高知の続き。
奈半利から少し移動して安田へ。現在は安田町まちなみ交流館 和(なごみ)となっている、旧市川医院を見に行く。
市川家は藩の御殿医を務めた家で、この建物は1913(大正2)年頃の築と伝えられている。
白い塀の向こうは、旧市川医院とつながった旧柏原邸。
道路に面した入口の小さな三角破風はまるで鳩時計のような(笑)かわいらしさ。
玄関を入ると、奥まで貫く廊下に面して、待合室、レントゲン室、診察室、処骰室(?)、と一列に部屋が並んで
いるのが面白い。中は割ときれいに改修されていて、資料など展示されている。
そして旧柏原邸へ行くには、いったん外へ出て庭から。こちらは昭和初期の築とされる近代和風住宅である。
格子の玄関戸から入る。
玄関で見上げると格天井だ。
欄間部分には組子のポイントが。ん?さっき見たのと似ているな・・・
おぉ、ここでも欄間の透かし彫りがすごい!
床の間は落とし掛けが二段構えになっているスタイル。それにしても柾目の材の長いこと!
書院も細かい組子の格子と、大胆な松の木デザインの透かし彫り。
布袋さんが指をさしているデザインのちんくぐり。
各部屋の境の欄間が圧巻!木材の産地だけに良材がふんだんに使われている。
組子の欄間も。
あれっ、これもさっきの奈半利の濱田家と同じ神棚だな。
全体的に端正なつくりで、意匠も材の良さを見せるようなものとなっている。近代和風でよく見られる数寄屋風の
意匠は全くない。真っ向勝負という感じで潔い。
奈半利の濱田家といろいろよく似ているのは、やはり同じ時代に造られた家で、同じ職人衆が手掛けたのだろうな。
続く。
奈半利から少し移動して安田へ。現在は安田町まちなみ交流館 和(なごみ)となっている、旧市川医院を見に行く。
市川家は藩の御殿医を務めた家で、この建物は1913(大正2)年頃の築と伝えられている。
白い塀の向こうは、旧市川医院とつながった旧柏原邸。
道路に面した入口の小さな三角破風はまるで鳩時計のような(笑)かわいらしさ。
玄関を入ると、奥まで貫く廊下に面して、待合室、レントゲン室、診察室、処骰室(?)、と一列に部屋が並んで
いるのが面白い。中は割ときれいに改修されていて、資料など展示されている。
そして旧柏原邸へ行くには、いったん外へ出て庭から。こちらは昭和初期の築とされる近代和風住宅である。
格子の玄関戸から入る。
玄関で見上げると格天井だ。
欄間部分には組子のポイントが。ん?さっき見たのと似ているな・・・
おぉ、ここでも欄間の透かし彫りがすごい!
床の間は落とし掛けが二段構えになっているスタイル。それにしても柾目の材の長いこと!
書院も細かい組子の格子と、大胆な松の木デザインの透かし彫り。
布袋さんが指をさしているデザインのちんくぐり。
各部屋の境の欄間が圧巻!木材の産地だけに良材がふんだんに使われている。
組子の欄間も。
あれっ、これもさっきの奈半利の濱田家と同じ神棚だな。
全体的に端正なつくりで、意匠も材の良さを見せるようなものとなっている。近代和風でよく見られる数寄屋風の
意匠は全くない。真っ向勝負という感じで潔い。
奈半利の濱田家といろいろよく似ているのは、やはり同じ時代に造られた家で、同じ職人衆が手掛けたのだろうな。
続く。
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