐参(いろは)横丁や文化横丁を
うろついたりして楽しんだ。壱弐参横丁は以前来たときに比べトイレや水場がちょっと改修されていたり、
若いお店が増えている気がする。月曜日だから前回閉まっていたお店も開いていたのかもしれない。
入ってみたいお店もいくつかあったが残念ながらお昼どきにはちょっと早かった。

そしてまちなかにはこんな建築も。
旧大東京火災海上保険仙台支店。1936(昭和11)年の築とか。
高い天井の室内は白く塗られ、おしゃれなインテリアショップになっている。


広い通りから1本中に入ったところにこんな近代建築があるのは、ちょっと意外な気がした。
それともこの通りにはいくつかこういう建物が並んでいたのだろうか。


東北大学のキャンパスからほど近いところに、独特な雰囲気をまとった華僑会館がある。


屋根は宝形造だが途中から反った棟、中央の一部をめくり上げたような軒先。
六角形の窓、寺院を思わせる入口まわり。五橋通りに面して建つこの異様な建物の、
鳥肌が立つような存在感。。。


入口に覆いかぶさるように枝を伸ばしたヒマラヤスギは、この華僑会館と一心同体で
長い年月を過ごしてきたように感じられた。

かなり老朽化しすでに閉鎖されているようだ。取り壊しが近いのかもしれない。

裏手には小さなお堂があった。異文化の中で暮らす中国出身者にとって精神的なよりどころと
なっていたのだろう。


東北大学から東北学院大学へ行こうと角を曲がったら・・・おお!!こんな古いお風呂屋が!
開福湯。


立派な唐破風。ガラス戸の向こうに暖簾が透けて見えるが、壁の汚れ具合なんかを見ると
もうやってない感じ・・・
スマホで検索してみると、やっぱりすでに廃業して10年以上経つようだ。あぁ残念。


入口脇には美しいマジョリカタイルが。。。


中はどんなだったんだろう。外観がこれだから、内部もさぞやレトロな空間だっただろう。
あぁ、入りたかったなぁ。



お風呂つながりで、前日入りに行った秋保温泉の共同浴場を紹介。


秋保温泉は仙台から行きやすい人気の温泉地で、日帰り入浴のできる宿泊施設はたくさんあるが、
公衆浴場はここだけである。


私が雨の中を夕方からバスで1時間かけて入りに来て、そして上がったあとすぐまた
バスで仙台へ帰るとは、誰も思ってもいないだろうな。
ほんとはこの温泉地に泊まろうかとも考えたのだが、フットワークを考えて仙台駅近くに
宿を取ったのだ(苦笑)。


脱衣所も浴室も簡素なつくりで、浴槽は4~5人くらい入ればいっぱいになりそうなサイズ。
入ると結構熱め。ちょくちょく上がって冷まさないとのぼせてしまう。それなのに地元の
おばちゃんたち、「今日はぬるいねぇ」などと話している。いやいや、このぐらいが限度・・・


来る途中にバスの窓から見えた車両は旧仙台市電のものと、壁に貼られたマップで判明。
秋保電鉄ってのがここまで走ってたのかぁ~

しかし気持ちよかったぁ~。帰りのバス停でもひどい雨だったけど、来てよかった。。

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