まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

東高洲橋から

2010-09-20 03:56:41 | 川・橋・船
連休の中間日の今日は久しぶりに近場でうろついてきた。
少し前になるが、Aさんから東高洲橋の架け替えの予定があるらしいと知らせを頂いたので
それからずっと気になっていて、様子を見に行こうと思い立ったのだ。

阪神尼崎駅からバスで10分ほど南へ下ると早くも工場地帯の中へ突入する。ん~いい感じ。
帰りは歩いて帰ろう。
さて東高洲町でバスを降りてもう少し南へ歩いて行くと、見覚えのある緑色が見えてきた。
あ!まだあるな!よかった~


橋が開く時間帯は・・・と。あ、今日は第3日曜日だな。ダメじゃん。。。
ま、橋が健在であることを確認するために来たのだから、目的は果たした。また橋が開く
時間帯を狙って見に来よう。



小1時間ほど橋の写真を撮ったあと、工場風景を楽しみながら歩いて戻る。
例によって道路の脇や道路を横断してパイプがたくさん走っている。


「ブタン門」。


敷地のフェンス沿いに植えられた柳並木は、錆びたパイプラインの直線と対照的なシルエット。
しなった枝とカールした葉が、風にゆらゆら揺れていた。


工場地帯の裏の方からコンチキチンの音が聞こえてきた。だんじりがあるようだ。
築地という場所は、運河と工場地帯に囲まれた住宅地。地図を見ると特異なロケーションに
誰でも興味がわくだろう。
尼崎城の城下町としては寛文4年(1664年)と比較的遅い時代に造られた町だとか。
今は新しい戸建住宅やマンションが広い道路に面して建ち並ぶ普通の住宅地で、
特に面白いものも見当たらない。
それでもこの小さな地区内にだんじりがいくつも出され、今も盛んに行事が行われているのを
見ると、工場地帯とは一線を画す、人間の歴史の積み重なりを感じる場所である。

さて運河を渡ったところが国鉄福知山線の尼崎港駅跡だ。ここから廃線跡をたどってみよう。

続く。

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2 コメント

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Unknown (A)
2010-09-23 23:27:19
いつも独自のアングルと文章により構成された記事を臨場感一杯に楽しませて頂いています。
丸島橋が架け替えられ、東高洲橋も架け替えられるかもしれない今、訪れてみたいと思いながら、なかなか果たせないでいます…。
また是非、機会を見つけて自分の肌で確かめたいと思っています。
架け替えられることを前提に見に行くのではなく、日常の中に溶け込んだ状態で見に行ってみたいものです。
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Aさん、 (ぷにょ)
2010-09-26 12:30:05
いつも情報ありがとうございます。
こないだはご一緒できず残念でした。
「架け替えられることを前提に見に行くのではなく、日常の中に溶け込んだ状態で」
ほんとにそう思います。
見納め、でなく、生活の一部や日常的な楽しみとして、接したいものですね。
返信する

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