まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

屋島山上駅

2009-04-07 00:04:04 | 建物・まちなみ
18きっぷで兄と高松へ行ってきた。
実は私は瀬戸大橋を電車で渡るのは初めてだった。いや、四国へ渡ること自体、
2度目ぐらいかもしれない。
途中の島をはるか下に見ながら、マリンライナーであっという間に海を渡った。

四国もいろいろ見どころはあるが、今回の日帰り旅の目的は屋島ケーブルの山上駅を
見に行くこと。高松駅に着いたら高徳線に乗り換えそのまま屋島まで行く。
高松駅はかつては宇高航路の発着桟橋が隣接しており、頭端型の駅の形が
四国の玄関口であったことを伝えているが、今は駅をおりても海の気配は
全く感じられない。駅は港から少し遠ざかる方に移転したようだ。

JR屋島駅から屋島の山上へ行くシャトルバスが出ている。ケーブルは2005年に
すでに廃止されている。
バスは100円。安っ!ケーブルは乗車料金いくらだったんだろう。
ケーブルが廃止されたぐらいだから寂れているのかと思いきや、意外にすごい人で、
駐車場はマイカーでいっぱい。へぇ~。四国霊場札所である屋島寺、そして水族館が
人気のようだ。


バスを降りて7~8分崖方面へ歩いたところに、駅舎はあった。ここへ来る人は
ほとんどいない。
駅前の食堂とお店はもう閉まっているが、人が住んでおられるようで、付近で子どもたちが
走り回って遊んでいた。


おお~っ。迫力がある。
四角い箱を重ねたようなコンクリート建築だが、近づくと装飾豊かだ。
軒周りに水平ラインを多用したセセッション風で、丸窓とアーチ窓がポイント的に
配置されている。


SF的な造形のアンテナがカッコイイ!




この日この時刻、屋島駅はめちゃくちゃ逆光に照らし出されていて、参った。
建物自身の陰に隠れながら撮っていたのであまり引いた写真がないなぁ。。。


半円形の張り出し、バルコニーの手すりも、徹底して幾何学模様。
今や黒ずんでいるが、建った当時は白亜のお城みたいだっただろう。


ガラス窓から中を覗くと、タイル巻きの柱が・・・2005年で時が止まっていた。


サザンカの葉陰に隠れながら。。。


そして驚いたことに、この建物の裏のホームには当時のケーブルカーの車両がそのまま
残っている!!これはまた次回に。


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2 コメント

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さすがぷにょさん (yume)
2009-04-12 12:31:15
四国への旅は期待はずれだったぁ。。 なんて嘆いていた私ですが、こんないいものがあるじゃないですか。
しかも、日帰りでこんなものが見られるんですよねぇ。
私は二泊もしたのに、何を見にいったんでしょ(汗)
さすが、ぷにょさん。。 いいものの香りがするんですね。いいものが呼んでいるんですね。

私も 早く ぷにょさんのような境地に入りたいです(笑)

この近くまで行っていたのに、スルーしてしまった事が残念。。

でも、早くも 心は 夏の青春18切符に向かっています。。
返信する
yumeさん (ぷにょ)
2009-04-13 02:11:00
お久しぶりのコメント!!うれしいです。

しかし、ほとんどこれだけのために行ったような感じです(汗)
四国はまだまだ手をつけることができてません。
そう、また次の18きっぷですね!
返信する

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